【CHAOS;HEAD】名作揃いの科学ADVシリーズはここから始まった

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好きなゲームのジャンルを聞かれた時に皆さんだったらどのジャンルを答えますか?

私はゲームジャンルでいえばアクション、中でもアクションRPGが最も好物なのですが、当然人によってはRPGシューティングアドベンチャーパズルといった風に答える人もいると思います。

どのジャンルにも名作と言える作品たちがあり、ゲーマーであれば誰もが自分の好きなジャンルではないけれど自分の中で好きな作品というのがあると思います。

アクション好きな私としても他のジャンルで好きな作品というものはもちろんあって、その代表格が5pbが送る名作アドベンチャーシリーズにして2017年冬に最新作の発売も予定されている『科学アドベンチャーシリーズ』です。

そこで今回はそんな科学アドベンチャーシリーズの魅力を改めて皆さんにご紹介するシリーズとして、まずはシリーズ第1作「CHAOS;HEAD」をご紹介したいと思います。

その名も妄想科学アドベンチャー

CHAOS;HEADは2008年4月に5pb.企画、ニトロプラス発売のWindows用のゲームとして発売されました。ジャンルは『妄想科学ノベル』です。

おや? 科学アドベンチャーシリーズ第1作なのにアドベンチャーでは無くノベル?」と感じる人も多いと思いますが、実はCHAOS;HEADは発売当初はあくまでノベルという枠組みでした。しかしこれが後の2009年に発売されるコンシューマ向け移植タイトル『CHAOS;HEAD NOAH』よりノベルからアドベンチャーへと切り替わり、『妄想科学アドベンチャー』となりました。

これが後にシリーズ化する『科学アドベンチャーシリーズ』の第1作となるわけですね。

本作は『妄想』こそが最大のキーワードとなっており、凄惨かつ不可解な事件が起きる渋谷を舞台に妄想を現実にする能力を持った『ギガロマニアックス』と呼ばれる少年少女達が陰謀に立ち向かう、というのが物語の大筋となっています。

ちなみに…

一番最初に発売されたのはPC版で美少女ゲームという事もあって勘違いされがちですが、CHAOS;HEADは18禁のいわゆるエロゲーではありません。ただ、その後のリメイク作でCERO区分が17歳以上だったり18歳以上だったりするのは過激な描写や露骨な犯罪描写がされているからになります。
エロゲー原作だと思ってうっかりファンに口を滑らしたら殴られてしまうかもしれませんよ?w

萌え? 否、サスペンスホラーです

パッと見の絵柄の印象などで本作をよくある萌え系美少女恋愛ゲームと考えてしまう人も少なからずいると思いますが、本作は割と萌えからはわりと外れた位置にある作品で、ジャンルでいったらサスペンスホラーに当たります。

ストーリー中に血もドバドバ出ますし、ちょっとした(?)グロ画像もあったりと、そっち系の耐性があまりにも無い人にはちょっと酷な作品かもしれませんね。

ニュージェネレーションの狂気

本作をサスペンスホラーとして成り立たせる大きな要因として、作中に渋谷で起こる幾つかの怪事件、通称『ニュージェネレーションの狂気』というものがあります。

ストーリーの重要な鍵として登場するのですが、それよりもやはり目を向けてしまうのが本作最凶ともいえる凄惨な現場画像です。その全てがあまりに見た目がアレなもので画像は控えさせて頂く所ですが、幾つか概要だけでも書くと…

  • 5人の高校生が飛び降り自殺をした『集団ダイブ
  • 男子大学生の遺体の胃の中から妊娠32週間の胎児の遺体が発見された『妊娠男
  • 頭部が切断され脳が取りだされていた『ノータリン

等々。この他にも幾つかニュージェネレーションの狂気と呼ばれる事件はあるのですが、残りは是非プレイして見てみて下さい。中々に凄惨ですよw

同名シリーズとアニメ展開

出典:ibikinooto

2008年のPC版の発売から2009年にXbox 360、20010年にPSP、2012年にはPS3で2014年にPS VITAと多数のプラットフォームで発売されているのに加え、2008年にはアニメも放送されているCHAOS;HEAD。

PC版の無印を抜かすと3作品ある本作ですが、それぞれご紹介していきたいと思います。

CHAOS;HEAD NOAH

2009年に発売されたXbox 360でコンシューマ向けにリメイクされた作品

以降の移植作は全てこの『CHAOS;HEAD NOAH』であり、ある意味でCHAOS;HEADといったらこの作品を指すのかもしれません。

無印との変更点としてはイベントCGの追加ヒロインのルート追加で、同名タイトル移植の際には今や当たり前と言っても良い新規OPもその都度しっかりとされています。

こちらはXbox 360版で…

こちらがPSP版…

そしてこちらがPS3版になります。

Xbox 360版とPSP版の雰囲気は『静』というイメージに対して、PS3版は『動』とも言うべきイメージでどちらかというと無印に近いのはPS3版になります。いずれも好みが分かれると思いますが、個人的にはPS3版のOPが一番好みですねw

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!

2010年に発売されたCHAOS;HEADのトゥルーエンド後を描いたファンディスク…という位置付けではありますが続編と言っても問題が無いくらいに内容はしっかりと作り込まれています。

特筆すべきはやはりこれまでの雰囲気をマルっと反転したかのような世界観。

OPからしてもう180度世界観が違いますw

まさにサスペンスホラーであるCHAOS;HEADを純粋な美少女ゲームにしたような本作ですが、ただ美少女ゲーム化しただけではなく、その裏にはきっちりとCHAOS;HEADらしさがあるのでご安心をw

とはいえ本編をクリアしていないと純粋に楽しめないかと思いますので、まずは本編をクリアしてから望みましょう。

ちなみに…

このらぶChu☆Chu!のような本編の世界観を180度反転したようなファンディスクは以降の科学アドベンチャーシリーズのお決まりのような位置付けになり、2012年に発売されたシリーズ第3作『ROBOTICS;NOTES』を除いた各作品で制作されています。
しかしどうしてROBOTICS;NOTESは無いんでしょうね?

アニメ版CHAOS;HEAD

2008年に全12話で放送されたアニメ版。

基本的に本編のトゥルーエンドルートに沿ったストーリーなのですが、いかんせん全12話という尺の中では表現しきれないのか、ゲームと比較するとかなり掻い摘んだ出来と言わざるを得ません。また、TV放送の為残酷な描写も大幅にカットされており、前記の理由とも相まって初心者向けダイジェスト版と言えるでしょう。

OPを見てもらっても分かるように、絵柄も微妙に違いますね。

私も含め割と酷な評価が多めのアニメ版ですが、全体としては作品の雰囲気もしっかりとありますし、未だCHAOS;HEADに触れた事無い人はまずアニメ版を見てみると良いかもしれません。

まとめ

今やヒットコンテンツの一つとして数えられる科学アドベンチャーシリーズの原点である本作を駆け足ですがご紹介させて頂きました。

CHAOS;HEADの成功の後に爆発的なヒットとなった『STEINS;GATE』が生まれ、本サイトでもご紹介した事のある、これまでの2作品とは雰囲気を異として青春感が前面に出たROBOTICS;NOTES』。そして本作の正統続編である『CHAOS;CHILD』が発売され、2017年の冬には最新作『ANONYMOUS;CODE』が発売予定となっています。

既に本サイトでROBOTICS;NOTESについてはご紹介しておりますので、最新作が発売される冬までに残りの2作についてもご紹介していきたいと思います。

ゲームのジャンルの中でもアドベンチャーはRPGやアクションと比較するとあまり人気の無いジャンルではあるのですが、科学アドベンチャーシリーズ以外でも案外アドベンチャーというジャンルの方がアニメ化も多い為、作品認知度でいえばアドベンチャーの方が有利なのかもしれません。

もちろん好みは分かれる所ですが、科学アドベンチャーシリーズはまず間違いのないコンテンツですので、原点である本作CHAOS;HEADを未だ触れた事の無い方は、この機会に触れてみては如何でしょうか?

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