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オススメ記事 漫画

【金色のガッシュベル】オリジナルSS作品

更新日:

『金色のガッシュベル』が好き過ぎてサイドストーリーを考えてしまいました。

物語はオリジナルになります。

最初はラブコメ(清×恵)にしようと思っていたのですが、普通にバトルに発展…(おかしいなぁ…

閲覧は自己責任でお願いします。

世界観を壊す!などの懸念があるようであれば閲覧はご控え下さい!

※需要があるようなら続きを書いていきます。なければ削除してしまうかも…。

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第1章『あの戦いから1年後…。ガッシュとの再会』

ガッシュの手紙が届いてからはや1年。俺も既に高校2年だ。

時が流れるのは早い。壮絶な戦いがあった日々が嘘のようだった。

「清麿ぉ~一緒に遊ぼうぞ」「清麿ぉ~私も学校に連れてってくれても良いではないか!」「清麿!諦めてはいかぬのだ!」

そんなガッシュの声が今でも耳に残っている。

そんな事を思い出しながらある人を待っていた。
「清麿くん!お待たせ!」

清麿「恵さん!俺もさっき来たところですよ!」

恵「もお!清麿くん!二人の時は呼び捨てにしてって言ってるでしょ♪」

清麿「あ。まだ慣れてなくて…///」

恵「まあ、いいわ♪じゃあさっそく遊園地に行きましょ♪」

清麿「はい!」

そう。ガッシュとの別れの後、頻繁に会うようになっていたアイドルの大海恵と俺は付き合っている。
2歳年上のしっかりもので容姿端麗・性格良し・運動神経抜群の俺には本当にもったいない彼女だ。

恵「そういえば、清麿くん。さっき物思いにふけていたけど何を考えていたの?」

清麿「あ、別に大したことじゃないですよ!」

恵「もしかして~別の娘の事でも考えてたのかなぁ~?」

恵さんがジトーっと見てくる。
付き合って以来、ヤキモチを妬いてくれる。山中達が知ったら殺されるな…。

清麿「ガッシュの事を思い出していたんです。」

恵「ガッシュくんを…。懐かしいわね。もう1年経つのね。」

清麿「ええ。辛いことも多かったですが良い思い出です。」

恵「そうね。ティオ達元気してるかなぁ。」

清麿「きっと向こうで楽しくやってますよ!手紙にも楽しい事が書いてありましたし!」

恵「そうね!ティオったらガッシュくんが王様なのに全然王様らしくないっ!って書いてあったのよ(笑)」

清麿「ガッシュですから(笑)」

今でもガッシュ達の話をすると自然と笑顔になる。

恵「それに私たちがこうして出会えたのもガッシュくん達のお蔭だしね♪」

清麿「恵さん!!////」

恵「顔真っ赤にして可愛い♪」

やれやれ、恵さんにはどうも敵わないな。

本当にガッシュには感謝してもしきれない恩がある。
こうして普通以上の生活が出来るようになったのもガッシュのお蔭だしな。

遊園地に行くため駅に向かって歩いていると…

ピリリリリリリ

突然電話が鳴る。

清麿「もしかして事務所からじゃ…?」

恵「私じゃないわ?清麿くんじゃない?」

清麿「あ、俺だ!…ん?フォルゴレからだ?何だろ?」

清麿「もしもし?」

フォルゴレ「清麿か!私だ!絶世の美男子!パルコフォルゴレだ!」

清麿「(言わなくても分かるわ…)で、どうした?」

フォルゴレ「歌を聴きたいのか~?」

清麿「電話切るぞ?」

フォルゴレ「まあ怒るな!この嬉しさを全身で表現してるのだ!なあ!キャンチョメ!」

清麿「はいはい。……ん?キャンチョメ?」

フォルゴレ「そうとも!帰ってきたのだよ!ガッシュとはまだ会っていないのか?」

清麿「なにぃ!??ガッシュが帰ってきてる!?」

フォルゴレ「なんでも一週間限て…ブツッ」

清麿「もしもし?おーーーい?もしもしーーー?くっそ切れた!」

恵「清麿くん!ガッシュくんが帰ってきてるって!?」

清麿「ああ。本当か分からんがフォルゴレの話によるとキャンチョメが帰ってきたと言っている。もしかしたらガッシュだけじゃなくティオも…!」

恵「とにかく家に戻りましょ!また後で連絡するから!」

清麿「ああ!」

恵さんは凄い勢いでタクシーに乗り帰っていった。

清麿「こうしちゃおれん!」

俺も全速力で自宅に戻る。。

ガッシュとの再会

………
……

がちゃっ!

!?!?!?

玄関には懐かしい小さな靴が。。。

清麿「ガッシュ…ガッシュ!!!」

ガッシュ「きよまろぉおおおおおお!」

懐かしい顔が降りてくる。

清麿「おぉ!ガッシュううう」(アハハハハ的)

清麿「ごぼあああああーーー」

ガッシュの物凄いタックルが清麿を吹っ飛ばす。玄関が壊れ、外壁まで飛んだ。

ガッシュ「う、うぬ。清麿ぉぉすまぬ。力加減が分からなかったのだ(汗)」

清麿「…ガッシュぅうううう!(鬼の形相」

ガッシュ「うぬーーーうーーーー(涙目)」

ポンッ。清麿の優しい手がガッシュの頭にのる。

清麿「ガッシュ。久しぶりだな。この痛みも懐かしい。」

ガッシュ「清麿ぉ。久しぶりだのぉ!」

清麿「ああ!積もる話もあるだろうし、俺の部屋へ!」

ガッシュ「うぬ!」

………
……

ガッシュの話によると、どうやら1週間限定で人間界に帰ることが許されたらしい。
なんでも人間界に帰りたいと願う魔物たちが協力して転送装置を完成させたとか。

ガッシュ「それにしても懐かしいのお!清麿の部屋!」

清麿「1年以上経ってるからな。どうだ?王様の仕事はしっかりやってるか?」

ガッシュ「う、うぬ。何とかやってるのだ。」

清麿「まあ焦らずガッシュの思うようにやればいいさ!お前が決めたことには誰も文句は言わないだろう。」

ガッシュ「うぬ!」

ガッシュ「あ、そうだ。これを渡しておくのだ。」

清麿「これは!赤い本!」

ガッシュ「うぬ!1週間後には消えてしまうがパスポートのようなものなのだ!昔みたいに呪文も唱えれば使えるぞ!」

清麿「なるほど!そういう仕組みか!だけど戦いがないのに本があってもな(笑)」

ガッシュ「うぬーー?よく分からぬが、なんでも残り2日前には凄いイベントがあるらしいのだ。」

清麿「凄いイベント?」

ガッシュ「うぬ。私も詳しくは知らぬが父上が言ってたのだ。」

清麿「なんか、嫌な予感しかしないが…」

ガッシュ「う、うぬぅ。」

ピリリリリリリ

清麿「お、恵さんからだ。」

ガッシュ「恵か!懐かしいのぉ。」

清麿「もしもし?」

恵「清麿くん?やっぱりティオが帰ってきてたわ♪」

清麿「ええ!なんでも1週間限定とかで…俺もガッシュと会えましたよ!」

恵「よかった♪それでね、今日は1日ティオと一緒に居たいと思っているの。」

清麿「もちろん!遊園地はまた今度にしましょう!」

ガッシュ(清麿ぉー遊園地とは何のことなのだ???)
清麿(電話中だから離れろぉ!)

恵「助かるわ♪ありがとう。その代わり明日行かない?」

清麿「え?でも明日は撮影があるって…」

恵「実は1週間しかティオと一緒に居られないって聞いて、急遽休み取っちゃった♪」

清麿「ええぇ!大丈夫なんですか?」

恵「いいのよ♪こんな大切な時に働いてなんかいられないしね♪うーんと楽しまなくちゃ♪」

トップアイドルなのに、押しの強さは尋常じゃないなw。

清麿「ええ!じゃあ今日と同じ時間に待ち合わせで!」

恵「お願いね♪あと昔みたいにガッシュくんとティオと4人で行きたいと思っているんだけど…」

清麿「もちろん!ガッシュも遊園地と聞いて落ち着きがなくなっているので(笑)」

恵「ありがと♪愛情たっぷりのお弁当作っていくね♪」

清麿「ありがとうございます///」

恵「じゃあ、また明日!」

清麿「はい!」

ピッ

ガッシュ「清麿!遊園地に行くのか?」

清麿「ああ!明日、恵さんとティオも一緒にな!」

ガッシュ「うぬーー!久しぶりの遊園地なのだ!もうジェットコースターとやらに乗れるかの!?」

清麿「え!?うーーん?どうだろうなぁ。(見た目的にはまだ足りない気が…)」

ガッシュ「いーや!王様になった私はきっと乗れる!明日が楽しみだのぉ♪」

まあ、そっとしておこう…。

清麿「そうだな。じゃあ、今日は久しぶりに散歩でもするか!」

ガッシュ「うぬ!」

靴を履いていると。

清麿母「はい。」

清麿「ん?なんだよこれは?」

清麿母「お弁当。お散歩行くんでしょ?せっかくガッシュちゃんが帰ってきたんだもの!お弁当ぐらい持っていきなさい」

ガッシュ「母上殿!ありがとうなのだ♪うぬーーー!この匂いはブリかの!?」

清麿母「そうよ♪ガッシュちゃん大好物のブリテリ♪」

ガッシュ「うぬーーーーー!!!」

清麿母「夕食はごちそうにするから、早く帰ってらっしゃいねーー」

ガッシュ「分かったのだ♪」

清麿・ガッシュ「行ってくるーー!(行ってくるのだー)」

清麿母「いってらっしゃいー!」

清麿「さて、どこいこうか?」

ガッシュ「清麿の学校へ行きたいのだ!」

清麿「学校って高校か?」

ガッシュ「清麿が卒業式とやらをした学校なのだ!」

清麿「中学か~卒業以来行ってないけど…」

ガッシュ「うぬ!私と清麿の思い出がたくさんある場所だからの、もう一度見ておきたいのだ!」

清麿「…そうか。よし!いくか!」

ガッシュ「うぬ!」

…中学へ到着

清麿「懐かしーなぁー!」

ガッシュ「うぬー!ちっとも変っておらぬのだな!」

清麿「まだ1年ちょっとしか経ってないけど、すごく懐かしく感じるのはなんでだろうな。」

ガッシュ「私たちの思い出が詰まっておるの!清麿ぉ!中へ入ろうぞ!」

清麿「おう!」

…卒業生だと分かると快く迎え入れてくれた。そして屋上へ

ガッシュ「屋上に到着!!……ここは…清麿!」

清麿「ああ!最初に本の謎に気づいて、呪文を唱えた場所だ。そして、ガッシュの優しさを感じた場所でもある。」

ガッシュ「正義の味方作戦だな!」

清麿「そうそう。そんな作戦名だったな!(笑)ガッシュと出会い、俺は変れた。本当にありがとう。」

ガッシュ「うぬ。なんか照れるのだ!私も清麿と共に過し成長できた。本当に感謝しておるのだ。」

清麿「ガッシュ…。」

感動していると…

???「ザケル」

清麿「うお!?」

ドーーーーン!!

清麿「この技は!?」

ゼオン「久しぶりだな。清麿」

清麿・ガッシュ「ゼオン!?(ゼオン!)」

ガッシュ「おぬしがどうしてここに!?」

ゼオン「なあに。軽い挨拶だ。」

清麿「挨拶?」

ゼオン「久しぶりの再会に普通じゃつまらないとデュフォーがな。」

デュフォー「清麿。答えを出す者(アンサー・トーカー)の力を失っているな。」

清麿「デュフォー。久しぶりの再会に攻撃とは。さすがに驚いた。だけど、当てる気はなかったみたいだな。」

デュフォー「ああ。挨拶だからな。それより、そんな調子じゃランキング戦で生き残れないぞ。」

清麿「ランキング戦?」

ゼオン「なんだ?ガッシュから聞いていないのか?」

ガッシュ「う、うぬ?」

ゼオン「そういえば、ガッシュは大切な説明の時に居眠りしていたな…」

ガッシュ「全く覚えていないのだ…」

清麿「ゼオン!ランキング戦とはどういうことだ?」

ゼオン「説明しないで勝っても癪(しゃく)だからな。」

ゼオン「俺たちがここに居られる時間は1週間というのは知ってるか?」

清麿「ああ。ガッシュから聞いた。」

ゼオン「ただ、1週間をのほほんと過ごす為に俺たちは送られてきた訳ではない。ちゃんとした目的がある。」

清麿「目的?」

ゼオン「王を決める戦いで肉体的にも精神的にも俺たちは成長できた。そしてガッシュが王になり魔界は充実し安定している。」

「だが、その反面に平和ボケなのか魔界の子供が全く成長していない。そんな現状を見かねた先代の王が1週間限定で人間界への帰還を許し、尚且つランキング戦を残り2日で実施することになっている。」

清麿「そんな重要なことだったとは…。てっきり人間達との再会が目的かと。。。」

ゼオン「まあ、そんな思いもあるだろうがな。しかし優勝者には更に1か月の滞在が認められる。」

清麿「なにい!?ガッシュ!?なんでこんな重要な話を聞いていないんだ!」

ガッシュ「すまぬのだーー!(涙)」

ゼオン「それと、人数が多い為2人1組のタッグ戦になるそうだ。今日からの5日間で人間との連携を思い出し、パートナーを見つけ、修行する必要がある。流暢(りゅうちょう)に散歩なんかしている場合じゃないぞガッシュ。」

ガッシュ「うぬぅ。」

ゼオン「ガッシュ。俺はお前と全力で戦いたい。今度こそちゃんとした形でな。おそらく他の連中も同じだろう。期待外れの無様な姿だけはさらすなよ。王らしく強くあれ。」

ガッシュ「うぬ!ありがとうなのだ!ゼオン。」

ゼオン「ふん。また5日後に会おう!行くぞデュフォー。」

デュフォー「ああ。清麿、これを渡しておく。」

清麿「これは…?」

デュフォー「これで答えを出す者(アンサー・トーカー)は復活する。」

清麿「デュフォー。。すまない。」

デュフォー「礼はいい。ゼオンのガッカリする姿が見たくないだけだ。」

ゼオンと共に消えるデュフォー。

清麿「ガッシュ。」

ガッシュ「うぬ!分かっておる。修行するのだな!」

清麿「ああ!久しぶりに俺たちのコンビネーションを試そう!」

ガッシュ「うぬ!」

………
……

岩場で修業を終えた二人。

清麿・ガッシュ「ただいまー。」

清麿母「おかえりー!あら!こんなに汚れて―。先にお風呂入ってらっしゃい。」

ガッシュ「うぬ。」

お風呂…

ガッシュ「清麿ぉ。」

清麿「ガッシュ。言うな。」

ガッシュ「ダメなのだ、、」

清麿「ああ。全くダメだったな。息が合っていない…」

ガッシュ「うぬぅ。私がもっと清麿と息を合わせていれば…」

清麿「いや!ダメなのは俺だ。体力も落ちてるし、指示もできず、予測が全くできない。。」

ガッシュ「このままではいかぬのだ…」

清麿「だな。」

そう。岩場の石を壊し、細かい石を弾丸にみたてて攻撃する修行をしたが全くダメだった。
ガッシュの息が全く合っていない。
これじゃあランキングは愚か、初戦すら危うい。
修行しなければ…

……

---夕食後、清麿の部屋にて---

清麿「とりあえず、明日の遊園地はやめるか?」

ガッシュ「いや!それはダメなのだ!恵とティオは絶対楽しみにしてるのだ。悲しましてはいかぬ。」

清麿「…。そうだな。明日は行こう。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「電気消すぞーー」

ガッシュ「うぬ。おやすみなのだ。」

清麿「おやすみー。」

…パチッ。…就寝

 

第2章『恵・ティオとのデート編』

キャンチョメ「ガッシュ。王様なのに初戦敗退とか、お前ボクよりずっと弱いじゃないか。」

コルル「ガッシュ。優しい王様は強くなきゃいけないの…。」

ティオ「ガッシュってそんなに弱かったの?泣き虫ガッシュ!」

ブラゴ「腑抜けが。全く相手にならん!」

ゼオン「ガッシュ。ガッカリしたよ。」

父上「初戦敗退の王様など聞いたことない。王様の地位は別の者とする。」

ガッシュ「うぬぅ。うぬーーーーーー!!!」
ガッシュ「っは!?…夢…か…嫌な夢だの。。」

時間は5時。起きるにはまだ早い時間。だが、清麿の姿がない。

ガッシュ「???」

窓の外を見ると、清麿らしき姿が。ガッシュも外へ出る。

ガッシュ「清麿?」

清麿「ああ。ガッシュ。悪い。起こしたか?」

ガッシュ「いや、私が勝手に起きただけなのだ。」

清麿「そうか。」

ガッシュ「うぬ。清麿は何をしておるのだ?」

清麿「ああ。デュフォーに貰った修行の紙をみて実践してるんだよ。時間もないし、ガッシュに迷惑かけたくないしな。」

ガッシュ「水臭いではないか!私も一緒に修行するぞ。」

清麿「いや、まずは俺の指示がしっかりしない限りガッシュも混乱してしまう。俺が戦闘を思い出さないとダメなんだ。」

ガッシュ「しかし、私も何かしないと落ち着かぬのだ。」

清麿「大丈夫。明後日にはトレーニングできるよう準備してある。」

ガッシュ「そうなのか!?」

清麿「焦る気持ちも分かるが、俺たちは俺たちのやり方でやっていこう。」

ガッシュ「うぬ。清麿を信じるのだ。」

清麿「ああ!と、恵さん達との待ち合わせまで時間はまだある。もう少し寝てたらどうだ?」

ガッシュ「うぬ。そうするのだ。」

………
……

8時…

清麿「そろそろ、起こすか。ガッシュー!そろそろ準備しないとーってガッシュ!?!?!」

ガッシュ「ふぬぬぬぬぬ」

清麿「何やっているんだ?」

ガッシュ「せめて体を鍛えるトレーニングをと思って片手で体を支えているのだ。」

清麿「部屋に戻ってからずっとやっていたのか?(汗)」

ガッシュ「当たり前なのだ――!私は王様なのだ。しっかりせねばならぬ。」

清麿「はぁー。。。まあお前らしいな。そろそろ準備しろよー」

ガッシュ「うぬ!」

……………
………
……

待ち合わせの駅。

ガッシュ「恵たちはまだかのぉ。」

清麿「まだ20分前だぞ(笑)俺たちが早すぎたんだよ。」

ガッシュ「うぬ。しかし早くジェットコースターに乗りたいではないか!」

清麿「はいはい。」

ティオ「ガッシューーーーーー!!清麿ぉーーーーーーー!!」

ガッシュ「うぬ!ティオと恵なのだ!」

清麿「ティオ!久しぶり!」

ティオ「清麿!久しぶりね!」

ガッシュ「恵!久しぶりなのだ!」

恵「待たせてごめんね!ガッシュくん!久しぶり♪」

清麿「いえ!俺たちもさっき着いたところですから!」

恵「良かった♪」

清麿「恵さん達も早いですね!」

恵「ティオが早く行きたいって急かすのよ(笑)」

ティオ「だって!ジェットコースターに乗れるかもしれないじゃない!」

清麿「(ティオ…お前もか…(笑汗)」

ガッシュ「おお!ティオも乗るのだな!私も今度こそジェットコースターとやらに乗ってみせるのだ!」

ティオ「ガッシュはまだお子様だから無理じゃないのー」

ガッシュ「なにをいうか!王様になって私は成長したのだ!」

ティオ「王様になってもちっとも変ってないくせに…」

ガッシュ「ぬぅーーーー」

ティオ「なによ!」

恵「まあまあ。二人とも!とりあえず遊園地に向かいましょ♪」

ガッシュ「うぬ♪」

ガタンゴトン。ガタンゴトン。

清麿「ふぁ~。(思わずあくびが出る)」

恵「清麿くん眠そうね?大丈夫?」

清麿「あ、すみません。。(隠れてしたのに汗)」

恵「昨日遅かったの?」

清麿「ちょっと早起きして…」

恵「もしかして後半にあるランキング戦が関係してる?」

清麿「ええ。ガッシュと久しぶりにコンビネーションしたらダメダメで…。正直凄く焦っているんです。」

恵「清麿くんとガッシュくんなら大丈夫。」

清麿「え?」

恵「私は1年前の二人をずっと見てきたから。今回もきっと大丈夫よ♪二人なら絶対に乗り越えられる。」

清麿「恵さん。。」

恵「彼女の言葉を信じなさい!!」

清麿「恵さん!!?////」

恵「ふふふ。」

ティオ「あーあー。見せつけちゃってくれるわね~。さっすが愛し合う二人ね」

清麿「ティオまで(汗)」

ガッシュ「うぬ?恵とは私も仲良しなのだ!」

ティオ「バガッシュ!二人は恋人同士なのよ!?」

ガッシュ「コイビト?それは新しい魚かの?」

ティオ「もーーー!どれだけバカなの!恋人ってお父さんとお母さんに近づいてるってことよ!」

ガッシュ「父上と母上にか!?では清麿と恵には子供がおるのか!?」

ティオ「そうよ!」

清麿・恵「いやいやいや!まだ早い!」

ティオ「そうなの?でももうすぐでしょ?」

恵「赤面//////」

清麿「まあ、そのうち(汗)」

ティオ「ふーーーん。」

恵「…そういえばタッグ戦のパートナーは決めた?」

清麿「それなんですけど、恵さん達にお願い出来ないかと思ってて…。」

恵「私たち!?私たちは大歓迎だけど…イイの?」

清麿「え?」

恵「だって私たちじゃあ十分なサポートは出来ないと思うし、、シェリーさんとかの方が良いんじゃないかと思ったんだけど…」

清麿「確かにシェリー・ブラゴ達とは前の戦いでコンビネーションはある程度分かっているけど、恵さん達も十分な戦闘能力を持ってると思いますよ。」

清麿「あの戦いだって初期の頃からずっとタッグを組んできたんです。恵さんとティオが居ればランキング戦も安心できます。」

恵「清麿くんがそこまでいうなら…ねぇティオ。」

ティオ「ガッシュと組むの!?///」

ガッシュ「ダメかの?」

ティオ「……ダメなわけないじゃない!ガガガガッシュの力になってあげるわよ。」

ガッシュ「うぬ!よろしく頼むのだ!」

清麿「ありがとう!」

恵「ううん。こちらこそ♪」

次は~モチノキ遊園地前~モチノキ遊園地前~

清麿「次だ!降りる準備しろ~」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ガッシューーー!走るなよ~!!」

ダダダダダダダダダ

清麿「まったく…」

恵「いいじゃない♪久しぶりの遊園地だもの。」

清麿「そうですね。あれ?ティオは?」

恵「ティオならガッシュくんより早く向かったわよ(汗)」

清麿「あいつら…。」

恵「ふふふ。」

がしっ。腕を組まれる

恵「ほら。彼女と遊園地に来てるんだから楽しみましょ♪」

清麿「わわ。///ちょ、うで…」

恵「いいから♪いいから♪」

アイドルと腕を組んでデートなんて…。山中達に見られたら…ゾッとするな。。。

清麿「ガッシュ達どこいった?」

恵「広いし見つかりにくいと思うから、私たちも回りながら探しましょ♪二人には悪いけど二人っきりのデートも楽しみたかったし♪」

清麿「…////」

恵「どうしたの?」

清麿「恵さんって恥ずかしいこと平気で言いますね(笑汗)」

恵「そう?清麿くんは私と二人は嫌?」

ちょっと拗ねた感じで聞いてくる。アイドルのこんな顔をみられる俺は幸せ以外の何ものでもない。

清麿「嫌なわけないじゃないですか。恵さんと二人っきりなんて幸せですよ///」

恵「ふふ。合格♪」

やれやれ(笑)本当にこの人はたくましいわ。

清麿「…とりあえず乗り物に乗りますか!まずはどれ乗りますか?」

恵「最初は軽くアレなんてどうかしら?」

…海賊船?バイキングか。

清麿「よし!いきましょう!」

…いざ。

バイキングは大きく揺れだした。

恵「そんなに怖くないし、風が気持ちがいいわね♪」

清麿「ええ。バイキングで正解だなぁ~…ん?」

バイキングがだんだんスピードを上げ、大きく揺れだした。

清麿「なんか、さっきより角度が…既に直角に近いんだけど…」

恵「そ、そうね。意外と軽くないかも…」

ぐーーーん。ぐーーーーーーーん。ぐーーーーーーーーーーーん。

おいおいおいおい。このスピードじゃあ…

ぐるんっ!

清麿・恵「うわっ!(きゃっ)」

勢い良くバイキングは一回転した。そのままスピードが落ちることなく10回以上回り続けた。

清麿「ぐでーーー。」

恵「ごめんね。清麿くん。まさか、一回転するとは思わなかったわ。」

清麿「いえ。俺も予想していなかったので(汗)恵さん強いですねぇ。あんなに回転したのに何ともないんですか?」

恵「私はダンスレッスンで回転には慣れてるの。清麿くんは休んでて♪飲み物買ってくるわね♪」

タッタッタ。

清麿「本当、出来た彼女だよなぁ。俺もしっかりしないと…。」

うぬーーーーーーーぬぅーーーーー
遠くからガッシュらしき声が聞こえる。

ガッシュ?「ジェットコースターに乗らせてほしいのだぁ~(涙)」

係員「ごめんねぇ。僕。身長が少し足りないからもう少し大きくなったらまた来てね。」

ガッシュ「うぬーーー!お願いなのだ!一回で良いのだ(涙)一生のお願いなのだーーー」

係員「困ったわねぇ」

telio

ティオ「ガッシュ!こうなったらタンコブよ!これで殴って!」

すかさず係員がティオのハンマーを奪う。

係員「だめだよー。可愛いお嬢ちゃんがこんな危ないモノ持ってちゃー!」

ティオ「あー!返しなさいよー!これでジェットコースターに乗るんだからーーー」

ガヤガヤガヤガヤ
ガヤガヤ
ガヤガヤ

清麿「なんか騒がしくなってるな(汗)」

まだ、恵さん来ないよな。しょうがない。行くか。

清麿「ガッシュ~ティオ~」

ガッシュ「うぬ?清麿~~聞いてほしいのだーー」

ティオ「清麿ー!ちょっと聞いてよー!」

清麿「分かった。分かった。別の絶叫に乗ろう。」

ガッシュ・ティオ「えーーー!!!」

他の絶叫マシーンがどんなに凄いか説明する…

…………
………
……

ガッシュ「そのバイキングとやらも面白そうなのだ!」

ティオ「船長になれるのね。それも面白そうね!」

清麿「良かった(汗)」

ティオ「そういえば、恵はどこいったのよ?」

清麿「飲み物買に行ったきり帰ってこないなぁ。どうしたんだろ?」

きゃーーーーーーーー

清麿「なんだ!?」

ガッシュ「清麿!!」

清麿「ああ!いくぞ!ガッシュ!」

……

ティオ「恵!?!?」

恵さんが複数の男に捕まっていた。一人の男の手には拳銃が。

清麿「恵さん!?」

ザケルで…いやだめだ。爆発で恵さんも巻き込まれる。
ラウザルクで…ダメだ。呪文を唱えた時の光で怪しまれる。
ティオのバリアで恵さんを守るのが一番確実だが…。くっそ!

ガッシュ「清麿ぉ!恵が!」

清麿「分かってる!くっそ!」

ガッシュ「私が敵に気づかれぬように近づくのだ!」

清麿「ダメだ!敵が何人いるかも分からないのに危険すぎる!」

ガッシュ「しかし!」

ティオ「恵ぃ!!」

犯人「おら!見せ物じゃねーぞ!ささっと今日の売り上げを持ってこねーか!さもないと、この女の命はない。」

恵「(っく。縛られてなきゃ投げ飛ばしてやるのに!)」

犯人「下手なこと考えるんじゃねーぞ。それにしても可愛い姉ちゃんだな。少し遊んどくか―。」

恵「いやっ!」

犯人に奥の建物に連れて行かれそうになる。

清麿「くっそ!!!!恵さん!(俺が!絶対に助ける!!)」

…………
………
……

なんだ。頭に急にイメージが流れ込んでくる。
この感じは!?

kiyomaro

清麿「ティオ!!今すぐ本を俺に渡すんだ!早く!」

ティオ「え!?はいっ!」

清麿「手を前に!」

ティオ「はい!(この感じは!?)」

清麿「セウシル!

恵さんのみ覆う。

犯人「なんだ!?こいつは!ドンっ!ドンっ!銃が!?」

清麿「ガッシュ!!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ザケルーーーーー!!!

ドーーーーーーン!!

犯人「ぐっ。どさっ。」倒れ込む。

清麿「恵!!!大丈夫か!?怪我は!?」

恵「大丈夫。////それより、清麿くん…近いわ////」

清麿「あ。。。!?!?!ごめん(汗)」

恵「ううん。ありがと..////(いま名前呼んでくれた?///)」

ティオ「恵ぃーーー!!よかった無事で!」

恵「ティオ!ありがと♪急に変なことに巻き込まれちゃって…。心配かけてごめんね。」

ティオ「無事ならいいのよーーー(涙)」

ガッシュ「無事でよかったのだ。。」

ティオ「清麿!さっきのどういうことよ!?なんで清麿が私の呪文を使えたの!?」

清麿「ああ。さっき一瞬だが答えを出す者(アンサー・トーカー)の力が戻った。その時に分かったんだ。」

清麿「後で説明する。とりあえずここを離れよう。」

恵「そうね。」

ガッシュ「うぬ!」

…ガッシュ達はトイレに向かった。

清麿「はい。恵さん。」

恵「ありがとう。清麿くん。」

恵さんに飲み物を渡す。

清麿「本当に無事でよかった。」

恵「ごめんね。心配かけて。でも助けてくれて、心配してくれて凄くうれしかった。」

清麿「そんな…。当たり前ですよ。」

恵「それに名前、呼び捨てにしてくれたしね♪」

清麿「え!?いつ!?」

恵「真っ先に駆け寄ってきてくれた時に。ずっと呼び捨てでも良いのよ♪」

清麿「それは…///恥ずかしくて///」

恵「ふふふ♪いつか呼んでね♪っちゅ。」

清麿「め、め、恵さん!?////」

不意打ちでほっぺにキスされる。

恵「助けてくれたお礼♪」

清麿「////」

ガッシュ「きよまろーーーーー!怪しいモノがいないか確認してきたのだ!ん?どうしたのだ清麿?」

清麿「い、いや!なんでもない。」

ガッシュ「そうなのか?熱でもあるかのように真っ赤だぞ。」

清麿「いや!さっきの戦いでな!久々だったから緊張したんだ(汗)」

ガッシュ「う、うぬ?そうなのか?」

恵さんが横で笑っている。全くこの人は。まあそこが可愛くもあり、良い所なのだが。。

ティオ「清麿!それよりさっきの!説明しなさいよね!気になるじゃない!」

ガッシュ「うぬ!そうなのだ!なぜティオの本が読めるのだ?」

清麿「ああ、そうだな。恵さん、この赤い本見てもらえますか。」

恵「ガッシュくんの?うん。」

パラ……

恵「読める。。。最初の文字だけ。。。いつも清麿くんが唱えてる呪文だわ。」

清麿「ガッシュ。上を向け。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「恵さん。気持ちを入れて呼んでみて下さい。」

恵「ええ。…ザケル」

ドガーーーーーー!!!
小さいが電撃は空高く打ちあがった。

ティオ「ええ!?恵もガッシュの呪文使えるの!?」

ガッシュ「どういうことなのだ!?!?ワタシはますます訳が分からなくなったぞ…」

清麿「俺もさっき発動した答えを出す者(アンサー・トーカー)で分かったんだが、どうやらタッグを組んだ相手の本は読めるようになるみたいだ。
俺たちが電車で決めたタッグの話。お互いがお互いを認識した上で同意した。その時に契約されたんだろう。
俺もティオの本は"サイス"、"セウシル"しか読めないし威力も弱い。
恐らくタッグ戦で息を合わせる毎に読める呪文も増えていくはずだ。」

恵「すごい…。」

清麿「これが今回のランキング戦の新しいルールでありキーポイントにもなるだろう。」

ティオ「ってことは清麿が私のパートナーでもあるってこと!?////」

清麿「まあ、そうだな。むしろ俺たち4人がパートナーだな!」

ガッシュ「うぬ!ますます修行しなくてはならなくなったの!」

清麿・恵「ああ!(そうね!)」

ピリリリリ…ピリリリリ…ピリリリリ…

ティオ「電話鳴ってるわよ!」

清麿「…俺だ!…もしもし?」

??「ハッハッハ!私は何でも知っているなぞなぞ…」ピッ。

思わず電話を切る。

ピリリリリ…ピリリリリ…ピリリリリ…!!!

清麿「なんだよ!?」

ナゾナゾ博士「ひどいな~清麿くんは~せっかく久々の再会を祝って楽しく電話しているのに。」

清麿「こっちは全く楽しくない。要件はなんだ?」

ナゾナゾ博士「既に知っていると思うが、、ランキング戦の話だ。」

清麿「ああ。ナゾナゾ博士は誰と組むんだ?」

ナゾナゾ博士「それは、ひ・み・つ。」

清麿「は?」

ナゾナゾ博士「はっはっは!当日のお楽しみというやつさ!清麿くんはアイドルの子と組むんだろ?」

清麿「なぜそれを!?」

ナゾナゾ博士「はっはっは!私は何でも知っているナゾナゾ博士だからさ!(さっすが博士~)」

遠くでキッドの声が聞こえる。

ナゾナゾ博士「それより、ランキング優勝者に与えられる特典については知っているかな?」

清麿「ああ。追加で1か月の滞在が認められるんだろ?」

ナゾナゾ博士「それは魔物の方だね。そうではなく私たち人間の方へ与えられる特典についてだよ。」

清麿「なに?人間に与えられる特典だと?」

ナゾナゾ博士「知らないのかい?てっきり清麿くんの事だからとっくに分かっているのかと思ったよ。いやーすまん。すまん。」

清麿「…(怒)」

ナゾナゾ博士「何でも知っているナゾナゾ博士が"特別に"教えてあげよう。」

清麿「…(激怒)」

ガッシュ「…き、清麿の顔が(汗)」

ナゾナゾ博士「それは、なんでも好きな願いが1つだけ叶えてもらえることだ。」

清麿「ふしゅ~~~。…なに?なんでも?」

ナゾナゾ博士「もちろん、常識的な範囲内でだがね。だが、それでも十分な特典だとは思わんかね?」

清麿「十分過ぎるだろ!魔物だけじゃなく人間の方にも特典があるなんて…」

ナゾナゾ博士「ふっふっふ。健闘を祈るよ。そうそう、トレーニングになると思ってウォンレイ達をそっちへ向かわせておる。」

清麿「ええ!?」

ナゾナゾ博士「明日到着予定だよ。では、清麿くん。ランキングで会おう!」

ピッ。

……

ティオ「ウォンレイ達が来るって!?」

清麿「ああ。ナゾナゾ博士が手配したらしい。」

恵「元気にしてるかしら。」

ガッシュ「会うのが楽しみだのう。」

清麿「あくまでもトレーニングが目的だからな!それを忘れないように!」

ガッシュ・ティオ「はーい。」

恵「清麿くん。」

清麿「どうしました?」

恵さんが小さい声で話してくる。

恵「今日、家へ来ない?」

清麿「ええ?!?!?どうして!?」

恵「変な意味じゃないの!///タッグパートナーだし、一緒にいた方が修行も捗ると思うの…」

清麿「でも、女の子の家にいったら(汗)」

確か、恵さんは独り暮らしをしているはずだ。
いくらなんでも緊張するし、それはまずい。

ティオ「いいじゃないの!来なさいよ!」

恵「ティオ!?聞いてたの?」

ティオ「清麿が大声でビックリしてれば気づくわよ。それより清麿。チームワークを上げるには一緒にいた方が効率的よ。」

清麿「…確かにティオの言う通りだが…。」

ティオ「それに二人は恋人同士なんだから!なんの問題もないわ!」

清麿「…////」

ガッシュ「私もそれがいいと思うのだ。」

清麿「ガッシュ!?」

ガッシュがいつにもなく真剣に言う。

ガッシュ「私は今回のランキング戦。王様として負けるわけにはいかぬのだ。ティオにも迷惑かけないようチームワークを少しでも上げられるのならそうしたと思っているのだ。」

清麿「ガッシュ…。ふぅ。わかった。」

いつの間にか大きくなっていたな。昔のままじゃないって訳か。(ちょっと嬉しい。親の気持ち。)

恵「じゃあ、遊園地の帰り真っ直ぐ寄って♪清麿くん達の着替えはこっちで用意しておくわね♪」

清麿「ありがとうございます!」

ティオ「じゃあ、閉園まで思いっきり遊ぶわよーーー!!!!」

ガッシュ「うぬーーーー!!!」

清麿「(大人っぽくなってたのは気のせいか…?笑)」

恵さんがまた腕を組んでくる。今度は驚かず自然に歩けた。
恐らく明日から大変な修行が待っている。
この感じも久しぶりだ。絶対にガッシュに恥を欠かせないと心に誓う俺だった。

恵さんもそんな俺に気づいたのか、腕組みをいっそう強めてきた。

きっとこの4人なら大丈夫だ。そう思った。

第2-1章『ドタバタ!タッグ修行開始!』

遊園地の閉園まで存分に遊んだ俺たちは、恵さんの家に向かう。

恵「着いたわ。ここの18階よ」

そこはオートロックのいかにも高級そうなマンションだった。

清麿・ガッシュ「おじゃましまーす。(おじゃまするのだ。)」

清麿「ひろっ!?」
恐らく4LDKはある広さだ。。

恵「ごめんねぇ。ウチのマネージャーが勝手に決めちゃって…」
ほとんど自分で決めてないのよね。。

ガッシュ「恵の家は広いのぉ。清麿の部屋とは大違いなのだ」

清麿「やかましい!」

恵「清麿くん達の部屋はここが良いかしら。」

清麿「この部屋も広い…恵さんは本当に凄いな…。自分が情けない…。」

恵「そんなことないわ。清麿くんだってとっても素敵よ♪私の彼氏なんだから自信持って♪」

清麿「恵さん…」

ティオ「あー熱い熱い!ほんと見せつけてくれるわね(笑)」

ガッシュ「うぬ!恵と清麿はとっても仲良しなのだ!それよりお腹が空いたのだ(涙)」

ティオ「もーガッシュ!2人がいい感じなんだから空気読みなさいよ!」

恵「ふふふ。すぐにご飯作るからね♪」

清麿「あ、俺も何か手伝おうか?」

恵「ううん。パッと作っちゃうからお風呂でも入ってて♪」

清麿「じゃあお言葉に甘えて…ほら、ガッシュ!風呂に入るぞ!」

ガッシュ「うぬ~」

ガサゴソ。ガサ。
脱衣所で服を脱ぐ。

それにしてもまたアイドルの手料理が食べられるとは。
お昼の弁当も絶品だったし、夜も期待できる。
ホントにスーパーアイドルだな。。俺なんかが彼氏で本当に良いのだろうか…

ガッシュ「清麿ぉ!何を立っておるのだ??早く入ろうぞ!」

清麿「ああ。悪い。」

風呂に入りながら考える。。。

ガッシュ「清麿ぉ。また難しい顔をしておるぞ。恵のことか?」

清麿「え!?あ、ああ…」

ガッシュ「清麿はもっと自信を持った方が良いのだ!私が王様になれたのも清麿のお蔭なのだぞ!清麿は凄い力を持っておる。そんな清麿に恵も惹かれたのだと思うのだ。」

清麿「ガッシュ…。お前、成長したな。」

ガッシュ「うぬ!恋愛とやらは良く分からぬが、人を好きになるという気持ちは何となく分かるのだ。私は魔界に住む魔物全員がとても好きだからの!」

清麿「そうか。」
やっぱり、大きくなったと感じたのは気のせいではなかったな。ガッシュは魔界の王様になり大きく成長している。
俺も負けちゃおれんな!

清麿「よし!ガッシュ!俺達と恵さん達で力を合わせてランキング戦、絶対に優勝してやろうぜ!」

ガッシュ「うぬ!!」

(清麿くん、ガッシュくん。着替えとタオルここに置いておくわね。)

恵さんの声がする。

清麿・ガッシュ「ああ!ありがとう!(ありがとうなのだ!)」

恵「もうすぐご飯出来るから上がってきてね♪」

ガッシュ「わかったのだー!」

ガッシュ「清麿!ごはんだぞ!早く出ようぞ!」

清麿「その前に速攻で洗ってやる。ララララララララララララ!!!!」

………
……

清麿「さっぱりした~お風呂ありがとう!」

恵「おかえりなさーい♪ちょうどご飯が出来たわ。」

清麿「すごい豪華ですね!?これ恵さん一人で?」

恵「ティオも手伝ってくれたわ♪」

ティオ「ガッシュにはこれよ!!おっとっと。」

1メートルはあろうか、ブリの兜盛りだ…

ガッシュ「うおーー!!」

清麿「ガッシュ。落ち着け。よだれが凄いぞ。」

ガッシュ「う、うぬ!しかし、お腹が空きすぎて…」

ティオ「ガッシュ落ち着きなさいよ!たくさんあるから大丈夫よ!」

ガッシュ「うぬぅ!」

恵「ふふふ♪じゃあ頂きましょ♪」

清麿「ああ!」

全員「いただきまーーーす!」

ガッシュ「ガブガブガブガブ」

ティオ「ど、どう??」

ガッシュ「とってもおいしいのだ!ティオよ!また腕をあげたの!」

ティオ「よかった…////」

恵「ふーーーーん♪ティオも隅に置けないわね♪」

ティオ「め、恵ぃ////」

清麿「良かったな♪ティオ。」

ティオ「清麿までぇ////」

ガッシュ「ガブガブガブガブガブガブガブガブガブ」

清麿「ガッシュ…少しは味わって食べろよな(汗)」

ガッシュ「ガブガブガブガブガブガブガブガブガブ」

清麿「…全く聞いとらん。」

恵「よっぽどお腹が空いていたのね。たくさん作ったからお腹いっぱい食べてね♪」

清麿「ありがとう!それにしても本当に恵さんの料理はおいしいですよね。」

恵「ありがと♪」

ティオ「絶対、良いお嫁さんになるわよ!清麿良かったわね!」

恵「ティオ!?////」

ティオ「だって本当のことだもん。」

清麿「ああ。俺には勿体ないよ」

恵「もお////早く食べましょ!」

清麿「ああ!」

………
……

全員「ごちそうさま~」

清麿「二人ともありがとう!本当においしかったよ!」

ガッシュ「うぬ!お腹いっぱい食べれて満足なのだ!」

恵「どういたしまして♪」

清麿「片付けは俺らでやっておくから、今度は恵さん達がお風呂入りなよ。」

恵「そう?じゃあお言葉に甘えちゃおうかしら♪」

恵「ティオ。一緒に入りましょ♪」

ティオ「うん。ガッシュ!絶対!!お風呂場きちゃダメだからね!」

ガッシュ「う、うぬぅ…?(汗)」

清麿「ガッシュ、洗うの手伝ってくれ」

ガッシュ「うぬ!」

さて、明日はウォンレイ達が来るんだったな。ナゾナゾ博士もいきなり凄い人を手配する…。
だが実戦で訓練した方が確実なのは確か。
俺も気を引き締めないと。

清麿「ガッシュ。後は拭くだけだから頼めるか?」

ガッシュ「うぬ!任せるのだ!」

清麿「サンキュー!」

清麿「さて。」

ペンと紙を取る。
答えを出す者(アンサー・トーカー)が安定しない今、戦いをイメージするしかない。
ガッシュの動き、恵さん達の動き。
そして新たなルールであるタッグパートナーの呪文の詠唱。
恐らくこれが一番カギとなるな。。。
誰が誰と組むのか。
それだけでも分かれば対策が打てるのだが、、、仕方ない。

タッグパートナーの詠唱は相手の本に触っているのが条件だ。だが、戦いの中でそんな簡単に触れるとも思えない。
これは思ってたよりハードルは高いかもしれないな。。。

そんな事をずっと考えていた。

……………
…………
……
…ZZZZzz

清麿「は!?」

恵「あ。」

清麿「恵さん。あれ?あ、寝てたのか。」

恵「ごめんなさい。起こしちゃって。」

清麿「いえ!…寝てしまってすみません!」

恵「ううん。いいの。清麿くんの力になれなくてごめんね。」

清麿「え!?何言ってるんですか!!恵さんは十分過ぎるぐらい俺の力になってくれていますよ!」

恵「ランキング戦の作戦考えていたのよね?」

清麿「ええ。」

恵「私ね。タッグを組むって決まってからずっと考えていたの。何か清麿くんの力になれないかなって。」

清麿「え?」

恵「私は清麿くんみたいに頭も良くないし、力もない。でも支えにはなれると思うの。ガッシュくんやティオも同じ気持ちのはず。」

清麿「…」

恵「だからね。一人で考え込まないで。一緒に考えましょ。チームなんだから♪」

清麿「…そうですよね。」
バカだった。俺は。
答えを出す者(アンサー・トーカー)がある俺が引っ張っていかなきゃっていう考えが先行して仲間を見失っていた。
本当に大切なことは傍にあったのに。。

清麿「ガッシュたちは?」

恵「もう寝てるわ。」

清麿「俺、間違ってました。恵さん。。ありがとう。。」

恵「うん♪」

恵さんが頭を肩へもたれてくる。

恵「皆で力を合わせて、ランキング戦。勝ち進んでいきましょ。」

清麿「ええ!」

恵「それじゃあ、もうこんな時間だし明日に備えて寝ましょ。」

清麿「おお。もう夜中の2時か。明日はウォンレイ達がくるのに(汗)早く寝ないと。」

恵「また明日ね♪おやすみなさい。」

清麿「はい。おやすみなさい。」

寝室に入る。

既にガッシュが寝ていた。

ガッシュ「寝言(清麿ぉ~ティオ達と協力して勝つのだー)むにゃむにゃ。」

清麿「ふっ。ああ。ガッシュ。力を合わせて頑張ろうな。おやすみ。」

……………
…………
………
……

ガッシュ「清麿ぉ~。清麿ぉ~。起きるのだー。」

清麿「んぁ?。ああ。朝か。…おはよう。」

ガッシュ「うぬ!おはようなのだ!」

時計を見る。
清麿「8時か。ちょっと寝過ぎたかな?」

ガッシュ「そんなことないのだ。ティオはまだ寝ておるぞ。」

清麿「そうなのか?恵さんは?」

ガッシュ「恵は私より先に起きていたのだ。今は朝食を作ってくれておる。」

清麿「アイドルなのに…さすが過ぎる…。俺も手伝わないと。」

ガッシュ「うぬ!」

……

清麿「おはようございます。」

恵「あら。清麿くん。おはよう。」

清麿「すみません。恵さんも昨日遅かったのに、朝食の支度まで。」

恵「いいのよ♪気にしないで♪早起きは慣れてるから♪それにガッシュくんが手伝ってくれたから大丈夫。」

清麿「ありがとうございます。あ、何か手伝いますよ!」

ガッシュ「私も手伝いの続きをするのだ!」

恵「じゃあ、お言葉に甘えて。清麿くんはこっちをお願い。ガッシュくんはティオを起こしてきてもらえる?」

ガッシュ「分かったのだー!」ッダッダッダッダ。

清麿「大丈夫なんですか?女の子の部屋に入って。」

恵「いつも私が起こしてるし…ダメかしら…?」

遠くで声が聞こえる。

ガッシュ「ティオーー!朝だぞー起きるのだぁー」

ティオ「…(まだ眠いのよぉ。恵ぃ。)」

ガッシュ「私はガッシュなのだ!起きるのだ―!」

ティオ「(ん?…)ガッシュ!?!?!?なんであんたが私の部屋に居るのよ!?」

ガッシュ「そ、それは起こしにきたのだ!」

ティオ「きゃーーー!もう!私、パジャマなのよ!さっさと出て行きなさいよーー!!」
ドガッバゴッ!
ギギギギギギギ

ガッシュ「落ち着くのだーー!う、うぬーーー!!ぐぇええええええ。」

恵・清麿「…(汗)」

ガッシュ「ぅ、ぅぬう。」

清麿「だ、大丈夫か?」

ガッシュ「首が…とれるかと思ったのだ。。」

清麿「(ティオも思春期なんだなぁ。)」

恵「ごめんねぇ。前は早起き良くしてたんだけど、魔界の生活に慣れてたせいか昨日もなかなか起きなくて(汗)」

ガッシュ「うぬう。」

清麿「と、とりあえず朝食出来たんでティオが来たら皆で食べちゃいましょ。」

恵・ガッシュ「そうね。(うぬ。)」

………
……

4人「いただきまーす。」

ティオ「まったく。ほんとガッシュは女心が分かってないんだからー!女の子の部屋に勝手に入っちゃダメなのよ!」

ガッシュ「うぬう。すまぬのだ。」

恵「私がガッシュくんに頼んだのよ。ごめんね。ティオ。」

ティオ「恵は悪くないわ!ガッシュが次から気を付けてくれればいいのよ。」

ガッシュ「気を付けるのだ。」

清麿「ははは。さあご飯冷めちゃうから早く食べよう!」

ティオ「そうね。」

ガッシュ「うぬ!」

恵「清麿くんが作ってくれた卵焼きおいしい!清麿くん料理出来るのね!」

清麿「本当に簡単な料理ぐらいなら…。恵さんにはとてもかないませんが。。。」

恵「清麿くんがおいしいって食べてくれるから、上達できるのよ♪」

清麿「はは////」

ガッシュ「うぬ!本当に朝からおいしいのだ!」

ティオ「たくさん食べて、たくさん修行しましょ!」

ガッシュ「うぬ!」

朝食も片付き、出かける準備をする。

清麿「みんな。出かける前に一つ聞いてほしい。」

恵「清麿くん?」

ティオ「どうしたの?」

ガッシュ「うぬ?」

清麿「正直、答えを出す者(アンサー・トーカー)がない今、俺は的確な指示が出来ないかもしれない。それでも練習はするしかない。
ランキング戦に勝つためにはチームワークが何よりも不可欠。
力不足かもしれないが精一杯みんなのサポートをする。
だから俺に力を貸してほしい。」

ガッシュ「清麿…。」

恵「清麿くん。」

ティオ「清麿。」

恵「…もちろんよ。」

ティオ「そんなの言われなくても清麿を信じてるわ!」

ガッシュ「うぬ!あの辛い戦いを勝ち抜いた私たちなら大丈夫なのだ。清麿を信じておる。」

清麿「みんな。。ありがとう。」

ガッシュ「うぬ!」

恵とティオが顔を合わせ微笑んでいた。

恵「じゃあ、さっそく修行に向かいましょ♪」

清麿「ああ!」

ガッシュ「場所は決まっておるのか?」

清麿「ああ!あの人が協力して場所を貸してくれた!いこう!」

ガッシュ「うぬ!」

ティオ「ええ!」

恵さんがポンっと肩を叩いてくれた。

……

恵「ここはー?」

ティオ「植物園?」

清麿「俺の知り合いが管理人をやっているんです。訳を話したら貸切にしてくれて。」

??「おーーーい!」

ガッシュ「あ!?つくしーー!久しぶりなのだー!」

つくし「久しぶり―!ガッシュちゃん!元気だった?」

ガッシュ「うぬ!私はいつでも元気なのだ!」

つくし「ハッハッハ!そうだね!」

清麿「つくし!今日はありがとう!」

つくし「良いって!清麿の頼みだしね!言われた通り的とか障害物を置いといたよ!」

清麿「サンキュ!」

恵「あ、初めまして。」

つくし「お、アイドルの大海 恵ちゃんだね!話は清麿から聞いているよ!」

清麿「こちら、木山つくし。ここの管理人をしている。」

つくし「木山つくしだ。」

清麿「で、こっちがアイドルの大海 恵さん。とガッシュの友達のティオ。」

恵・ティオ「よろしくお願いします!」

つくし「よろしく!で~清麿~、恵ちゃんとはどんな関係なのかなーー?」

清麿「うぇえ!?そ、それは…か、かの…ゴモゴモ。」

つくし「ん~?」

清麿「彼女です。。。////」

つくし「いやー!清麿も成長したねー!私は嬉しいよ!」

清麿「や、やりにくい…」

恵「////そ、それにしても大丈夫なんですか?」

つくし「何がだい?」

恵「植物園って貴重な植物がたくさんあると思うんですけど、、、修行の場に使うなんて。」

つくし「大丈夫だよ!2日前から話を聞いていたからね!貴重な植物は別の植物園に避難してあるから!」

恵「2日前から!?」

清麿「ああ。ゼオンにランキング戦の事を聞いてから修行の場所は必要になると思っていたからな!」

ティオ「さっすが清麿ね!」

ガッシュ「うぬ!知らなかったのだ。」

清麿「ここ1年ちょっとで開拓が進み、岩場もなくなってしまったからな。だからと言って町で暴れるわけにはいかないし。
つくし、よろしく頼む。」

つくし「ああ、好きに使ってくれ!」

清麿「恵さん、ティオ、ガッシュ。つくしに頼んで障害物や的を置いてもらっている。まずはそれを敵に見立てて攻撃していこう。
まず1時間ぐらい個人練習をして、その後にタッグで練習をしよう。」

恵「分かったわ!」

ガッシュ「うぬ!」

ティオ「ウォンレイ達は?」

清麿「ここに来てもらうように連絡しておいた。そのうちくるさ!」

ティオ「はーい!」

清麿「よし!ガッシュいくぞ!」

ガッシュ「うぬ!」

ダッダッダッダ!!

恵「ティオ!私たちも行きましょ!清麿くんに練習場所の地図を貰ってあるから。」

ティオ「ええ!絶対に強くなってやるわ!!」

………
……

<清麿・ガッシュの修行>

清麿「着いたぞ!」

ガッシュ「ここは…」

清麿「ああ!つくしに頼んで地形をデコボコにしてもらった!足場が悪いからこそ修行になる。」

ガッシュ「うぬ!…清麿、一つお願いがあるのだ。」

清麿「ん?」

ガッシュ「今回の修行で一つ身に着けたい技があるのだ。」

清麿「どんな技だ?」

ガッシュ「前にゼオンが使っていた技で、魔界に帰った後にゼオンからいろいろ教えて貰っていたのだ。だが体得出来てないのだ。」

清麿「…それはあれか。ゼオンが王様を決める戦いで使っていた瞬間移動に似た。。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「確かに、あれを体得出来れば戦いの幅は広がるな。だが、そんな簡単じゃないんだろう?」

ガッシュ「そうなのだ。ゼオンが言うには基礎が足りぬようなのだ。体をもっと鍛えねばならぬ。」

清麿「よし!少しハードになるが良いか!?」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「俺たちの前にある的はある一点に当たらないと壊れないようになっている。一点集中のザケルガで破壊していく。」

ガッシュ「分かったのだ!」

清麿「そしてガッシュ。これを巻け。」

ガッシュ「うぬ。(かちゃかちゃ)」

ガッシュ「清麿ぉ。重くて動きにくいのだ。。」

清麿「初歩的だが片手・片足1つにつき10kgずつの重りだ。」

ガッシュ「うぬぬ。」

清麿「いくぞ!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!!」

清麿「セット!ザケルガァアアア!」

ドッガーーーーーン!!!!

<恵・ティオの修行>

恵「着いたわ。ここよ。」

ティオ「ここは…」

恵「清麿くん、私たちの弱点をちゃんと理解しているわね。」

ティオ「そうね。」

たどり着いた修行場所は全体が的に覆われている、いわば攻撃力を高める場所。

恵「あの的…ただの的じゃなさそうね。ティオ!!」

ティオ「ええ!」

恵「サイス!!!」

的には当たるが…
ガッキーーン!

ティオ「うそ!?」

恵「ティオ!?」

ギリギリで避ける。

ティオ「あの的、攻撃が跳ね返ってきた…」

恵「一筋縄じゃいかないみたいね。」

ティオ「みて!恵!」

恵「あれは…鏡?」

ティオ「自分たちの姿が写しだされてコンビネーションを取りにくくする狙いね。……いいわ。やってやろーーーじゃないのーーーー!!!絶対ガッシュ達より強くなってやるんだからぁあああ!」

恵「(昨日、清麿くんからタッグ戦の新ルール。呪文を2つ同時に唱えられるのは聞いている。それなら…。)」

恵「ティオ、あの的に向かってサイスを出して、的が攻撃を跳ね返した瞬間にギガ・ラ・セウシルで覆うのよ!」

ティオ「いいわ!」

恵「サイス!!!」

ティオ「おうりゃ!」

的が攻撃を跳ね返す。ガッキーーン!

ティオ「今よ!」

恵「ギガ・ラ・セウシル!!」

キッーーーン!キンキンキンキンキン!!!
キイイイキキキキキン!!

ドッガーーン!

ティオ「恵ぃ!!」
ティオが恵に抱きついてくる。

恵「やったわね!それにしても凄い。あの弱い攻撃呪文が何度も的に当たって跳ね返しを繰り返し破壊した。サイスは弱い呪文だからこそギガ・ラ・セウシルが壊されず跳ね返し続ける。」

ティオ「もしかして私たち、最強じゃない?」

恵「ティオ!気が早いわ。強い人はたくさんいる。もっと修行しなくちゃ!」

ティオ「分かっているわ!恵!行くわよ!」

恵「えぇ!!」

………
……

植物園前…

ウォンレイ「楽しみだな。ガッシュ達に会えるのは。」

リィエン「そうアルね。私も会うのはあの戦い以来アル。」

ウォンレイ「それと、まさか君たちからペアを組みたいと言われるとは思わなかったよ。」

???「いや、清麿たちと本気でぶつかりたいと思っている人は多い。その中でも君たちは恵たちとも仲が良い。清麿と恵がチームを組んだと聞いてから君たちしかいないと思っていたんだ。」

リィエン「清麿たちとの戦い。楽しみアル!」

???「ああ!それになまっている清麿をトレーニング出来るなんて。。嬉しいじゃないか。全力・全開の清麿と戦いたいからね。」

ウォンレイ「そうだな!じゃあいこう!」

………
……

植物園内…

清麿「ふう。どうだガッシュ?」

ガッシュ「うぬ。まだまだこれからなのだ。。」

清麿「あんまり無理するなよ」

ガッシュ「清麿こそ。もう心の力がほとんど空ではないか。」

清麿「…まあ…な。ガッシュこそ体中傷だらけだぞ。腕とか重たくなっているんじゃないか?」

ガッシュ「なんの!これしき!まだまだ動けるのだ。」

清麿「っふ。そうか。じゃあこのまま恵さんたちと合流するぞ。そろそろ1時間だ。」

ガッシュ「うぬ!」

……

ティオ「ハア。ハア。ハア。ハア。」

恵「ティオ!大丈夫!?」

ティオ「ええ!まだまだ平気よ!ガッシュ達も頑張ってるんだもの!私だって負けないわ!」

恵「無理しないで。。」

ティオ「大丈夫よ!」

恵「分かった。そろそろ1時間経つわ。集合場所に向かいましょ。」

ティオ「ええ!」

……

<集合場所>

恵「清麿くーん!お待たせ!」

清麿「いえ!俺たちもさっき着いたところなので!」

ティオ「どうなのガッシュ?ちゃんと修行できた?」

ガッシュ「うぬぅ~。正直まだまだ足りぬのだ。」

ティオ「そうね、、やっぱり相手がいないとなかなか難しいわね。」

ウォンレイ「それなら、私たちが手伝ってあげるよ。」

ガッシュ・ティオ「あ!?ウォンレイ!!」

清麿・恵「リィエン!!久しぶり!!」

リィエン「久しぶりアル~!元気だったアルか?」

恵「もちろんよ♪」

清麿「今日は協力してくれてありがとう。」

リィエン「気にしないアル!私たちの仲アル!」

ウォンレイ「それに協力な助っ人もいることだしな!」

清麿「助っ人?」

???「僕たちを忘れてもらっちゃ困るよ!」

清麿・ガッシュ「アポロ!!!?、ロップス!?!?」

ロップス「かう~!!」

アポロ「はっは!ロップスも清麿たちに会えてうれしいか!」

ロップス「かうっ!!かうっ!!」

清麿「どうして!?」

アポロ「清麿たちの修行を手伝えると聞いてね。飛んできたよ。それに…」

清麿「それに?」

アポロ「前回の戦い、約束を果たせなかった。今度こそ清麿。君たちと全力で戦いたい。それに僕たちは彼らとペアを組んでいる。」

清麿「ウォンレイ達と!?!?」

アポロ「ああ。魔界の王を決める戦いでは引き分けたが、今回は負けないぞ!清麿!!!」

ウォンレイ「だが、今の清麿たちじゃダメかもしれないな。」

ガッシュ「ダメとは、どういうことなのだ?」

ウォンレイ「修行しているガッシュ達の動きを見ていたが、息が全く合っていない。」

清麿「っ。。」

ウォンレイ「よし。清麿。まずは私たちとバトルしよう。」

清麿「バトル?」

ウォンレイ「ああ。戦いでこそ、清麿とガッシュは強くなる。まずは本気の戦いを思い出すんだ。」

ガッシュ「清麿!!やろうぞ!ここで負けてはどの道、勝ち残れないのだ!」

清麿「ガッシュ…。そうだな!」

ウォンレイ「よし。それじゃあさっそく。。。」

アポロ「待ってくれ。」

ウォンレイ「アポロ?」

アポロ「僕たちにやらせてくれないか?」

ウォンレイ「アポロたちが?」

アポロ「ああ。清麿の相手は僕たちがしたいんだ。なあロップス。」

ロップス「かう~!!!」

ウォンレイ「(アポロの目…。)…わかった。」

アポロ「という訳だ清麿。よろしく頼む。」

清麿「こちらこそ!」

恵「清麿くん!その前に。」

清麿「あ。ああ!」

恵「サイフォジオ!」

フォンフォンフォンフォン。

清麿「ありがとう。恵さん。ティオ。」

ティオ「どういたしまして。ガッシュ!負けるんじゃないわよ!」

ガッシュ「うぬ!!」

……
清麿・ガッシュ・アポロ・ロップス以外は少し距離を取る。

アポロ「いくぞぉおおお!!清麿ぉおおお!!」

清麿「こい!!!」

アポロ「リグロン!!!」

清麿「ザケルぅ!!!」

ドガ―――ン!!!

清麿「ガッシュ!ロープを狙え!ザグルゼム!」

アポロ「甘い!!(ロップスを持ち上げ避ける)リグロセン!」

清麿「っく!ラシルド!」

アポロ「そんなんじゃ防げないよ。」

清麿「なにっ!?」

矛付のロープがラシルドを避け、ガッシュを襲う。

ガッシュ「ぐあっ!」

清麿「ガッシュ!」

ガッシュ「大丈夫だ。」

アポロ「清麿、ガッシュ。」

清麿・ガッシュ「!?」

アポロ「君たち、本気でやっているのか?それが魔界の王様の強さなのか?殺す気でこないと負けるよ?」

清麿「っく。なんて気迫だ。」

ティオ「なんなのアポロって、めちゃくちゃ強いじゃない!!」

恵「私たちも戦いを見るのは初めてだったけど、本当に強い。。」

アポロ「そんな君たちはランキング戦に参加する価値もない!!ここで僕たちがゲームオーバーにしてあげるよ!」

こあぁぁぁ。

清麿「アポロ達の本が物凄い輝いている!?まずい!!!ガッシュ!!」

ガッシュ「うぬ!」

アポロ「はああああああ!!!!ディオノ・ガ・リグノセン!!!

巨大な鎖付きロープが天井を破って空高く打ち上げられる。

清麿「なにを!?!?」

アポロ「はあああああ!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。

清麿「あれは!?!まさか…!?」

ティオ「い、い、隕石!?!?!恵ぃ!!」

恵「ええ!リマ・チャージル・セシルドン!

ウォンレイ達と自分たちに盾を出す。

アポロ「さあ、どうする!清麿!!!」

清麿「アポロ!!やりすぎだ!くっそぉおおおおおおお!おおおおおおおお!!!!!いくぞ!!ガッシュ!!!」
(この感じは!?)

ガッシュ「うぬ!!!」

清麿「ガッシュゥゥウウウウ!!!セットォオオオオオオ!!」

ガッシュ「うぬ!!」

清麿「いくぞぉおお!!!アポロォオオオオ!!!バオぉぉぉぉウ・ザケルガぁぁぁああ!!!!

バオウ「バオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!」

清麿「いっけーーーー!!!」

ガ、ガガガガガガガガガガ

隕石にバオウが食らいつく。

アポロ「はああああああああああ!!!!」

清麿「うおおおおおおお!!!!」

バリっ。ぴっき。隕石にヒビが入る。

バリリリリリリ。ドー―――ン!!!!
隕石が砕け散る。

清麿「ハァ。ハァ。ハァ。まだだ!!!ジオウ・レンズ・ザケルガ!!!」

ガガガガガガ!!!!
残った隕石を更に細かく粉砕していく。

清麿「ラストぉおおお!!!テオザケル!!!」

ドガ――――ン!!!

清麿「はあ。はあ。はあ。うっ。」バタッ。

ガッシュ「清麿ぉおお。」

清麿「大丈夫だ。ちょっと心の力を連続で使いすぎた。さすがに修行の後にアレはキツイな。はは。」

恵「清麿くん!!??」

恵が駆け寄る。

アポロ「やれば、出来るじゃないか。。。」バタッ。

ロップス「か、かぅ~っ。」

清麿「アポロ。やりすぎだ。(笑)」

アポロ「はは。大丈夫だ。心配するなロップス。」

ロップス「かう~。」

恵「清麿くん!?大丈夫!?待ってて!ティオ!」

ティオ「いいわ!」

恵「サイフォジオ!」

フォワンフォワン。清麿の体が回復していく。

………
……

清麿「恵さん。ティオありがとう。おかげで回復したよ。」

アポロ「一緒に回復してもらってありがとう。」

恵「いいえ。二人とも気合入り過ぎよ。」

清麿「アポロ、さすがにあれはビックリしたよ。新呪文か?」

アポロ「ああ。ロップスと再会してからすぐにね。元々持っていた力らしいけど。」

清麿「それにしては、やりすぎだよ。(汗)植物園を壊す気か。」

アポロ「すまない。清麿の本当の力を引き出すにはアレしかなかった。」

清麿「でも、おかげで答えを出す者(アンサー・トーカー)の力を取り戻すことが出来たよ。ありがとう。」

アポロ「正直、あの呪文を破ったのは驚いたね。これはまた作戦を考えなくてはなロップス!」

ロップス「かう~」

ウォンレイ「二人ともいい勝負だった。私の出る幕はなさそうだな。」

リィエン「見てるこっちがドキドキしたアル。」

清麿「はは。」

ティオ「ガッシュ達はそこでゆっくり休んでなさい!今度は私たちの番よ!」

ウォンレイ「本当にやるのか?」

ティオ「もちろんよ!ガッシュ達ばっかり強くなってもダメなんだから!もしかして私たちが弱いって思ってるんじゃないでしょーねー!」

リィエン「ウォンレイ。」

ウォンレイ「ああ。恵、ティオ。二人は物凄く強い力を持っている。1年前一緒に戦い身近で感じていた。だからこそ今回の修行…。本気でやらせてもらう!!」

ビリビリビリ。

ティオ「(ウォンレイの目つきが変わった。)の、望むところよ!」

清麿「恵さん!大丈夫なんですか!?」

恵「あら。私たちだってやれるって所を見せてあげるから、清麿くん。しっかり見ててね。」

清麿「恵さん…。」

ガッシュ「大丈夫なのだ!」

清麿「ガッシュ?」

ガッシュ「ティオ達も私たちに負けぬぐらい強いのだ。」

清麿「ああ。知ってるよ。だがウォンレイ達は強い。それも凄く。。」

ガッシュ「う、うぬ。」

4人が歩いていく。

リィエン「本気でいくアル。覚悟はいいアル!?」

恵「ええ!」

ウォンレイ「手加減はしないぞ。」

ティオ「望むところよ!!」

ウォンレイ「いくぞ!!!!!」

ウォンレイ「はあああ!!!!」

恵「呪文なしに突っ込んでくるなんて!サイス!!!」

ティオ「やあ!」

ウォンレイ「無駄だ!」
ダンっ!

ティオ「弾かれた!?」

(リィエンとウォンレイがアイコンタクト。)

リィエン「ゴウ・バウレン!」

恵「っく!マ・セシ…」

ウォンレイ「遅い!」

ドカ―――――ン!

ティオ・恵「きゃあっ!」

大きく吹き飛ばされる。

ウォンレイ「本気でいくと言ったはずだ。二人ともただの修行だと思っていると怪我するぞ。」

ティオ「つ、強い。」

恵「さすが、リィエンとウォンレイだわ。コンビネーションも抜群。」

清麿「ますます強くなっているな。」

ガッシュ「うぬ。」

ウォンレイ「さあどうする?降参するか?」

ティオ「まだよ!恵ぃ!」

恵「ええ!サイス!」

ウォンレイ「その程度の呪文、俺には効かないぞ!」

ティオ「どうかしら!」

恵「ギガ・ラ・セウシル!!」

ウォンレイ「なに!?攻撃が跳ね返って、ぐはっ!」
サイスが跳ね返り続け、ウォンレイをかすめるように攻撃していく。

リィエン「ウォンレイ!」

ティオ「どう!攻撃は弱いけど、何度も跳ね返って攻撃を当て続けるわ!」

リィエン「やるアル!だけど、甘いアル!ラオウ・ディバウレン!!

ウォンレイ「うおおお!!」

ティオ「っく。強力…」

びきっ。ぴきっ。パリーーーーン!

リィエン「まだいくアル!レドルク!!!ガル・レドルク!

ウォンレイが勢いよく迫ってくる。そしてティオの目の前に強いドロップキックを繰り出す。
反動で地面がえぐれ、風圧で吹き飛ばされる。

ティオ「きゃあっ!!」

恵「ティオ!?!?」

ティオ「っ。。。負けない!絶対に…。私はガッシュの足手まといにだけはならないって決めたんだからぁあ!!」
コォオオオオオオオ。本が輝きだす。

リィエン「ウォンレイ!!」

ウォンレイ「ああ。」

恵「ティオの気持ちが本を通して伝わってくる!!いくわよティオ!」

ティオ「はあああああ!!!!!」

リィエン「ゴライオウ・ディバウレン!!

ウォンレイ「うぉおおおお!!!!」

恵「チャージル・セシルドン!!!チャージル・サイフォドン!!!

清麿「強力呪文を2つ同時に!?!?無茶だ!!」

ティオ「負けるもんですかああ!!!!はあああああ!!!」

片手で盾を出し、ウォンレイの技を受ける。もう片手で剣を出し力を溜める。
まさに矛と盾

恵「はあああああ!!!!!!!!!」

恵も負けないよう心の力を開放し続ける。

ウォンレイ「片手で防げる技ではないぞおお!!!うおおおおお!!!」

ピキッ。ミシッ。

ティオ「っく。(手から血が噴き出す)さすがに片手じゃ。。。でも負けない!!!」

ウォンレイ「砕けろぉおお!!!」
ドーン!!!

リィエン「よし。このまま攻めるアル!」

ガッシュ「ティオが!?」

清麿「いや、ティオ達の勝ちだ。」

ウォンレイ「…。砕けた盾の中から剣がっ!?っぐ!!!」

素手で受け止めるが、勢いが凄く後ろに飛ばされる。

ティオ「はああああ!!!!!!!!いっけぇええええええ!!!」

ガガガガガガガガガガガガガ!!!!
ドーーーーーーーーン。

リィエン「ウォンレイ!!!」

ティオ「やっ…た…バタッ。」
倒れ込む。

恵「何とかやったわね。…ぱたっ。」

清麿「恵さん!?」

清麿が慌てて駆け寄る。

ウォンレイ「二人ともさすがだ…。はあはあ。」

ティオ「っく。まだ立ち上がれるの。。」

恵「私には、もう心の力が…。」

ウォンレイ「二人の力は十分みせてもらった。後はランキング戦で会おう。」

アポロ「という訳だ!僕たちは先に戻るよ!」

清麿「アポロ!」

ロップスが出したロープで4人は足早に去って行った。

清麿「恵さん!ティオ!大丈夫か!」

恵「大丈夫。ちょっと力を一気に使いすぎただけ。ありがとう。」

ティオ「っく。勝てなかった。もしランキング戦だったらやられていた。」

ガッシュ「何をいうか!ウォンレイをあそこまで追い詰めた二人は凄いのだ!ウォンレイの強さは二人も知っておろう。」

ティオ「そうだけど…。」

清麿「ガッシュ。残念だがウォンレイ達は最後のチャージル・セシルドン、わざと受けていたよ。」

ティオ「そんな…。」

清麿「だが、受けたダメージは大きかった。ちゃんと当てる事が出来れば十分勝機はある。ティオは強くなってるよ。」

ティオ「うっぅ。」
自然と涙が出てくる。

恵「ふふ。ありがとね。清麿くん。」

清麿「ちょっと修行がハードすぎたな。タッグ修行は少し休憩してからにしよう。」

恵「ええ!」

ガッシュ「うぬ!」

ティオ「(ゴシゴシ)も、もちろんよ!」

清麿「(それより、このめちゃくちゃになった植物園…。どうするかなぁ…ははは。。)」

タッグ修行も無事に終わり、つくしがやってくる。

ガッシュ「清麿ぉ…」

清麿「ああ、、仕方ない。素直に謝るしか…。」

ティオ「つくし、絶対怒るわよね?…」

清麿「そりゃあな…このありさまじゃ…」

天井が突き抜け、辺り一面ボロボロの植物園がそこにあった。。。

恵「素直に謝って弁償しましょ。。。」

清麿「そうですね…」

つくし「清麿…。」

清麿「つくし!ごめん!やりすぎてしまった。言い訳の余地もない。」

恵・ティオ・ガッシュ「ごめんなさい!(ごめんなさいなのだ)」

つくし「…。ハッハッハ!何を謝っている!気にしなくていいさ!思いっきりやってくれと言ったのはこっちだしね♪」

清麿「つくし…。」

つくし「それに…♪これ♪」

清麿「それは!?!?」

そこにはアポロのサインが入った小切手があった。

つくし「先ほど、私のところに好青年が来てね。植物園をめちゃくちゃにしてしまったからと渡してきたのさ。」

清麿「アポロが…。」

つくし「いやー!清麿にもあんな好青年の友達が出来るなんてね!本当に成長したよ!」

ガッシュ「うぬ!良かったのだ!」

つくし「ほら、疲れているんだろう。早く帰ってゆっくり休みな!」

清麿「ああ。本当にありがとう!」

つくし「コソコソ(このお礼は二人の結婚式に招待してくれればいいからな♪)」

清麿「つくし!!/////」

恵「??」

清麿「なんでもない!///行こう!」

ティオ「どうしたの?顔真っ赤にして?」

清麿「なんでもない!」

足早に帰宅する。

清麿「じゃあ恵さん。さっき話した通り、明日1日はお互い力を溜めて明後日また会いましょう!」

恵「わかったわ。3日後にはいよいよランキング戦が始まるのね。」

ガッシュ「心配いらぬのだ!私たち4人なら絶対に負けぬのだ!」

ティオ「そうよ!恵ぃ!もっと強気にいきましょ!」

清麿「今日の作戦を忘れずに、ランキング戦で全て出し切れば勝てる計算です。俺たち4人ならきっと大丈夫ですよ。」

恵「うん♪ありがと♪」

清麿「じゃあ、また明後日!」

恵「ええ♪おやすみなさい♪」

ティオ「ガッシュぅ!しっかり修行しときなさいよー!私も負けないんだから!」

ガッシュ「うぬ!任せておくのだ!2日後には私はもっと強くなるぞ!」

ティオ「絶対よ!!!」

恵「ティオーー!何してるのー!」

ティオ「今いくー!じゃあね!」

ガッシュ「うぬ!」

……

ガッシュ「清麿。」

清麿「ああ!分かってる。答えを出す者(アンサー・トーカー)が復活した今、もっと効率的で確実なトレーニングが出来るぞ!」

ガッシュ「まことか!」

清麿「昨日、具体的な指示が出来なかったからな。これからいう事をガッシュは集中してやるんだ。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「ガッシュが今回の修行で瞬間移動に似た移動法「瞬動」を体得出来ないのは集中力が不足している。」

ガッシュ「集中力…。」

清麿「いいか。ゼオンがやっていた瞬間移動は物凄い意識を集中する必要がある。今まで行ったことのある場所を具体的にイメージするんだ。ガッシュなら自分が一番良く遊んでいた場所(公園)とかが適しているな。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「そして、瞬動はすぐに移動できるわけではない。ゆっくり徐々に消えていく。」

ガッシュ「うぬ!?それでは戦いで使えぬではないかっ!」

清麿「ああ、ゼオンは物凄い身体能力とスピードだけで戦っていたからな。瞬動は一切使っていないだろう。」

ガッシュ「あのスピードで…。」

清麿「だが、作戦はある。このタッグ戦でしか使えんがな。」

ガッシュ「清麿!!それはどんな作戦なのだ!?」

清麿「ガッシュ。焦るな。まずは体得するのが最優先だ。」

ガッシュ「う、うぬ。」

清麿「集中力を高める為、そしてイメージ力をよりクリアにする為にガッシュは絵を描くことだ。」

ガッシュ「絵で瞬動が体得できるのだな!?」

清麿「それはガッシュ次第だろう。いいか、明日の午前中までにマスターするんだ。まずはここで俺の部屋を書いてみろ」

ガッシュ「うぬ!任せろ!」

…………
………
……

清麿「ガッシュ。なんだこれは…」

ガッシュ「うぬ!清麿の部屋なのだ♪」

ぼへぇ~~~ん。

この世のものとは思えない絵がそこにあった。

清麿「これは時間がかかりそうだな…。(汗」

ガッシュ「ダメかのう?」

清麿「とりあえず、歩いて帰るか…」

……

帰宅後

清麿「ガッシュ。今日はその辺にしておけ。もう0時を回っている。」

ガッシュ「うぬうう。あともう少し。。。」

ずっと絵を描き続け、ガッシュの後ろは紙くずだらけになっている。

清麿「程々にしておけよー。修行で疲れているんだから。」

ガッシュ「うぬー!」

清麿「おやすみー。」

ガッシュ「おやすみなのだー」

………
……

第3章『消えたガッシュ』

ピピピ
ピピピ
ピピピ

カチッ。

清麿「もう朝か…。やっぱり疲れが抜けないなー。」

リビングに向かう。ガッシュの姿はない。

清麿「あいつどこで寝てるんだ?ん?なんでこんなところに俺の部屋の写真が?」

写真を手に取る。

清麿「!?!?!?写真じゃない!?これは絵だ!」

その絵は写真と間違えるほど良く出来ている。

清麿「ガッシュが書いたのか!?ガッシュ!!どこだ!?ガーーーシュ!」

どこにもいない。

清麿「いったいどこ行きやがった…」

ランキング戦まで残り2日!…

清麿「とにかくガッシュの居場所を突き止めよう。」

答えを出す者(アンサー・トーカー)でガッシュの居場所の問いを導き出す。。。

清麿「なに!?!?答えがない。。だと。。そんな馬鹿な!?もう一回だ!!」

しかし、何度やっても結果は同じだった。

清麿「どういうことだ。ガッシュがこの世に存在しないとでもいうのか!!どうなっている!?…。」

………
……

清麿「そうだ。ゼオン。あいつなら瞬間移動の力に関しては詳しいはず。あいつの居場所を探そう。」

再び。答えを出す者(アンサー・トーカー)の力を使う。

……。

清麿「なにっ!?ヒマラヤ山脈だと!?遠すぎる。いったいどうして…。どんなところで修行しているんだ。仕方ない。手当たり次第に探すしかないか…。とりあえず。」

トゥルルルルル
トゥルルルルル。トゥルルルル

ガチャっ。

清麿「もしもし!恵さん!?」

恵「清麿くん?どうしたの?そんなに慌てて。」

清麿「ガッシュってそっちに来ていませんか!?」

恵「ガッシュくん?来てないけど…。どうかしたの?」

清麿「実は、ガッシュの奴が消えて、、答えを出す者(アンサー・トーカー)の力でも探しきれないんです。。」

恵「えっ!?それって…。」

清麿「ええ。事実上、この世に存在しないって事になってしまいます。。でもそんな事。。。」

恵「とにかく落ち着いて!すぐ行くから!」

ガチャっ。

………
……

30分後に恵さん達は来てくれた。

恵「清麿くん!?大丈夫!?」

清麿「恵さん。すみません。わざわざ。」

恵「気にしないで!それより、何があったか話してくれる?」

清麿「はい。」

…俺は昨日からの出来事と現在、取得しようとしている力について恵さんに話をした。

恵「瞬間移動…。ガッシュくんが何を思ってどこに移動したかが鍵ね。」

清麿「ええ。おそらく、瞬間移動の力をモノにしようとして移動先で帰ってこれなくなったんじゃないかと思っているんです。」

ティオ「ガッシュならあり得そうね。」

恵「それで心当たりはあるの?」

清麿「とりあえず、ナゾナゾ博士に連絡をとってみようと思います。」

恵「そうね。博士なら何か知っているかも…。」

ティオ「あたしはガッシュが行きそうな場所を調べてみるわ。」

清麿「すまない。よろしく頼む。」

ティオ「任せて!」

恵「あたしは知り合いに電話してみるわね。ガッシュくんの手がかりを探すわ。」

清麿「お願いします。」

ティオ「じゃあ後で!」

恵「あとで連絡するわね!」

清麿「はい!」

……
とりあえず、俺はナゾナゾ博士に連絡を取ることにした。

ピリリリリ…ピリリリリ…ピリリリリ…

ナゾナゾ博士「やあ。清麿くん。君から電話をしてくるとは珍しいね。」

清麿「ちょっと聞きたいことがあって、実はガッシュが消えたんです。」

ナゾナゾ博士「消えたとは?」

清麿「ランキング戦に向けてとある修行をしていたんです。次の日になってガッシュは消えていました。俺の答えを出す者(アンサー・トーカー)の力でも見つけることが出来ないんです。」

ナゾナゾ博士「なに?清麿の力でも見つけられないとなると、それは厄介だね。」

清麿「何か知っているんですか。」

ナゾナゾ博士「ああ。おそらく異空間の中にいると考えてまず間違いないだろう。」

清麿「異空間?」

ナゾナゾ博士「そうだ。例えるならファウードの中や魔物のゴームが作り出した異空間とかだな。」

清麿「ファウード。。ゴーム。。」

ナゾナゾ博士「ゴームの異空間はまずないだろう。私たちは先日ゴームに会っているが、そんな悪さをするような魔物ではない。ファウードもあり得ない。存在しないモノには入れないからね。」

清麿「じゃあ、、、」

ナゾナゾ博士「ああ。恐らくそれに似た類の"何か"と考えて間違いはなさそうだね。私も調査してみるよ。何か分かったら連絡する。」

清麿「ありがとうございます。」

ナゾナゾ博士「いいよ。それじゃあ。」

ガチャッ。

清麿「異空間…。やっぱりじっとしていられない。とにかくゼオンに会おう。エベレストに登ってようが捕まえてやる!!とりあえず、空港に向かおう。」

…そそくさと支度をする。
家を出ると…。

清麿「!?!?」

ウマゴン「メルメルメ~」

サンビーム「やあ。」

清麿「サンビームさん!ウマゴン!!」

サンビーム「久しぶりだなぁ!清麿!」

清麿「サンビームさんこそ!お久しぶりです!」

サンビーム「ナゾナゾ博士から連絡があってね。力にならせてほしい。」

清麿「サンビームさん…。」

サンビーム「ウマゴンも力になりたいと言っているしね。」

ウマゴン「メル!!」

清麿「ありがとう…。」

サンビーム「そんな荷物を持ってどこへ行こうとしてたんだ?」

清麿「手掛かりになりそうなガッシュの兄であるゼオンに会いに行こうと考えたんです。ただ、ヒマラヤ山脈に居るらしく…。」

サンビーム「ならば、急ごう。時間もないことだしね!シュドルク!!!」

ウマゴン「メルメルメルメルゥウ!!」

清麿「すごい…。シュドルクでここまで…。」

サンビーム「さあ、清麿。乗って!」

清麿「はいっ。」

サンビーム「さあ、ウマゴン!グルービー!に行くぞ!」

ウマゴン「メル!」

サンビーム「ゴウ・シュドルク!!」

キュゥウウウン!!!!
物凄い速さに目が追い付かない…。

清麿「(なんて速さだ…。)」

サンビーム「いいぞ!ウマゴン!とりあえず、ヒマラヤ山脈まで直行だ!」

ウマゴン「メル!」

清麿「待ってろよ!ガッシュ!必ず見つけてやる!」

清麿「うう、寒い…標高が高いと、こんなにも冷えるのか…。」

サンビーム「確かにな…。ウマゴン!」

ウマゴン「メル!」

ぼうっ。
ウマゴンが火を纏う。

清麿「ありがとう。ウマゴン!」

ウマゴン「メル!」

サンビーム「さて、清麿。ここまでは来たがゼオン達の詳しい居場所は分かりそうか?」

清麿「いま調べます。」

神経を集中し、答えを出す者(アンサー・トーカー)を発動する。

清麿「分かった。山頂付近の洞穴にいる。」

サンビーム「よし!ウマゴン!」

ウマゴン「メル!」

……

清麿「ここか…。」

かなり薄暗い、不気味な洞穴だった。

サンビーム「深いな…。それに暗く不気味だ…。」

清麿「ええ。」

ウマゴン「メルゥ…。」

清麿「…。俺は行きます。何としてもゼオンに会わないと…。」

サンビーム「もちろん、俺たちも行くさ!」

ウマゴン「メ、メル!?」

サンビーム「大丈夫さ。ウマゴン!俺がついている!」

ウマゴン「メル。。」

(野生の本能なのか、ウマゴンは何かを感じ取っているようだった。)

……

清麿「やけに暗いな。ウマゴンの炎がなかったら何も見えないところだ…。」

サンビーム「ああ。それにしてもこの寒気はいったいなんなんだ…。」

ウマゴン「メル…。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

清麿「なんだ!?」

突然、周りの岩が動き出す。
ガガガガガガガガ!!

サンビーム「清麿!!出口が!」

清麿「まずい!サンビームさん!ウマゴン!脱出を!」

サンビーム「ウマゴン!ゴウ・シュドルク!」

ウマゴン「メル!」

キュゥウウウウン!!

清麿「ダメだ!ウマゴンのスピードでもギリギリ間に合わない!」

サンビーム「ッく!まだだ!ディオエムル・シュドルク!!」

ギィイイ!!

サンビーム「なにっ!ディオエムル・シュドルクが弾かれた!?」

清麿「サンビームさん。みて下さい。この岩。普通の岩とは少し違うみたいです。」

サンビーム「どういうことだ、清麿?」

清麿「この洞穴の壁、つまり岩全てが金剛石で出来ているんです。」

サンビーム「金剛石とは、あれか。ダイアモンドと同じ…」

清麿「そうです。つまり、この周り全てがダイアモンドで出来ているんです。迂闊に攻撃は出来ない。。。」

ウマゴン「メル…。」

サンビーム「とにかく先に進もう。出口が塞がれてしまった以上、前に進むしかない。」

清麿「ええ。」

サンビーム「ウマゴン!いくぞ!」

ウマゴン「メ、メル!!」

清麿「(怪しい洞穴。そしてダイアの壁。これは何かある…。とにかくゼオンに会わなければ。)」

……

サンビーム「清麿!みてくれ!」

清麿「この文字は…魔界の文字!なんでこんなところに…。」

コオオオオォオォォォォォ。

ウマゴン「メル!?メルメルメル!!」

サンビーム「どうした?ウマゴン?」

ウマゴン「メル!!!」

サンビーム「本が!?」

清麿「光っている。。」

サンビーム、清麿の持っている本が光りだした。

清麿・サンビーム「!?!?読める。」

清麿「ワレ、ここに復活せん。魔界・人間界を滅亡せんとするモノ…。」

サンビーム「なんて、たちの悪い冗談だ!」

清麿「冗談で済めばいいですが…。」

ガガガガガガガアアアア!

ウマゴン「メル!!!!?」

サンビーム「今度はどうした!ウマゴン?」

サンビーム「!?あれは!清麿!!」

清麿「ああ!間違いない電撃…。ってことはゼオンか!」

サンビーム「ウマゴン!」

ウマゴン「メル!」

キュウウウウウン!

清麿「!?やっぱりそうだ!ゼオン!デュフォーー!」

デュフォー「…。ゼオン。」

ゼオン「ああ。やっぱりそうか。」

清麿「ゼオン!話が!」

ゼオン「分かっている。」

清麿「え?」

ゼオン「俺のブローチは特殊でな。ガッシュに危険が迫るとブローチが反応するようになっている。」

デュフォー「それで、俺が経緯を判断しゼオンに伝えた。」

サンビーム・ウマゴン「…(あまりの凄さに固まる)」

清麿「じゃあ。。。」

ゼオン「そうだ。ガッシュはこの洞穴にいる。」

清麿「!?!?」

デュフォー「俺が説明してやろう。」

デュフォー「ガッシュがゼオンと同じ力の瞬間移動を身に着けようとしていたのは知っている。ガッシュは既にモノにできたようだ。しかし、そこへ負の力が加わってしまった。」

清麿「負の力?」

デュフォー「そうだ。負の力が作用したことによってガッシュは別の空間へ強制的に飛ばされた。」

清麿「負の力って…。」

ゼオン「クリアだ。」

清麿・サンビーム・ウマゴン「!?!?!?!」

清麿「バカな!クリアは確かに俺とガッシュ、ブラゴ達で確実に倒した!その後にワイトという少年として過ごしているはずだ!」

デュフォー「正確には違う。シン・クリア・セウノウスという呪文。悪そのものであるセウノウスが消滅したことにより、クリアは人格が変わっただけだ。」

清麿「じゃあ、セウノウスが現れたってことなのか!?」

デュフォー「そうだ。さっき壁にある魔界の文字を見ただろ?」

清麿「ああ。。」

デュフォー「あれは、セウノウスの怨念だ。奴は消滅したように見えたが肉眼では確認できないほどの微粒子になって生き残っていたらしい。そして長い時間をかけて復活と復讐の機会をうかがっていたのだろう。」

清麿「…。」

ゼオン「この洞穴は奴の隠れ家だ。奴はいま肉体はなく魂だけになっているはず。何かに憑りついて生きていると俺たちは踏んだ。もうここには奴の邪念はないが、ガッシュが居るとしたらここに違いない。」

デュフォー「弱い人間より、魔物を先に捕まえるのは当たり前だからな。魔界と違い、清麿がいないと呪文が使えない今がチャンスだと奴も考えたんだろ。」

清麿「それで、、ガッシュは!」

ゼオン「安心しろ。まだ無事だ。」

清麿「…(少し安心する清麿)」

デュフォー「ゼオンのブローチと俺の答えを出す者(アンサー・トーカー)でガッシュを探す。」

清麿「俺も!一緒にいかせてくれ!」

ゼオン「ダメだ。」

清麿「なぜだ!」

ゼオン「今のお前に何ができる?ただの弱い人間が!デュフォーほど運動能力がないお前が答えを出す者(アンサー・トーカー)の力だけでは足手まといでしかない!」

清麿「っく。。」

ゼオン「それに清麿。俺はお前に怒りを覚えている!!ガッシュの近くに居ながら守れなかったお前がな!」

清麿「…。」

ゼオン「俺は兄としてガッシュを救う。今回、お前の出る幕はない!いくぞデュフォー。」

デュフォー「ああ。」

二人は凄いスピードで消えて至った。

清麿「ちくしょう…。おれは…。」

サンビーム「清麿…。」

ウマゴン「メル…。。。」

清麿「確かに、ゼオンの言う通りかもしれない…。俺が最も近くにいながらガッシュを守れなかった。」

サンビーム「清麿。。だが、状況が仕方ないんじゃなかい?」

清麿「それでも、答えを出す者(アンサー・トーカー)の力を使えば対処できたかもしれないのに…。」

サンビーム「清麿。今は気を落としている場合じゃないんじゃないか?ガッシュを救おう。」

清麿「だけど、、、ゼオンにああ言われて俺はガッシュを助ける資格があるのか…。」

サンビーム「資格なんて必要ないさ。ガッシュを助けたいという清麿の気持ちが大切なんだ。」

清麿「サンビームさん。。。」

ウマゴン「メル!(清麿励ます)」

清麿「ウマゴン…。。。」

サンビーム「俺たちも行こう。」

清麿「ああ!」

清麿たちもゼオン達の後を追う。
………
……

<その頃のガッシュ>

ガッシュ「うぬ。。ここは…?どこなのだ?」

辺りは暗くて何もみえない。

ガッシュ「清麿ぉお~~~。。。…」

ガッシュ「手足が宙に浮いているような気がするのだ。それにこの感じ…。なんなのだ。。。」

???「やっと目覚めたか。」

ガッシュ「うぬ?誰なのだ!?」

???「忘れぬ。この憎しみ。忌々しいガッシュ・清麿・そして魔物たち。許せぬ。」

ガッシュ「誰なのだ!姿を現すのだ!」

セウノウス「久しぶりだな。ガッシュよ。」

魂のような透明な状態で現れる。

ガッシュ「お前は!?クリアの呪文のセウノウス!」

セウノウス「ワレは絶対に魔物・人間を許さぬ。だが、体はお前たちに消滅させられてしまった。」

ガッシュ「何度復活しても倒してやるのだ!」

セウノウス「お前はワレを倒せないだろう。なぜならお前に憑りつき、人間界・魔界を破壊する。」

ガッシュ「なにっ!?そんなの清麿がすぐに気づくのだ!」

セウノウス「っは。残念だが憑りついた時点でお前自身もこの記憶はなくなる。ワシはチャンスがきたらお前を操るつもりだからな。ハッハッハ!!お前はワレの操り人形となるのだ。」

ガッシュ「や、やめるのだ…。」

セウノウス「ワレの復讐の糧となれ!」

眩しい光が辺りを包む。

ガッシュ「やめるのだーーーーーー!!!!」

<その頃の清麿>

清麿「待ってくれ!…待ってくれ!ゼオン!」

ゼオン「何しに来た?帰れと俺は言ったぞ?」

清麿「ゼオンが怒る気持ちも、俺の力では役に立たないことも分かる。」

ゼオン「なら、帰れ!わざわざ追いかけてくるな!お前の顔は見たくない!」

清麿「だけど!ガッシュとは前回の魔界の王様を決める戦いでずっと一緒だった、家族だ!」

ゼオン「…」

清麿「確かに、血のつながりはないけど、それ以上に心が繋がっている!俺とガッシュは共に支え合っている!だから!頼む!俺もガッシュを助ける為に同行させてくれっ!」

ゼオン「ひつこいぞ!清麿!俺は何度も!(ポンッ)」

ゼオン「…?デュフォー?」

デュフォー「奴の目は本気だ。ガッシュを助ける為なら何でもするだろう。それに、人間界に居る時点でガッシュには清麿の力が必要なのは確かだ。」

ゼオン「…。ふんっ」

デュフォー「足手まといになるなよ。」

ゼオン「ささっとガッシュを助けるぞ!」

清麿「!!ありがとう…。」

………
……

サンビーム「この紋様は…」

デュフォー「恐らく、セウノウスの本の紋様だろう。」

ゼオン「悪意を感じる。それにそう簡単には壊せそうにないな。」

清麿「本が…!?」

ガッシュの赤い本が光りだす。

ゼオン「デュフォー。」

デュフォー「ああ。どうやらガッシュはこの中で間違いなさそうだな。」

ゼオン「壊し方は分かるな?」

デュフォー「ああ。内側・外側から同時に電撃最強呪文で壊せる。」

サンビーム「電撃しか効かないのか?」

デュフォー「ああ。この金剛石の壁はどんな灼熱の炎や打撃も防いでしまう。だが、どういう訳か電撃だけは有効なようだ。」

ゼオン「奴がくたばったのはガッシュの電撃だったからな。それが影響しているんだろう。」

デュフォー「ああ。問題はどうやって内側のガッシュに伝えるか、だが。」

清麿「俺が伝えてみる!」

清麿は本に手を当て、ガッシュの心に語りかける。

清麿「(ガッシュ!…ガッシュ!聞こえるか!ガッシュ!!)」

ガッシュ「(うぬぅ?清麿…?)」

清麿「(良かった!無事だったかガッシュ!)」

ガッシュ「(うぬ。ここは…。どこなのだ?)」

清麿「(ゆっくりしている時間はあまりない。とにかく俺の話を聞いてくれ!)」

ガッシュ「(うぬ。)」

清麿「(周りに何が見える?)」

ガッシュ「(暗くて何もみえないのだ。それに宙に浮いている感じがするのだ…。)」

清麿「(分かった。ちょっと待っててくれ!)」

清麿「ゼオン!この壁に向かってザケルを放てるか?」

ゼオン「ああ。デュフォー。」

デュフォー「ザケル。」

どががががががが。

サンビーム「特に変わりがないみたいだが??」

清麿「(ガッシュ!いま周りで変化がなかったか?)」

ガッシュ「(うぬ!遠くで一瞬光が見えたのだ!)」

清麿「(そこに向いててくれ!いまから破壊する!)」

ガッシュ「(うぬ!)」

清麿「ゼオン!準備は出来たぞ!後はタイミングを合わせて攻撃するだけだ!)」

ゼオン「よし。タイミングは俺が合わせる。お前たちは好きなタイミングでバオウを放つといい。デュフォー。心の力を溜めてくれ」

デュフォー「…。」

コオオォォォォォォ

清麿「よし。俺たちも。(ガッシュ!行くぞ!準備はいいか!?)」

ガッシュ「(うぬ!)」

清麿「(まずは、バオウを出す為に攻撃をし続ける!バオウの力が溜まったら一気に破壊するぞ!)」

ガッシュ「(分かったのだ!)」

清麿「ザケル!ザケル!ザケル!ザケル!ザケルガアァアア!……」

デュフォー「ゼオン。いつでも良いぞ。」

ゼオン「よし。清麿たちのバオウが壁に当たる瞬間で攻撃をするんだ!」

デュフォー「ああ。」

清麿「ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!」

清麿「いくぞぉおおおおお!!!バオウ!!!!ザケルガァアアアアアアアアアアアア!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
辺りが揺れ始める。

デュフォー「はぁあああ。ジガディラス・ウル・ザケルガ!!!」

ガガガガガガガガ!!!!!!
壁に大きな亀裂が入る。
同時に全体が地震のように揺れ始める。

サンビーム「うおおお。揺れ始めたぞ!大丈夫なのか!?」

ウマゴン「メルぅ。」

バキキバキ・・・

清麿「いっけぇえええええ!!!」

どがああああああん!!

ゼオン「っ!」

ゼオンが物凄いスピードで進入し、ガッシュを救出する。

清麿「ガッシュ!」

デュフォー「ここはすぐに崩壊する。急いで脱出だ。」

ゼオン「ここでの瞬間移動は危険だ。おいウマ!お前のスピードで脱出できるか!」

サンビーム「ウマではない!ウマゴンだ!」

ウマゴン「メル!」

ゼオン「急いでるんだ!どうなんだ!」

サンビーム「もちろん!いけるさ!ゴウ・シュドルク!!」

ウマゴン「メル!」

サンビーム「みんな!ウマゴンに!」

キュゥウウウン!

ウマゴン「め、メルヴゥ!!」

サンビーム「人数が多い分、キツイが頑張ってくれ!」

ウマゴン「メルメルメェエエエ!!」

清麿「出口は塞がれているぞ!」

ゼオン「そのまま止まらずにいけ!」

ウマゴン「メル!」

ゼオンが手を前に出す。

デュフォー「ソルド・ザケルガ!」

瞬く間に出口の岩を切り刻む。

サンビーム「ディオエムル・シュドルクが効かなかったのに、一瞬で…。」

無事に脱出する6人。

清麿「ガッシュ!ガッシュ!大丈夫か…。」

ガッシュ「う、うぬぅ。体が思うように動かないのだ…。」

ゼオン「恐らく、奴の空間が原因だろ。一緒に来い。」

デュフォー「あれを使うのか?いいのか?ゼオン。」

ゼオン「いいんだ!ガッシュに使う。」

清麿・サンビーム・ウマゴン「????」

ゼオン「とりあえず、ついてくるんだ。」

第3-1章『ゼオン達のタッグパートナー』

俺たちはゼオンに言われ、イギリスの奥地へきた。
そこには小屋があった。

ゼオン「ここだ。入れ。」

清麿「ここは・・・」

デュフォー「俺の家だ。ゼオンと離れてから旅をしつつたまに帰っている。」

ゼオン「入っていいのは清麿とガッシュだけだ。」

サンビーム「ええ!?」

ウマゴン「メルゥ!?」

デュフォー「家が狭いんでな。」

サンビーム「そういうことなら…しばらく散歩してくるよ。」

清麿「すみません…。」

サンビーム「気にするな!終わったら携帯に連絡をくれたまえ!」

清麿「分かりました。」

……

清麿「これは…。」

中に入ると、リビングの半分をしめるカプセルが置いてあった。

清麿「これはファウードの中にあった。」

ゼオン「ああ。回復カプセルだ。」

清麿「どうしてこんなところに。」

デュフォー「俺が作った。」

清麿「デュフォーが!?」

デュフォー「ああ。この戦いが決まってからスグにな。ランキング戦は連続して戦いが続くことがあるからな。ゼオンの体を少しでも回復出来ればと思って作ったんだ。」

ゼオン「俺はすぐに回復するからデュフォー専用にしようと考えていたがな。」

清麿「これをガッシュに?」

ゼオン「そうだ。」

デュフォー「装置が完璧じゃないから1回しか使えない。それを使ってくれるゼオンに感謝するんだな。」

清麿「いいのか。。?」

ゼオン「弟のガッシュの為だ。いい。」

清麿「ゼオン…。」

ゼオン「いいから。とっとと入れてやれ!(少し照れている。)」

清麿「ああ。すまない。」

ガッシュをカプセルの中に入れる。ガッシュは移動中に寝てしまった。

ゼオン「恐らく、セウノウスの空間に長時間閉じ込められていたからな。体力が奪われているんだろう。回復すれば目を覚ますさ。」

清麿「それにしても、まさかあのセウノウスだったとは…。」

ゼオン「俺たちも危惧していた。あれだけ強大な力を持った敵がそう簡単に消滅するモノなのかと。」

デュフォー「実際に俺はガッシュが魔界の王に決まってからも旅を続け、奴の痕跡を追っていた。」

清麿「!?。だが、やつは宇宙空間で消滅したはず。」

デュフォー「そう。宇宙空間の真下には当然地球がある。」

清麿「!?!?」

デュフォー「当然、邪念の魂は地球にくるだろう。」

清麿「…。」

デュフォー「そんなことも想像つかないのか。頭悪いな。」

清麿「…(怒」

ゼオン「まあ、そんな顔するな。清麿。俺が一番気にしているのはガッシュの身の安全だ。」

清麿「ああ。(俺の身は心配じゃないのかよ…)」

デュフォー「セウノウスにとって最も恨んでいるのは清麿とガッシュだろうからな。」

ゼオン「気をつけろよ。今回ガッシュを閉じ込めただけなのかもしれないが、まだ油断は出来ない。」

清麿「そうだな。」

ゼオンはおもむろに自分の髪を抜く。

ゼオン「何かあったらこれにメッセージを書いて紙飛行機にして飛ばせ。」

清麿「すまない。」

ゼオン「ガッシュが回復するまで少し休むと良い。」

デュフォー「奥にベッドがある。使え。」

清麿「ああ。ありがとう。」

……

清麿「(俺は横になりながら色んな事を考えた。セウノウスの事。ランキング戦の事。今回の事。)もっと俺がしっかりしなきゃな。」

………
……

???「************」

???「****************」

清麿「ZZZZ…。……ん?何時だ。今…。22時…。寝すぎたな。」

???「****************」

清麿「下から声が聞こえる。誰かいるのか?」

清麿「おはよう。。。」

ブラゴ「おはようの時間じゃないぞ。」

清麿「ブラゴ!!」

シェリー「久しぶりね。清麿。」

清麿「シェリーも!ガッシュの事が心配で来てくれたのか!」

ブラゴ「何をバカなことを言っている。俺たちはタッグパートナーと話をしに来ただけだ。」

清麿「タッグパートナーって…」

ゼオン「ああ。俺たちはこいつらと組む。」

清麿「本当か…(汗)」

シェリー「私たちはもともとタッグ経験のある、あなた達と組むつもりだったのよ。でも既にあなた達はパートナーを決めたみたいだったから。」

シェリー「考えて、あなた達と同じ技を使う、この人たちなら!と思ったの。」

デュフォー「頭が悪い割に、そういった事は思いつくんだな。」

シェリー「…(草が生えそうな顔)」

ブラゴ「ふんっ。俺は一人でも戦えるというのに。」

ゼオン「俺たちもパートナーなんていらないんだがな。ルールだ。仕方ない。」

ブラゴ「足手まといになったら、お前から消してやる。」

ゼオン「誰に言っているんだ?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

清麿「(ああ。。。この二人が組むとか…。地獄だ…。)それより、ガッシュはまだ目を覚まさないのか?」

ゼオン「ああ。相当なダメ―ジを受けているらしい。肉体面だけでなく精神面もな。」

清麿「精神面…。ガッシュになにがあったんだ。。。」

ゼオン「起きてからゆっくり聞けばいいさ。清麿。ガッシュも寝ているし今日は泊まっていけ。」

清麿「え?でも…。」

デュフォー「いいさ。気にするな。俺たちはこれからタッグ戦の修行にいく。」

清麿「これから!?」

デュフォー「ああ。一度も打ち合わせしていないからな。日も近い。」

シェリー「あなた達の連絡がぜんぜんつかないのがいけないんでしょ!?」

デュフォー「俺たちはその場所に留まるなんて一言も言っていない。」

シェリー「ぐぐぐぐぐ。(怒りを抑える)」

ゼオン「修行をサボっていないか、軽く戦ってくるさ。」

ブラゴ「全力でこないと死ぬぞ。」

ゼオン「俺が全力でやったら、ランキング戦前に魔界に帰ることになるぞ。」

ゴゴゴゴゴ

デュフォー「と、いうわけだ。しばらくはのんびり出来るぞ。ゆっくりしていけ。」

清麿「あ、ありがとう。」

シェリー「また、ランキング戦で会いましょう。」

清麿「ああ!」

シェリー「1年前の借りを返させてもらうわ。」

清麿「はい!」

4人は足早に去って行った。

清麿「あの2人が組むとなると、最強だな…。俺たちも負けてられない。。。ガッシュも寝ているし、今のうちに皆に連絡しておこう。」

携帯を開くと、サンビームさんから着信が50件きていた。

清麿「そういえば、連絡するの忘れてた…。(汗)」

清麿「とりあえず、サンビームさんに連絡をするか。」

トゥルルルルルル。トゥルルルルルル。

サンビーム「もしもし?清麿か?」

清麿「はい。連絡が遅くなってしまい申し訳ないです。」

サンビーム「気にしないでくれ。清麿も疲れていたんだ。私の事は大丈夫だから他の人に連絡を。」

清麿「はい。ありがとうございます。」

サンビーム「それから、帰りはゼオン達が送ってくれるそうだ。」

清麿「え?そうなんですか?」

サンビーム「ああ。連絡があった。」

清麿「あ。分かりました。ここまで付き合ってくれてありがとうございます。」

サンビーム「いいさ!じゃあ私はこの後用事があるから、またランキング戦で会おう!」

清麿「はい!」

ガチャッ。

清麿「さて、次は…起きてると良いが…」

トゥルルルルルル。トゥルルルルルル。トゥルルルルルル。トゥルルルルルル。

恵「もしもし?清麿くん?」

清麿「恵さん。すみません。こんなに遅くなってしまって…。」

恵「いいのよ。大変だったんでしょ?ナゾナゾ博士に聞いているわ。」

清麿「え?ナゾナゾ博士に?」

恵「ええ。とにかくガッシュくんと清麿くんが無事で良かった。」

清麿「恵さん…。」

恵「ふふ♪明日帰ってきたときにゆっくり話しましょ♪時間が出来たら私の家にきて。」

清麿「わかりました。」

恵「それじゃあ、また明日ね♪」

清麿「はい!」

ピッ。

清麿「さて、ナゾナゾ博士にも…。」

トゥルルルルルル。トゥルルルルルル。

ガチャ

清麿「もしもし?ナゾナゾ博士か!?」

ナゾナゾ博士「ハッハッハッハ。こちらはナゾナゾ博士。」

清麿「セウノウスの事で話が…」

ナゾナゾ博士「私は今、研究で電話に出られません。ピーッとなったらメッセージを残しておくれ。」

清麿「なんていう紛らわしい留守番電話だ!また、かけ直すか…」

ナゾナゾ博士「また、電話の相手が清麿くんだった場合は電話をかけてくる必要はない。」

清麿「!?」

ナゾナゾ博士「既に敵のことで調査を始めている。ガッシュくんの事は清麿くんに任せたよ。ピーーーーー。」

清麿「留守電になんてメッセージを残しやがる。既に真相を……さすがは博士ってところか。」

ガッシュ「う、…」

清麿「!?!?ガッシュ!?」

ガッシュ「清麿…。?ここは…」

清麿「良かった!気が付いて!相当なダメージだったんだな。何か思い出せるか?」

ガッシュ「瞬動の修行をしていたのだ…。イメージできるようになって実際に移動も出来た。」

清麿「ああ。」

ガッシュ「最後に清麿の父上のいる家を思い浮かべたのだ。その後の事が…。うっ、、思い出せぬのだ…。」

清麿「無理して思い出さなくていい!まずはゆっくり休め。」

ガッシュ「すまぬのだ。。それより清麿!!?今日は何日なのだ!?ランキング戦は!?」

清麿「大丈夫。あさって。まだ明日があるよ。」

ガッシュ「そうか…。良かったのだ。。。それにここは…。」

清麿「そうだな。ガッシュには何が起こったのか説明する必要があるな。」

俺はガッシュの身に何が起きたのか。そしてここまでの経緯を細かく話した。

……

ガッシュ「セウノウス…。あやつがまた…。」

清麿「ああ。ランキング戦も油断できなくなってきた。どこであいつが仕掛けてくるか分からない。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「今日はもう寝よう。明日もある。」

ガッシュ「そうだの。ゼオン達はどこなのだ?お礼が言いたいのだ!」

清麿「ああ。二人は……。」

ガッシュ「なにっ!?ゼオンとブラゴが!?」

清麿「ああ。」

ガッシュ「それは…。あれだの…。いや決してビビってる訳ではないぞっ…。ガクガクガク」

清麿「…(震えている(笑))あ、ああ。分かっている。あの二人が組むとなると、ますまず強くならなきゃらいけないな…。」

ガッシュ「うぬ!!」

清麿「そのためにも、まずは休め!明日がランキング戦前日だ!」

ガッシュ「分かったのだ!」

清麿「じゃあ、また明日。」

ガッシュ「うぬ。おやすみなのだ。」

Zzzzz。Zzzzz。

清麿「結局、ガッシュは何も覚えていないか。セウノウスがガッシュをただ閉じ込めただけとは思えん。だが、外傷がないのも確か…。…。考えても分からん!とにかく今はランキング戦の事に集中しよう。」

Zzzzzz。Zzzzzz。Zzzzzz。

ランキング戦まで残り1日!…

第3-2章『ランキング戦前夜』

ピピッピピッピピッピピッ。

ピピピピピピピピピピッピピピピピピ

カチッ。

清麿「んあ?何時だ?8時…。とりあえず起きるか。」

1階に降りるがガッシュの姿はない。

清麿「どこいった?」

ガガガガガガ!!(外から物音が聞こえる)

清麿「何の音だ?」

ガチャっ。

そこにはガッシュがマントを操り、飛んだり、防御したりと修行をしていた。

清麿「ガッシュ!!!」

ガッシュ「うぬ?清麿!おはようなのだ。」

清麿「おはようじゃないぞ!何やってるんだ?」

ガッシュ「うぬ?見て分からぬか?修行をしておる。」

清麿「そんなの見れば分かる…。なんでこんな朝早く…でもないか。朝から修行してたのか?そもそも寝たのか?」

ガッシュ「うぬ。長時間捕まっておったから身体がなまってしまったようだったから5時に起きて修行してたのだ。」

清麿「大丈夫なのか?」

ガッシュ「うぬ。これ以上、迷惑をかけるわけにはいかぬ!」

清麿「ガッシュ。」

ガッシュ「それに、皆の期待に答えねばなるまい。今回のランキング戦は私と戦いたくとも戦えずに消えていった魔物の思いがあるのだ。きっと向こうもたくさん修行をしていると思うから、王様として情けない姿は見せられないのだ。」

清麿「…。(ザっ)」

何も言わずに本を持ち、ガッシュの横に立つ。

ガッシュ「清麿…。」

清麿「ゼオンが起きてくるまで時間がありそうだ。それまで俺も付き合うさ。」

ガッシュ「う、うぬ!」

???「それなら適切な場所がある。」

清麿・ガッシュ「デュフォー!!?」

清麿「起きていたのか!?」

デュフォー「外でガタガタやっていたら起きるさ。ゼオンはまだ寝ているがな。」

ガッシュ「す、すまぬのだ…。」

デュフォー「かわない。それよりここから西に10キロ行った場所に俺たちが昔使っていた修行場所がある。岩がたくさんあるから呪文で全て壊してこい。」

清麿「岩を?」

デュフォー「ああ。安心しろ。簡単には壊れない。11時には送っていくからそれまで終わらせるんだ。」

清麿「…わかった。」

ガッシュ「清麿、マントに。」

清麿「ああ。」

バサッ!

…………
………
……

ゼオン「あの場所に行かせたのか。」

デュフォー「ゼオン。起きていたのか。」

ゼオン「ああ。それより、あの場所はガッシュはともかく清麿にはまだ早いかもしれんぞ。」

デュフォー「ああ。分かっている。だが、あれをクリアできないようじゃ今の俺には勝てん。」

ゼオン「ッフ。そうか。そうだったな。朝飯にしよう。」

デュフォー「ああ。」

………
……

清麿「ここか!」

ガッシュ「いきなり広い場所に出たのだ。」

清麿「この岩は……。」

ガッシュ「どうしたのだ?なにか分かるのか?」

清麿「ああ。この岩は魔界のものだ。攻撃すれば分かる。ガッシュ。いいか。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「ザケルっ!」

バチッ!!岩に直撃するが、途端、はね返ってくる。

清麿「くっ。」

ガッシュ「ぬぅ!?攻撃がはね返されたのだ。」

清麿「ああ。この岩は特殊な成分で出来ている。それに答えを出す者(アンサー・トーカー)でも答えがでない。。。更に的確に術者に向かってはね返ってくる…。」

ガッシュ「そういえば、父上に聞いたことがあるのだ。遠方の地で魔物の修行の為だけに開発された岩があると。一見ただの岩にしかみえないから、処分が大変だと言っておったのだ。」

清麿「じゃあ、これが。」

ガッシュ「うぬ。恐らく、その岩なのだ。」

清麿「破壊する方法とか何か聞いていないか?」

ガッシュ「う、うぬぅ。この話はゼオンが詳しく聞いていたのだ…。」

清麿「そうか。聞きに戻れば済む話だが、それじゃあ修行にならないしな!この周囲にある岩に片っ端から呪文をぶつける!」

ガッシュ「うぬ!私たちはもっと強くならねばならぬ!」

清麿「ああ!ランキング戦なんてあっという間に勝利してやろう!いくぞ!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ガンレイズ・ザケル!!!」

………
……

清麿「はあ。はあ。。はあ。」

ガッシュ「はあ。はあ。はあ。はあ。清麿。大丈夫か!?」

清麿「ああ。心の力を使いすぎた。それに避けるのに体力を使いすぎた…。こんな調子じゃ全部壊すのは無理だ!あと10分…。時間もない…。」

ガッシュ「清麿!諦めてはダメなのだ!」

清麿「ああ!分かっている!もう心の力も少ないが、試したいことがある。上手くいくかは分からないが言う通りにしてくれ!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「セット!(一番大きな岩に指を向ける)ザケルガ!!」

ガキイイイイイン!!岩がはね返してくる。

清麿「よしっ!ここにラシルドォオオオ!!」

キィィィン!!ビキッビキ(盾にヒビがはいる)

清麿「ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!」

カキイイイイイン!!

清麿「よしっ!はね返した!」

キンッキンッキンッキンッキンッキンッキンッキンッ

ガッシュ「岩と盾の間ではね返し続けているのだ…」

清麿「ああ。だが、ラシルドははね返すと同時に電撃をプラスする。つまり攻撃力が無限に上昇する!」

キンッキンッキンッキンッキンッキンッキンッキンッ!!ドガッ!!

ガッシュ「岩が割れたのだ!」

清麿「よしっ!…うっ。」

ガッシュ「清麿ぉ!!大丈夫か!」

清麿「ああ。。心の力が…もう…。時間もあと5分…。ガッシュ。俺の支持する場所に移動してくれ。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ここだ。ここから向こうに見える岩に向かってバオウを放つ。そしたら俺を担いで横の岩に隠れるんだ。岩同士がはね返し合い…全体に攻撃を与えられる!」

ガッシュ「うぬ!任せるのだ!」

清麿「ああ。だが攻撃した後に指定の場所にザグルゼムを放ち続ける必要がある…俺の心の力では足りないっ…。」

ガッシュ「清麿ぉ…。」

清麿「くそっ!やっと破壊方法が分かったのに!くっそおおお!!」

デュフォー「簡単にあきらめるのか。」

清麿「デュフォー!!?」

デュフォー「清麿。心の力は確かに減り続ける。だが同時に溜めることも可能だ。お前はそれに気づいているはずだ。」

清麿「心の力を溜める…。………………………そうか。」

目をつぶり集中する。ガッシュとの思い出や恵さんのこと。これからの事を考える。幸せなことを考え心を一杯にする。

ガッシュ「清麿ぉお!時間がないのだあ!」

清麿「……………」

ガッシュ「うぬ!?本からオーラのようなものが…。」

デュフォー「っふ。清麿。あと2分だ。」

清麿「ガッシュ!!!セットッォォォォ!!!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「いくぞおおおおお!!!バオオオオオオオウ・ザケルガアアアアアア!!!!」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

ガッシュ「清麿ぉおおお!」

清麿を担ぎながら岩に隠れる。

ガキーーーーーィーーーン!

はね返す。

清麿「よし!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!」

今度は清麿がガッシュを抱え走り出す。

清麿「ザグルゼム!!ザグルゼム!!!ザグルゼム!!!!ザグルゼム!!!!!ザグルゼムゥゥゥゥ!!!!!!」

 

清麿「いっけえええええええ!!!」

バオウがはね返り続け、そして形を変え岩に襲いかかる。岩を丸ごと噛み砕く。

ドガガガガ!!!ドガーーーーーン!

清麿「よし!っぐ!」

ガッシュ「やったのだ!全部壊したのだ!」

清麿「溜めた心の力を全て使い切ってしまった。だが、全て壊した。やった。」

デュフォー「清麿。5秒オーバーだ。」

清麿「くそっ。」

ガッシュ「うぬぅ…。」

デュフォー「だが、答えを出せたらしいな。清麿。心の力は無限ではない。同時に呪文でいくら回復し続けると回復呪文を使った本の持ち主が心の力を減らしてしまう。自分で回復する術を忘れるなよ。」

清麿「ああ。ありがとう。」

ゼオン「おい。そろそろ行くぞ。」

ガッシュ「ゼオン!あ、ありがとうなのだ。助けてくれて。」

ゼオン「ふん。礼なんていい。兄として当然だ。」

ガッシュ「ゼオン…。」

ゼオン「それより明日の戦い。期待しているぞ。」

ガッシュ「うぬっ!」

ゼオン「清麿、ガッシュ。俺の前に立て。」

清麿・ガッシュ「ああ。(うぬ。)」

くるっ。。

清麿「うわっ。マントが包み込んでくる。何も見えなくなった。」

ゼオン「じゃあ、すぐ戻る。」

デュフォー「ああ。」

………
……

ゼオン「着いたぞ。」

清麿「早かった。」

ガッシュ「うぬ。やはりゼオンは凄いのだ。。」

ゼオン「じゃあ、俺は戻る。明日のランキング戦に向けて体を休めておけよ。」

清麿「ああ。いろいろありがとう。デュフォーにもお礼を伝えといてくれ。」

ガッシュ「ありがとうなのだ。ゼオン。」

ゼオン「ああ。またな!」

シュッ。

清麿「ガッシュ。」

ガッシュ「うぬ。ゼオン達は強敵だの。」

清麿「ああ。このまま恵さんのところに向かうが、ガッシュはどうする?」

ガッシュ「私も一緒に行くのだ。心配かけてしまったから、謝りたいのだ。」

清麿「わかった。」

……

ピンポーン

恵「はーーーい。」

ガチャッ、

清麿「あ、恵さん。」

恵「…。(バッ。)」

何も言わずに抱きついてくる。

恵「おかえりなさい。」

清麿「…。ただいま。」

ガッシュも抱きしめる。

ガッシュ「うぬ。ただいまなのだ。」

ティオ「ガッシュウウウ!もう心配かけないでよっ!本当に大丈夫なの!?」

ガッシュ「うぬ。清麿達が助けてくれたのだ。ティオも心配してくれてありがとうなのだ。」

ティオ「ふんっ。別に心配……して……ないわよっ(グスッ)」

恵「ティオったら心配で全然寝てないのよ(清麿に耳打ちをする)」

清麿「そうだったのか…。すまないな。」

ガッシュ「う、うぬぅ。」

ティオ「それより、もう明日よ!ランキング戦!大丈夫なの!?」

ガッシュ「うぬ!ゼオン達に見てもらったから準備は整ったのだ。」

清麿「そうだ。二人に話しておきたいことがある。」

俺は今までに分かった事を二人に話した。

恵「セウノウスがまた…。」

清麿「ああ。注意はしておかなきゃいけない。」

ティオ「セウノウスなんて怖くないわよ!それよりゼオンとブラゴのチームよ!あいつらが組むなんて卑怯すぎるわっ!!!強すぎるじゃないっ!」

ガッシュ「うぬ。だが、勝たねばならぬ。皆で協力して勝つのだ。」

ティオ「、わ、わかってるわよ!私とガッシュのチームなら勝てるけど、他が可哀相って話よ!」

ガッシュ「うぬ!頑張ろうぞ!」

清麿「それともう一つ。本の力の出し方についてだ。」

恵「力の出し方?」

清麿「ああ。前回の戦いでは呪文は1つずつしか唱えられないことは知っているな?」

恵「ええ。」

清麿「だけど、この間のウォンレイ達との修行で恵さんとティオは2つ同時に呪文を発動した。」

恵「そういえば、、、」

清麿「このタッグ戦。呪文が2つ同時に唱えられる。だがタッグの相手。つまりパートナーが呪文を使えなくなる。」

ティオ「どういうこと!?」

清麿「つまり、俺がザケル・ラシルドを同時に唱えることは出来るが、その間はティオは呪文を発動できない。」

恵「あの修行の時は、清麿くん達が休んでいたから平気だったのね。」

清麿「ああ。だが、2つ呪文の同時出しは心の力の消費が激しい。今回の戦い。チームワークが必要不可欠だ。」

恵「ええ。」

清麿「お互いの状況にあって呪文を唱えないとな。」

ティオ「じゃあ!今から修行に行きましょ!」

ガッシュ「うぬ!勝つためには修行しかないのだ!」

清麿「いや、今日はゆっくり休もう。」

ティオ・ガッシュ「!?」

清麿「明日からランキング戦が始まる。今日は明日の為にゆっくり休んだ方が良い。ゼオンにもそう言われただろ。」

ガッシュ「しかし!」

ティオ「そうよ!明日から始まるからこそ、今日練習しておくのよ!」

恵「ティオ!」

ティオ「うっ。」

清麿「二人の気持ちはよく分かるが、今日は休もう。今日体力を使って明日に響いては元も子もない。」

ガッシュ「分かったのだ…。」

ティオ「仕方ないわね。」

恵「じゃあ、今日は私が腕によりをかけて作るね。」

ガッシュ「ブリがいいのだーーー!!ブリィ!」

ティオ「ガッシュのは…私が…(ゴモゴモ)」

清麿「っふ。明日は凄い戦いになる…。」

ランキング戦前夜!

第4章『ランキング戦開始!!』

ピピピピ。ピピピピ。ピピピピ。

カチッ

清麿「ふぁ~~。朝か。いよいよ今日か…。なんだか緊張するな。」

ガラッ。

清麿「!?」

恵「!。おはよう清麿くん。早いのね♪」

清麿「恵さんこそ!」

恵「私はみんなの朝食を作るから少し早く起きたのよ♪」

清麿「いつもすみません。」

恵「なにいってるのよ。私たちの仲じゃない♪」

清麿「////」

恵「それにしても、ガッシュくんやティオ達が帰ってきて毎日バタバタして忙しいけど、楽しいわね。」

清麿「……ええ。これがずっと続いてくれれば良いんですが、別れは必ずやってくる。それまでを大切に過ごしていきたい。」

恵「そうね。ねえ。清麿くん。ランキング戦で優勝出来たら、お願いがあるんだけど。」

清麿「お願い?」

恵「うん。」

清麿「なんでしょう(ドキドキ)」

恵「世間に私が付き合っているってことを公表したいのよ。」

清麿「…!?!?ええええ!?!?だってアイドルでまずいんじゃ…」

恵「うん。でも結婚もあると思うし、今のうちに公にしておきたいの。」

清麿「け、、け、結婚!?!?」

恵「清麿くんは私と結婚は考えてなかった?」

清麿「いや!そんな事はないです!けど、まだ高校生ですし…。恵さん大人気のアイドルだし…。」

恵「私は清麿くんしかいないと思っているわ♪自分に自信持って♪」

清麿「恵さん…。」

恵「それにね、公にしたいのはもう一つ理由があるの。」

清麿「?」

恵「ティオ達に安心して魔界に帰ってもらいたいの。」

清麿「ティオ達に?」

恵「ティオったら、清麿くんと付き合ったって聞いて凄く喜んでくれて。でも結婚まではいれないと思うから、せめて安心させたいの。私の話をいつも聞いてくれた一番の相談相手だから。」

清麿「恵さん。。。…分かりました。」

恵「ありがとう。清麿くん。」

ラブラブな空気が流れる。二人の距離が近づく…。

ガラッ

恵・清麿「!?!?(高速で離れる)」

ガッシュ「おはようなのだ…。」

清麿「ガ、ガッシュ!おはよう…。」

恵「ガッシュくん。おはよう。。」

ガッシュ「うぬ。寝過ぎてしまったのだ!ぬ?どうしたのだ?二人とも顔が赤いぞ?」

清麿「え!?いや!なんでもない!ちょっと早朝ランニングでな!熱いだけさ!」

ガッシュ「なにっ!?清麿だけずるいではないかっ!私も早朝ランニングにいってくるぞ!」

清麿「あ、ああ気を付けてな…」

恵「もうすぐ朝食だから、あんまり遠くに行かないようにね♪」

ガッシュ「うぬ♪」

………
……

清麿「いやーびっくりしたぁ。」

恵「ほんとね。」

清麿・恵「っぷ。はっはっはは!(思わず顔を見合わせて笑う)」

清麿「ご飯の支度手伝います!」

恵「ええ♪お願い♪」

ティオ「(隠れている)もーーー!ガッシュったらタイミング悪い所で起きてくるんだから!」

………
……

………
……

朝食。

ガッシュ「やっぱり恵の作るご飯は最高なのだ!」

清麿「本当に、おいしい。歌も上手、ご飯も作れる、強いって無敵じゃないですか!」

ティオ「あら?今更気づいたの?二人とも遅いわよ!」

恵「そんなことないわよ♪清麿くんもガッシュくんも私にはない良い所がたくさんあるわ♪」

ガッシュ「そうなのか?じゃあ今度、私もご飯を作ってみようかの!」

恵「うん♪その時は一緒に作りましょ♪」

ガッシュ「うぬ!」

コオオオオオオオオ

ティオ「!?清麿!本が!」

清麿「恵さんのも!」

本をめくる…。

魔物の諸君。そしてパートナー。いよいよ本日ランキング戦が開始される。
時間は今から60分後。指定の場所に集合するように。
なお、遅れた場合はタッグパートナー共に失格とする。
場所は本に手を当てればイメージが流れ込んでくる。

清麿「手を…。」

………
……

恵「清麿くん。」

清麿「ああ。ランキング戦が始まる前に力の無いモノを落とすようになっているんだ。」

恵「戦いの場所って…」

清麿「ああ。なんの偶然か。。。ニュージーランドだ。」

ティオ「それって。」

清麿「ああ。ファウードが転送されてあった場所だな。」

ガッシュ「60分でいけるのか?」

清麿「日本からでは乗り継ぎや車でも移動も考えて1日かけても無理だ…。」

ティオ「じゃあどうするの!?」

ガッシュ「私に任せてくれぬか?」

清麿「ガッシュ!?まさかあれを!?」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ダメだ!ゼオンから止められているだろ!」

ガッシュ「しかし!このままでは失格になってしまうではないか!それは絶対に嫌なのだ!」

清麿「ガッシュ…。」

ガッシュ「私に考えがあるのだ。信じてくれぬか?」

清麿「…ああ。分かった。」

ガッシュ「皆、私のマントで包む。それから瞬間移動で移動するのだ。そうすれば、みなを連れていけるのだ。」

恵「わかったわ。」

ティオ「頼んだわよ!ガッシュ!」

清麿「無理するなよ。」

ガッシュ「うぬ!」

ひゅるっ。全員をマントで包む。

ガッシュ「少し、窮屈だが我慢するのだ。」

ヒュンッ。

………
……

清麿「はっ!?ここは!?」

恵「清麿くん!?」

ティオ「ガッシュ!?」

ガッシュ「うぬ!着いたのだ。」

そこはまぎれもなく、あのファウードが転送されていた場所。辺りが広く削られており、戦いのステージは整っているようだった。

清麿「よかった。」

???「ずいぶん遅かったね!」

清麿「あ!?キッド!」

キッド「久しぶり!清麿!」

ガッシュ「うぬ!キャンチョメも。」

キャンチョメ「やあ。皆ゆっくりだったね(キャンディーを食べながら言ってくる)」

ティオ「ああーー!!!なんで、あんた達が先にいるのよ!」

キッド「僕たちは最初からここに居たんだ。」

ティオ「はあ!?戦いの場所が分かったっていうの!?」

キッド「そうさ!ナゾナゾ博士はなんだって知っているんだ!」

ナゾナゾ博士「はっはっはっは!おや?天才の清麿くん。ずいぶんのんびりしていたんだね♪もしかして、う○こでもしていたのかな?はっはっはっは!」

清麿「(怒)」

ナゾナゾ博士「おやおや。そんな怖い顔しちゃダメよ♪」

清麿「誰が怒らせているんだ。(怒)」

ナゾナゾ博士「まあ、その怒りは戦いで使うんだね。なんたって、初戦の相手は私達だからね。」

清麿「なにっ!?」

キャンチョメ「そうさ!僕とキッドでガッシュ達をボコボコにしてやるんだからな!」

ティオ「あんたとキッドがチーム!?」

キャンチョメ「そうさ!僕一人でも最強だけど、ナゾナゾ博士とキッドが加わったら怖いモノなしさ!」

清麿「確かに。キャンチョメの技にナゾナゾ博士の知識が加われば…。最強だ…。」

ガッシュ「うぬぅ。」

ティオ「なんで、あんたたちが組むことになったのよ!?」

キャンチョメ「…そ、それは…」

フォルゴレ「キャンチョメから言い出したのさ。」

キャンチョメ「フォルゴレェ!」

清麿「キャンチョメから?」

フォルゴレ「以前の戦いでキャンチョメは自分の責任でキッドが魔界に帰ってしまったと悔いていた。自分に力がなかったからと。」だが、今は違う!キャンチョメは凄い力を持ってキッド達を守ることも出来るのさ!」

キッド「守られなくても僕は強いけどね♪」

ナゾナゾ博士「まあ、清麿くん、恵さん。お二人とも悔いのない戦いにしよう。」

清麿・恵「…。」

ナゾナゾ博士「そうそう。あっちの方に行けばランキング戦のトーナメント表が貼り出しているぞ。では、後程。」

………
……

恵「あの二人がチーム。」

ティオ「絶対に負けないんだからーーー!」

清麿「だが、あの二人は油断できない。ちょっとでも気を抜いたら負ける。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「キャンチョメの術は厄介だし、ナゾナゾ博士の指示は絶大だ。…これは初戦から強敵だぞ…。みんな!作戦を伝える…。」

………

清麿「…いいな!」

恵「ええ!」

ティオ「上手くいくかしら…。」

ガッシュ「うぬぅ。」

清麿「大丈夫!俺たちなら!」

ガッシュ「うぬ!!」

???「お前らよく間に合ったな。」

ガッシュ「ゼオン!?」

ゼオン「ガッシュ。お前、瞬間移動を使ったな。」

ガッシュ「う、うぬぅ。すまぬのだ…。」

ゼオン「…。まあ、この状況では仕方ない。だが、あまり心配をかけるなよ。」

ガッシュ「うぬ。ありがとうなのだ。」

(ガッシュとゼオンが話している間に。)

清麿「デュフォー。」

デュフォー「ガッシュの力で制限時間内に間に合ったか。」

清麿「ああ。それより聞きたいことがある。」

デュフォー「セウノウスの事か?」

清麿「!?。ああ。」

デュフォー「大丈夫だ。今はなにも起きていない。お前は1回戦に集中するんだな。」

清麿「…。ああ。分かっている。」

デュフォー「っふ。検討を祈る。」

清麿「ああ!!ちなみにデュフォー達の初戦の相手は誰なんだ?」

デュフォー「(っす)」デュフォーは黙って指を刺した。その先には…

清麿「あいつらか…。レイコム・フェイン。」

デュフォー「それじゃあ、またな。」

清麿「ああ。」

……

恵「清麿く~ん!トーナメント表のリスト貰ってきたよー!」

清麿「あ、すみません!ありがとうございます!」

恵「みて!」

清麿「これは…。。やっかいな奴が多い…」

清麿「サンビームさんはやっぱりシスターと。。。ウマゴン・モモンか。」

恵「キースとバリーがなぜかチームだわ。。。」

清麿「ここも、、、エルザドル・アシュロン。竜族の二人がチームなんて。。。勝てるのか…。。」

恵「清麿くん。。。」

清麿「ああ、どの相手も油断が全く出来ない。」

恵「確かにどの相手も強敵ね。でも私達だって負けてない!最後まで諦めず全力を出しましょ!」

清麿「もちろんだ!」

ティオ「恵!清麿!こんなところにいた!もうすぐ初戦が始まるわよ!急いでっ!」

清麿「すまん!わかった!」

タッタッタッタ。(指定された試合場に向かう。)

ナゾナゾ博士「っはっはっはっは!清麿くん。恵さん。良く逃げずに来たね。私はナゾナゾ博士。何でも知ってる不思議な博士さ。そして君たちを倒す相手でもある。」

清麿・恵「!」

キッド「ナゾナゾ博士が考えた作戦なら王様のガッシュだって瞬殺なんだよーー!」

キャンチョメ「君たちが勝てる可能性は100%ないね♪」

ナゾナゾ博士「そうさ。つまり私達が勝てる可能性は100%ということだ♪」

キッド「本当♪」

ナゾナゾ博士「う・そ♪(笑顔)」

キッド「がーーーーーーん」

ナゾナゾ博士「そんなに落ち込むなキッドよ。まあ100%とは言わないにしても99%は勝てる。フォルゴレくん。よろしく頼むよ。」

フォルゴレ「ええ!任せて下さい!」

清麿「俺たちだって負けない。」

恵「ええ!私たちのコンビネーションであなた達に勝つわ!」

ガッシュ「いくぞ!ティオ!」

ティオ「ええ!やってやろーじゃないの!」

清麿「ザケル!」

恵「サイス!!」

フォルゴレ「ポルク!!!」

第4-1章『最大の難敵!一回戦開始』

どがっ!!!!!

ガッシュ・ティオ「!?キッドが二人?」

清麿「違う!片方はキャンチョメだ!惑わされるな!」

ガッシュ「わかっておるのだ!」

清麿「それにしても…なんて化けるのが上手くなったんだ…。こんなにも違いが分からないものか…。」

フォルゴレ「清麿。驚くのはまだ早いぞ。」

清麿「くる!?恵さん!」

恵「セウシル!」

フォルゴレ「ミリアラル・ポルク」

ナゾナゾ博士「ガンズ・ゼガル」

キャンチョメ「ガンズ・ゼガル」

ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!

清麿「っく。過去にキッドの技をお互いに受けているからキャンチョメのミリアラル・ポルクが効いてしまう。」

ガガガガガガガ!!!

ティオ「っう。盾が持たない…。」

ぱりぃいいいん!!!

ガッシュ・ティオ・清麿・恵「うわーーー!きゃーーーー!」

ナゾナゾ博士「清麿くん。その程度だったかい?」

キッド・キッド?(キャンチョメ)「僕たちのコンビは最強なんだ!」

清麿「俺たちだって、やられてばかりじゃない。」

恵「そ、そうよ!これからだわ!」

清麿「ガッシュ!恵さん!ティオ!さっき伝えた作戦を!」

恵「ええ!」

ティオ「了解!」

ガッシュ「うおおおおおおお!!!」ダダダダダダダ

キッド「うわーー!ガッシュが突っ込んでくるよ!博士ぇ!」

ナゾナゾ博士「慌てるな!ガッシュ一人じゃ何もできないよ。ハッハッハ!」

清麿「ザケルゥ!!!!」

ナゾナゾ博士「舐められたもんだね!そんな攻撃簡単に避けられる!」

恵「サイス!」

フォルゴレ「っは!」

ナゾナゾ博士「無駄に心の力を使うだけだよ。」

清麿「テオザケル!!!」

ナゾナゾ博士「少しはまともな攻撃をしたようだね。だけどそんなんじゃダメダメ。」

恵「サイス!!」

フォルゴレ「ほっ!!」

ナゾナゾ博士「無駄ぁ無駄ぁ。ハッハッハ。は?」

フォルゴレ「博士!?どうして後ろに!?」

キッド「僕たち一か所に集められたよ!?!?」

ガッシュ「うあーーーい!!!」

キッド?「うあーー!ガッシュと清麿がこんなに近くに!?」

清麿「ガンレイズ・ザケル!!!」

清麿「恵さん!!」

恵「ええ!!ギガ・ラ・セウシル!!!」

キッド「うわー!閉じ込められたよ!?」

博士「うわあああ!?!?」

ガンレイズ・ザケルがはね返る。

どがーーーーん!!!

清麿「よしっ!!」

………
……

ナゾナゾ博士「いやぁ。恐れ入ったよ。清麿くん。ガンレイズ・ザケルを放ち、私たちの範囲に入ったところで特大のギガ・ラ・セウシル。そのままはね返りダメージを受ける。避けることも出来ない。ハッハッハ。」

清麿「ダメージをあまり受けていない…。」

ナゾナゾ博士「久しぶりの戦いは楽しいねェ。では…。」

フォルゴレ「ええ。」

清麿「!?まずい!ガッシュ!キャンチョメを止めるんだ!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ラウザルク!!」

ナゾナゾ博士「おっと。邪魔はさせないよ。ギガノ・ゼガル!!!」

恵「チャージル・サイフォドン!それはこっちだって同じよ!」

清麿「いそげ!ガッシュ!」

ガッシュ「うあーい!」

ナゾナゾ博士「コブルク!」

小キッド「ワイワイワイワ」

清麿「あれは!?力がある小キッド。恵さん油断しないでっ!」

恵「ええ!」

清麿「よしっ!これなら間に合う!」

ガッシュ「あああー!!!い!!」

ガッシュの拳がキャンチョメを襲う!

どんっ!!!

清麿・ガッシュ「!?!?!?」

ナゾナゾ博士「っふ。」

フォルゴレ「…。」

ティオ「フォルゴレがラウザルクで強化したガッシュの拳を止めた…。」

ナゾナゾ博士「なにも成長したのは魔物だけじゃないのだよ。」

フォルゴレ「一足遅かったな。シン・ポルク。」

清麿「しまった!シン・ポルクだけは出されないように注意していたのにっ!!」

恵「清麿くん…。この技を打ち破る答えは…。」

清麿「ああ。キャンチョメの本体を…読み取る!」

答えを出す者(アンサー・トーカー)を発動する清麿。

清麿「そこだ!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!いええええあああ!!」

フォルゴレ「ふんっ!」

ガッシュ「ぐあっ。。」

清麿「馬鹿な!?ラウザルクで強化したガッシュを投げ飛ばしたっ!?」

フォルゴレ「悪いがキャンチョメは全力で守らせてもらう。」

キッド「本体には近づけさせないよ!」

清麿「っく。」

ガッシュ「清麿ぉ!」

清麿「分かっている!恵さん!ティオ!」

恵・ティオ「ええ!」

ナゾナゾ博士「おや。この状況で向かってくるとは。清麿くん。諦めが悪いよ。降参してくれるなら傷つけなくて済む。」

清麿・恵「誰が!!!」

ガッシュ・ティオ「諦めるもんか!」

フォルゴレ「なら仕方ない。」

キャンチョメ「二人とも。覚悟は良いね。」

ナゾナゾ博士「悪いが手加減できそうにない。次の試合もあるからね。」

キッド「いくよ!」

ナゾナゾ博士「ラージア・ゼルセン!!!」

恵「マ・セシルド!」

ガキィイイイン!!

ティオ「それぐらいの拳!防げるわ!」

キャンチョメ「甘いよ。」

キャンチョメの変身した化け物のような拳がマ・セシルドを破壊する。

恵・ティオ「きゃあああああ!!」

清麿「恵さん!ティオ!?」

ガッシュ「清麿!!!」

清麿「ラウザルク!」

ガッシュ「いええあああああああああ!!!」

拳でフォルゴレに挑む。

フォルゴレ「はああああああああ!!!!!」

ガッシュ「ぐっ!うあ!ぐっ!」

清麿「ガッシュと互角にやり合うとは…フォルゴレ、どれだけ体を鍛えて…。」

清麿「ガッシュぅううう!!!!」

ガッシュ「であああい!!!」

清麿「テオザケル!!!」

ふっ。(キャンチョメによりテオザケルがかき消される)

フォルゴレ「うおらぁ!!!」どんっ!

ガッシュ「っぐ!」

激しく吹き飛ぶガッシュ。

清麿「っく。」

キャンチョメ「本を奪うよ~」

清麿「くっそ!!」

逃げる清麿。しかしキャンチョメの蛇のような尻尾が追いかけてくる。

清麿「っぐ!」

ガッシュ「なんのぉ~!!!」

駆けつけたガッシュが身代りになり、地面に叩き付けられる。

ガッシュ「ぐあぁ。。」

清麿「ガッシュ!?」

清麿「大丈夫か!?」

ガッシュ「大丈夫なのだ…。それより、」

清麿「ああ。フォルゴレとキッド、博士が本体を守りキャンチョメの幻が俺たちに攻撃をしてくる。これは強い…。」

恵「清麿くん!?大丈夫!?」

清麿「ああ。恵さん!?足が!?」

恵「大丈夫!ちょっと擦りむいただけだから。」

ティオ「あんなの反則じゃないの!?どうやって勝てっていうのよ!」

ナゾナゾ博士「っはっはっは。考えても無駄無駄!」

キッド「僕たちはこのランキング戦では最強のチームなんだ!だから1回戦で負けるなんて絶対にありえないのさ!」

フォルゴレ「悪いが、清麿。降参してくれ。」

化け物キャンチョメ「ゴゴゴゴゴゴゴゴ。」

清麿「…。諦めない。絶対に。。。」

フォルゴレ「そうか。残念だ。我が友の本は燃やしたくなかった。」

フォルゴレ「キャンチョメぇ!!」

ごあっ!化け物キャンチョメの口ばし人形が迫る。

清麿「恵さん!ティオ!あの作戦をいまやる!」

恵「ええ!分かったわ!」

清麿「ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「はぁあああ!!!!ザケル!!」

恵「…」

大きな電撃がはしる。

化け物キャンチョメ「全体を狙ったのはイイケド、それぐらいの攻撃。簡単に消せるさ!」

技を消しにかかる…ふっ

フォルゴレ「よし!博士!とどめを!」

ナゾナゾ博士「ああ!」

どがっ!ガッシュのザケルが再び飛んでくる。

化け物キャンチョメ「何度やっても同じことだよ!」

再び消しにかかるが…

化け物キャンチョメ「え!?技が消えない!?」

ナゾナゾ博士「なにぃ!?」

化け物キャンチョメ「くっ!」

化け物キャンチョメの大きな手が3人を覆う。

………
……

フォルゴレ「なぜだ!?なぜザケルがずっと続いている!?そもそもなぜ技が消えない!!!」

キッド「博士ぇ!なんか暑くない?」

ナゾナゾ博士「ザケルの電撃がずっと続いているんだ。発熱しているんだろう。」

フォルゴレ「清麿…いったいどんな方法を…清麿には技を止める命令が届いているはずだが…。」

ナゾナゾ博士「清麿くん…さすがだ。」

キッド「やっぱり戦いはこうでなくちゃね!」

ナゾナゾ博士「フォルゴレくん、私たちも戦おう。2回戦の為に温存していたが全力で戦わないといけないようだ。キャンチョメくんもそろそろ限界だろう。」

キャンチョメ「ぼく…暑いのダメ…そろそろ限界…。」

フォルゴレ「博士…」

ナゾナゾ博士「ああ。解こうか。シン・ポルクを。」

パタン。シン・ポルクを解くフォルゴレ。

バチっ。バチチ。

清麿「シン・ポルク。破れたり。」

キャンチョメ「清麿!どうしてそんな技を出し続けられたんだ!僕は確実に技を止める命令を出していたんだぞ!」

清麿「さあな。」

キャンチョメ「秘密にするなんて!ずるや!」

ナゾナゾ博士「キャンチョメ、恐らく技を出していたのは恵くんだろう。」

キャンチョメ「えぇ!?」

清麿「さすがだな。博士。」

フォルゴレ「そういうことか!」

清麿「そう。キャンチョメの技を止める命令は俺に出していたんだろ?俺は技を出していないからな。意味はない。」

キャンチョメ「くううううう!」

ナゾナゾ博士「だが、そんな連続でザケルを出して恵くんは限界なんじゃないかな?」

恵「…。」

ナゾナゾ博士「ギガノ・ゼガル!!!」

清麿「ラシルド!」

ナゾナゾ博士「ガンズ・ゼガル!」

清麿「二重呪文!?」

清麿「ガンレイズ・ザケル!」

どがーーん!(相殺)

キッド「わあ!危ない危ない。」

ナゾナゾ博士「やはり、恵くんは限界のようだね。」

フォルゴレ「博士!」

ナゾナゾ博士「先に恵くんの方から倒させてもらう!!どこまで守れるかな。清麿。」

清麿「…」

 

ナゾナゾ博士「コブルク!!」

フォルゴレ「ディマ・ブルク!!」

ミニキッド「ワイワイワイワイ。」

キャンチョメ分身「ワイワイワイ」

ばっ!

清麿・ティオ、恵・ガッシュの二手に分かれる。

キッド「博士!清麿たちが二手に分かれたよ!」

ナゾナゾ博士「全員で清麿にかかれー!ティオくんは技を出すことが出来ない!」

ミニキッド・キャンチョメ分身「がーーーー!!!」

ティオ「あら?それはどうかしら?清麿!」

清麿「サイス!!」

キャンチョメ「!?」

ガガガガガガガ!!!
ガガガガガガガ!!!ガガガガガガガ!!!?
ガガガガガガガ???

ナゾナゾ博士「いつの間に本を入れ替えて…。ええい!恵くんだ!本を入れ替えているならガッシュは技をだせん!」

ミニキッド・キャンチョメ分身「がーーーー!!!」

恵「ガッシュくん!いくわよ!」

ガッシュ「うぬ!」

恵を背中におぶさり高く飛ぶ。

恵「ザケル!!!」

ナゾナゾ博士「まだ弱い呪文なら唱えられるみたいだね!だが空中では避けることが出来ない!」

ナゾナゾ博士「ガンズ・ゼガル」

清麿「マ・セシルド!!」

空中の二人にバリアを張る

ナゾナゾ博士「小癪な!」

フォルゴレ「ミリアラル・ポルク」

キャンチョメ「ガンレイズ・ザケル」

ティオ「っく。。。」

清麿「ティオ!頑張ってくれ。」

ティオ「言われなても…んんん!!!」

はぁはぁはぁ。

ナゾナゾ博士「よく防いだね。その呪文だけで。」

清麿「心の使い方次第で技は強くなるからな!」

しゅたっ。

4人がいったん集まる。

フォルゴレ「っは!!!」

フォルゴレが単独で突っ込んでくる。

ガッシュ「清麿!!」

清麿「サイス!」

恵「ザケル!!」

バシッバシッ!

!?!?!

清麿「弾かれた!?」

フォルゴレ「おらあぁ!!」

ガッシュ「うぬぅ!!!!」

どんっ!ガッシュが受け止める。

ナゾナゾ博士「ガッシュくんが盾になったね!」

清麿「ガッシュ!離れろ!」

ガッシュ「っ!?」

キッドがフォルゴレの背中にくっついていた。

ナゾナゾ博士「ギガノ・ゼガルぅ!!!!」

清麿「間に合え!!ラシルドぉおおおお!!」

清麿が自分の本に触れ、唱える。

ナゾナゾ博士「はああああああああああ!!!!!!」

ばきっめきっ。ドーーーーン。

ガッシュ「ぐあっ!」

清麿「ガッシュ!」

ナゾナゾ博士「ガンズ・ゼガル」

清麿・恵・ティオ「うわっ!!」

…。

恵「強い…。」

ガッシュ「っうぬぅ…。」

清麿「フォルゴレがあそこまで体を鍛えていたなんて…。」

ざっ!!
清麿たちはいったん集まる。

ティオ「清麿!?回復よ!」

清麿「ああ。」

清麿「サイフォ…!?」

ナゾナゾ博士「ゼガル!!」

清麿「危ないっ!」

ガッシュ「ぜえええい!!!」

ガッシュがゼガルを素手で弾く。

ナゾナゾ博士「サイフォジオは使わせないよ。そんな隙は与えない。」

恵「清麿くん。私、心の力があまり残っていないわ。」

清麿「ああ。俺もだ。あとバオウザケルガ1発か、弱い呪文3発ってところだろう。」

恵「私も…同じぐらい。。」

清麿「むこうは、まだ切り札を残しているはずだ……そして心の力的にも次が最後になる。」

ティオ「どうするの?」

清麿「作戦がある。恵さん。このメモを。」

恵「っ!」

清麿「タイミングは任せるっ!」

ナゾナゾ博士「清麿くん。お互い心の力的に次が最後になるね。」

清麿「ああ。」

ナゾナゾ博士「次の攻撃が君にクリアできるかな?」

フォルゴレ「博士!まさかアレを?」

キャンチョメ「あれは決勝まで残しておくって。。。」

ナゾナゾ博士「仕方ないさ。それは清麿くん達が簡単に倒せたらの話だったからね。」

キッド「ボク、やるよ!ガッシュにだって勝てるところを博士にみてもらうんだ!」

ナゾナゾ博士「よしっ!いくぞ!」

フォルゴレ「やるぞ!キャンチョメ!」

キャンチョメ「う、うん!!!」

ナゾナゾ博士・フォルゴレ「はあああああ!!!!!!」

清麿「!?」

恵「みて!本があんなに輝いて…。」

清麿「やつら、次で全てを使い切るつもりだ!いくぞ!」

バッ!

キッド「博士!また清麿たちが二手に分かれたよ!」

ナゾナゾ博士「清麿くんの持っているのは赤い本ではない!清麿くんのバオウはこない!今の状況ではお互い別のパートナーの強い呪文はまだ唱えられない!!予想通り!清麿くんを狙うぞ!!」

フォルゴレ「ああ!!!」

フォルゴレ「はあああああああ!!!!ミリアラル・ポルク!!!!」

フォルゴレ「バオウザケルガ!」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!オオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

ナゾナゾ博士「おおおおおおおおお!!!!!ミコルオ・シン・ゼガルガァアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

ティオ「清麿!本当に大丈夫なの!?!?凄くでかいよ!?!?」

清麿「大丈夫だ!信じろ!」

恵「ガッシュくん!!」

ガッシュ「まだなのだ!清麿の指示通り、ギリギリまで引きつけるのだ!!」

清麿「(今までにない圧力感…コピーのバオウとはいえ、これほどまでに威圧感があるとは…)」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

清麿「っく!まだだっ!」

ナゾナゾ博士「例え、恵くんがバオウを唱えられても、もう遅い!」

フォルゴレ「清麿はチャージル・セシルドンをまだ読めていない!!!」

ナゾナゾ博士「清麿くん。チェックメイトだよ。」

清麿「それは…どうかな!!!」

コオオオオオオオ!!!

キッド「博士!清麿の持っている本が凄く輝いているよ!?!?」

キャンチョメ「恵たちの持っている本も凄い輝いてるよぉ!?」

ナゾナゾ博士「なにぃ!?本の持ち主じゃないのに、なぜそんなに輝いている!?」

フォルゴレ「博士!!清麿の持っている本…赤いぞ!?!?」

ナゾナゾ博士「!?」

キッド「みて、、博士…清麿が偽の本のカバーを…」

ナゾナゾ博士「!?!?!?!?そんな単純な方法でっ!!!?」

恵「いまさら遅いわよっ!リマ・チャージル・セシルドン!!!!」

ドンっドンっドンっ!!!!

キャンチョメのバオウとキッドのミコルオ・シン・ゼガルガを止める。

ティオ「っく!さすがに呪文が重いわ…」

ビシッビシッ。。

ナゾナゾ博士「力で押し切るまでよ!!!はああああああああ!!!!」

恵「負けるもんですかぁあ!!!!!!!」

清麿「おおおおおお!!!!!いくぞぉおおおお!!!ガーーーーーーーーーッシュ!!!!!」

ガッシュ「うぬ!!!!!」

清麿「バアアオオオオオオオオオウウ!!!ザケルガァアアアアアアアアアアアアア!!!!」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!!

フォルゴレ・キャンチョメ「ひいいい!!!!!」

キッド「博士!博士ぇ!!!後ろからバオウ・ザケルガがくるよぉおおお!!!!」

ナゾナゾ博士「えええい!!!その前に盾を壊せば!!清麿を倒せば!!勝ちだぁ!!!!」

ナゾナゾ博士・フォルゴレ「うおおおおおお!!!!!!」

清麿・恵「はあああああああああああ!!!!!!」

第4-2章『一回戦。戦いの決着!』

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

…パラパラパラ。

清麿「どうなった。」

ティオ「清麿みて!キャンチョメとキッドの本が!?」

メラメラメラ。

清麿「おわったか。」

ナゾナゾ博士「さすがだよ。清麿くん。まんまとやられた。」

キャンチョメ「あれ?本が燃えたのに僕消えないよ?」

ナゾナゾ博士「どうやら、今回は本が燃えても期限まで消えないようだね。」

キッド「でも、呪文が使えないよ。」

ナゾナゾ博士「ああ。そうだね。後は清麿くん達の応援することにしようか。」

キッド「うん!!!」

ガッシュ「なんとか、勝てたのだ。」

恵「ハァ。ハァ。ハァ。ギリギリだったわねぇ。もう力が全然残ってないわ。。」

清麿「ティオ。お疲れさん。」

ティオ「ええ!」

清麿「ティオ、手が…」

かなり血だらけになっていた。

ティオ「これくらいへっちゃらよ!!」

清麿「後で手当てしよう。」

ティオ「ありがと…。」

フォルゴレ「やっぱり清麿達には勝てなかったよ。」

清麿「フォルゴレ…。」

フォルゴレ「でも、全力を出せてスッキリしている。優勝目指して頑張ってくれ。」

清麿「ああ!」

熱い握手を交わす二人。

ガッシュ「きーよまろぉ~~~!!」

清麿「ガッシュ!よくやった!」

ガッシュ「うぬ!恵とティオのお蔭なのだ!」

清麿「そうだな。」

恵「清麿くん。お疲れ様!」

清麿「恵さんこそ。」

恵「っ…。」

倒れそうになる恵。

清麿「おっと。」

恵を支える清麿。

恵「ごめんなさい。力を使いすぎたみたい。。」

清麿「このまま戻りましょう。」

ナゾナゾ博士「トーナメント表が貼ってある中央部に休憩できるところがある。そこで休憩するといい。」

恵「ありがとうございます。」

キッド「ガッシュ!絶対に負けるなよ!」

キャンチョメ「僕に勝ったんだ!絶対に優勝しろよ!」

ガッシュ「うぬ!」

ナゾナゾ博士「清麿くん。」

清麿「博士。ありがとうございました。」

ナゾナゾ博士「強かったよ。さすが清麿くんだ。私も自身あったんだがね。」

清麿「ははは。。」

ナゾナゾ博士「清麿くん。先に言っておくが、この先の戦いチームワークが不可欠なことは分かってるね?」

清麿「はい。」

ナゾナゾ博士「もう一人のパートナーの呪文を全て使えないと苦労するよ。」

清麿「気付いていたんですか?」

ナゾナゾ博士「最後の本をすり替え、カバーを付ける作戦は良かったが仕方ない作だったんだろ。」

清麿「…」

ナゾナゾ博士「もし、お互いに最強呪文を唱えられていたなら別のプランもあったはずだ。」

清麿「その通りです。いろいろあって結局時間が間に合いませんでした。」

ナゾナゾ博士「清麿。もう一人のパートナーの呪文が読めないのは清麿が原因だよ。」

清麿「俺が!?いったい!?」

ナゾナゾ博士「その答えに君はもう気づいている。」

清麿「博士!?」

ナゾナゾ博士「私たちはもう戻るよ。応援してる。」

清麿「…。はい。」

博士たちは中央部へもどっていった。

清麿「俺たちも戻ろう。」

ティオ「ええ!」

清麿「恵さん、肩を貸します。」

恵「ありがとう。////」

ティオ「ふふふ。恥ずかしがっちゃってw」

中央部に戻ると…

ガッシュ「!ゼーオーーン!!」

ゼオン「!。ガッシュか。もちろん勝ったよな?」

ガッシュ「うぬ!」

ゼオン「っふ。そうか。」

清麿「そっちはどうだったんだ?」

デュフォー「俺たちは何もしていない。」

恵「どういうこと?」

デュフォー「張り合いがないから、ブラゴ達と交代交代でやっている。1回戦は向こうが戦った。俺たちは眺めてただけさ。」

ティオ「え!?タッグ戦なのに一人で戦ったの!?」

デュフォー「お前、頭悪いな。それ以外になにがある?」

ティオ「怒。(草が生えそうな顔)」

清麿「それで!?勝ったのか!?」

ゼオン「当然だ。すぐに終わってつまらなそうだったがな。次の相手は張り合いがあると良いがな。俺が戦うんだから。」

デュフォー「じゃあ、2回戦があるからまたな。」

清麿「…。」

恵「清麿くん…。」

清麿「あぁ…。レイコム・フェインはそう簡単な相手ではないはずだ。奴らも力をつけているはずだからな。それがブラゴ・シェリーだけで…。」

ガッシュ「さ、さすがなのだ…。」

清麿「次の2回戦、二人の戦いを見ておくか。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「恵さん達は休んでてくれ。俺とガッシュは二人の戦いを見てくる。」

恵「分かったわ!」

ティオ「清麿!ゼオンの次の相手って。」

清麿「あの二人か!?…。」

ガッシュ「ビクトリーム・ベルギムE.O?」

ガッシュ「ベルギムE.Oとは誰なのだ?」

清麿「さあ?それより、なぜ1000年前の魔物が参加しているのかだ!?」

恵「確かに…」

清麿「直接行って確かめるか。恵さんちょっと行ってきます。」

恵「ええ。」

………
……

ガッシュ「既にたくさん観戦者がいるのだ。」

清麿「1回戦が終了して敗北した組や俺たちみたいに時間が空いているチームが見に来ているんだろう。」

ガッシュ「うぬ?あれは…」

ガッシュ「おーーーーい!」

キャンチョメ「?ガッシュ。なんだい君たちも見に来たのかい。」

ガッシュ「うぬ!ゼオンの戦いを見ておきたいからの。」

キャンチョメ「ゼオンもそうだけどブラゴやビクトリーム・ベルギムE.Oの戦いぶりも見ておきたいんだろ?」

ガッシュ「う…ぬ…それが…」

キャンチョメ「なにぃ!?!?一人で戦ってるってー!?」

フォルゴレ「一回戦はブラゴ一人で勝ってしまったのか…。」

清麿「ああ…。」

フォルゴレ「だが、2回戦はビクトリーム・ベルギムE.Oだ。そう簡単に勝てる相手ではないぞ。」

清麿「ベルギムE.Oを知ってるのか?」

フォルゴレ「ベルギムE.Oは俺と博士が戦いギリギリ勝利した相手だ。だがキッドの本はその時に…。」

キッド「…。」

ナゾナゾ博士「奴はふざけてるように見えるが呪文は強力だ。簡単にはいかんぞ…。」

清麿「そんな奴が…けど、なんで1000年前の魔物が参加してるのか疑問じゃないのか?」

ナゾナゾ博士「前回の戦いに参加した魔物で改心しない魔物は今回の参加を認められていない。その代りで石にされていた1000年前の魔物の参加が認められている。」

清麿「そんなことが…。」

ガッシュ「2回戦が始まるのだ!」

清麿「よし。」

わぁあああーー!!!(歓声)
わぁあああーー!!!(歓声)

ブラゴ「っち次は俺たちが休憩か。つまらん。」

シェリー「いいじゃない。ゆっくり次に備えて力を蓄えましょ。」

ブラゴ「ふんっ。…シェリー。」

シェリー「ええ。レイス!」

ドガッ!!(簡易的な椅子を作る。)

ブラゴ「俺たちはここで座ってる。自分の身は自分で守るから存分に戦ってくれ。」

ゼオン「安心しろ休憩するまでもなくすぐ終わる。」

ビクトリーム「ブロォオオオオオア!!!そんなことを言ってられるのも、今のうちだよー。」

ベルギムE.O「後ろのお前!!!椅子に座ってゆっくりしてるなんてアタシが許さないよーーー!!!」

ブラゴ「ささっと終わらせろ。」

ベルギムE.O「無視…?……死刑!!!!!」

ベルギムE.O「ダリア!!!」

ダリア「ケケケケケケケケケ!!!!ギガノ・リュウス!!」

ゼオン「ふん!バシッ!」

ベルギムE.O「!?」

ゼオン「残念ながらお前の相手は俺だ。」

ベルギムE.O「俺の呪文を片手で弾いただと??生意気な!」

ゼオン「デュフォー。」

デュフォー「ああ。ザケル。」

ビクトリーム「戦いの前はメロンに限る!!ブララララッラ!!ぐあ!?俺の…俺のメロンが…。焼きメロン、いや焦げメロンにっ!?!?おのれっ!!!俺のメロンターーーーイムを邪魔するとは!?!?!死にたいようだな!!」

ゼオン「少しはやる気なったか?」

ビクトリーム「モヒカンエース!奴をこのメロンのように!!黒焦げにしてしまい!」

モヒカンエース「ネオ・チャーグル!!」

ビクトリーム「すべての希望を股間と共にっ!!!」

モヒカンエース「チャーグル・イミスドン!!!!」

清麿「昔より攻撃が早いぞっ!?」

デュフォー「斜め45度に手を。」

ゼオン「ああ。」

デュフォー「ザケルガ。」

カンッ!!

ビクトリーム「俺の希望の軌道が変わった!?」

ベルギムE.O「うえええええ!?!?!?ダリア!ダリア!こっちに何か来るぞっ!?!?」

ダリア「ケケケケケケケ!!!ケ?」

ダリア「リュウズ・ヨーヨー」

ベルギムE.O「ラララララララララララ!!!」

ベルギムE.O「ララララッララララララララララララララララ!!!!!」

ベルギムE.O「ぐあっ!!!」

ビクトリーム「私の希望はそんな攻撃では止まらないのだ!」

ベルギムE.O「味方に攻撃してどうする!?」

ビクトリーム「そうだった!この野郎!!私の希望をそんな攻撃で!」

フォルゴレ「あの攻撃、そんな簡単に軌道が変わる威力だったか?」

清麿「いや、デュフォーは技を出したタイミング、スピードが上がる直前に的確な場所に攻撃を当て、軌道を変えたんだ。それも直線力のあるザケルガで…。」

ガッシュ「す、すごいのだ…。」

清麿「ああ。やっぱりデュフォーの状況判断能力は凄まじい…。」

ゼオン「そろそろこっちから行くか。」

ひゅっ!

ビクトリーム「消えた!?」

ベルギムE.O「ぐあっ!俺の後ろに!?」

ゼオン「ずいぶん軽い椅子だな。」

ベルギムE.O「私の椅子に触れるなぁああ!!ダリア!」

ダリア「リュウズレード・キロロ」

ベルギムE.O「椅子が切り刻んでくれるわー!!!」

キンッ!!

ベルギムE.O「!?!?」

キャンチョメ「うわぁ!?片手で刃を止めた…。」

ゼオン「その程度の回転と威力じゃ野菜を切ることもできんな。」

ベルギムE.O「くううう!!!!」

ゼオン「おらっ!!」キックで椅子ごとベルギムE.Oを吹き飛ばす。

ベルギムE.O「ああああ、、、私の椅子にヒビが…。」

ビクトリーム「ベルギム!良くやった奴の本の持ち主のところまで行けた!これで戦闘不能にしてやる!」

モヒカンエース「ギガ・マグルガ!!!」

ビクトリーム「私の顔面と下半身から繰り出すビームの連続!360°凄まじい威力の攻撃を放つ!お前は絶対に避けられん!」

ゼオン「くだらん攻撃だ。」

デュフォー「…。」

すっ。
無言で前進してくる。

ビクトリーム「!?!?!当たらない!?攻撃が当たらないだと!?」

ナゾナゾ博士「紙一重のところでかわしている。最小限の運動量であの無数の攻撃をかわすなんて…。」

キッド「僕には何であれが当たらないのか分からないよっ!」

ビクトリーム「ブロォオオオアアアアアアア!!!!こうなれば最強の呪文で片付けてくれるわ!ベルギム!」

ベルギムE.O「ダリア!あれだ!」

ダリア「ケケケケケ!!シン・リュウスドン」

モヒカンエース「シン・チャーグル・イミスドン」

ビクトリーム「技混合!シン・チャーグル・リュウスドン!!!」

清麿「す、凄まじい大きさだ…。それにこの感じ…ヤバいっ」

ガッシュ「なんなのだ!?」

清麿「あの技は触れた瞬間に大爆発を起こす!俺たちももう少し離れないとっ!」

キャンチョメ「なにぃ!?」

デュフォー「少し、力を出すぞ。」

ゼオン「ああ。」

デュフォー「コォオオオオ。テオザケル。」

ゼオン「ふん!!」

ドガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!

清麿「うおおおおおお!?!?!?凄い威力だ…。」

ビクトリーム「コホ…。」

ベルギムE.O「あぁ…。」

メラメラメラ。

清麿「人間にはダメージがない…。すごい。」

ブラゴ「終わったか。遊びすぎだ。」

ゼオン「1回戦暇だったからな。」

ブラゴ「ふんっ。シェリー戻るぞ。次は3回戦だ。」

シェリー「ええ。」

ガッシュ「凄かったのだ…。」

キャンチョメ「あいつら強すぎだよ。。。」

清麿「また腕をあげていたな。本当に俺たちで勝てるのか…。」

ガッシュ「うぬぅ。。」

ナゾナゾ博士「清麿くん…。頑張れよ。」

清麿「は、はい…。」

フォルゴレ「お前たちなら勝てるさ!」

キッド「そうだ!僕たちに勝ったんだから!」

ガッシュ「う、うぬ!清麿!最後まで諦めずに行こうぞ!」

清麿「あ、ああ!とりあえず恵さん達にもこのことを話そう!」

ガッシュ「うぬ!」

第4-3章『二回戦!相手は最強コンビ』

………
……

清麿「恵さん!ティオ!」

ティオ「おかえり!」

恵「おかえりなさい♪」

ガッシュ「もどったのだ!」

ティオ「戦いどうだったの!?ゼオン一人で戦ってたんでしょ!それも千年前の魔物と!」

ガッシュ「うぬ…」

清麿「…」

恵「清麿くん?」

清麿「強すぎる。ゼオンは強すぎる。」

ティオ「え?」

清麿「ゼオンはシン級の呪文をテオ級で消し、勝ってしまった。」

恵「…」

清麿「それも、2体のシン級を同時に受けたのにもかかわらず…。」

ティオ「それじゃあ、ブラゴとゼオンが協力したら。。。」

清麿「ああ。まず勝てないと思う…。答えを出す者(アンサー・トーカー)でも答えは出ないだろう…。」

ティオ「…。」

清麿「だが、二人の協力性がないことがきっと隙になるはずだ!」

ティオ「ええ!」

恵「頑張りましょ!」

清麿「まずは2回戦を勝つことを考えよう!」

ティオ「2回戦の相手が…。」

ガッシュ「うぬ?確認してきたのか!」

ティオ「さっき恵と確認してきたのよ。」

清麿「誰なんだ?」

???「私達よ。」

清麿・ガッシュ「!?」

???「久しぶりね。坊や。」

清麿「チェリッシュ!」

ガッシュ「テッド!」

テッド「よお!久しぶりだな!」

ガッシュ「うぬ!」

テッド「1回戦見てたぜ!やっぱり強いな!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!ありがとうなのだ!」

テッド「だが、2回戦で残念ながら終わりだ。」

清麿「もしかして、2回戦の相手って!」

チェリッシュ「私達よ。」

清麿「っ!?」

ガッシュ「二人が…。」

テッド「悪いが、俺たち2人のコンビネーションは完璧だ。」

チェリッシュ「1年前は情けない姿を見せちゃったからね。今回はしっかりやらせてもらうわよ。」

ジード「清麿、こいつらの覚悟は本物だぜ。」

清麿「ジード!」

ジード「久しぶりだな!清麿!」

テッド「そういうことだ!ガッシュ!よろしくな!」

ガッシュ「うぬ!私達もコンビネーションを見せるのだ!」

テッド「ああ!楽しみにしてるぜっ!」

チェリッシュ「坊や、あとでね。」

………
……

清麿「次の相手はテッドとチェリッシュか…。」

恵「強敵ね。」

清麿「ああ。二人は遠距離タイプと近距離タイプだ。」

ティオ「どう戦うの!?」

清麿「ティオ達はチェリッシュの攻撃を防いでくれ。その間に俺たちがテッドを倒す!」

ティオ「分かったわ。」

清麿「ガッシュ。テッドは近距離に慣れてる。勝つにはいかに攻撃を避けて相手に攻撃を当てるかが大切だ。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「洞察力ならガッシュも負けてない。頼むぞ!」

ガッシュ「分かったのだ!」

清麿「よし!いくぞ!」

………
……

ジード「よお。良く来た!」

テッド「待ってたぜ!」

ガッシュ「…」

清麿「…」

ジード「良い顔つきになったな。覚悟の、男の顔だ。」

テッド「ああ。」

ガッシュ「テッドたちのことは大好きだが、私も負けるわけにはいかぬ。」

清麿「この勝負、勝たせてもらう!!」

テッド「そう簡単には勝たせないぜ!」

チェリッシュ「むしろ坊や達に私たちのコンビネーションが敗れるかしら?」

ティオ「コンビネーションなら私達も負けないわ!」

恵「えぇ!」

ビーーーーーーーーーーー。

テッド「試合開始の合図だ。ガッシュ。先制は譲ってやるよ。」

ガッシュ「うぬぅ!!」

清麿「ガッシュ!テッドの言う通り、先制するぞ!反撃の隙を与えない!」

ガッシュ「分かったのだ!」

清麿「セット!ザケル!!!!」

ドガッ!!!ドガッ!!!ドガッ!!!

テッド「どこを狙っている!?地面だぞ!」

ジード「バカヤロウ!砂埃で周りが見えねェだろうが!」

テッド「!?」

清麿「よし!これでチェリッシュは標準を合わせられないはず!いけ!ガッシュ!」

ガッシュ「うあああああ!!!!!い!!!!」

ガッシュ「物凄い勢いでつっこんでいく。」

テッド「俺相手に近接戦とは!燃えるぜ!!!」

清麿「ラウザルク!!」

ジード「ドラグラー・ナグル!!!」

テッド「おら!!」

ドスッ!!!

ガッシュ「なんの―!!!!」

ボカッ!!!

ジード「あいつ楽しそうに戦ってやがる。」

テッド「(1年前はガッシュと本気で戦えず、帰っちまったからな。本気で戦えるこの時を!待っていたぜ!)」

テッド「うらああああああああああ!!!!」

ガッシュ「(テッドの気持ちが…拳から伝わってくる!?)」

ガッシュ「ぬああああああああ!!!!!」

チェリッシュ「二人とも頑張っちゃって。男同士ってやっぱり拳なのね。」

ティオ「チェリッシュ!」

チェリッシュ「私達は女同士の戦いをしようかしら。」

ティオ「望むところよ!」

チェリッシュ「ニコル。」

ニコル「コファル!」

恵「セウシル!」

ガキィイイイン!

チェリッシュ「あら。意外と頑丈ね。」

ティオ「恵ぃいい!」

恵「サイス!」

ニコル「コファル!!!コファル!!!」

ドン、ドン、ドン!!!

恵「なんて正確な射撃なの…。」

チェリッシュ「私が遠距離担当だなんて思わないことね。いざとなれば接近戦でも戦えるわ。」

ティオ「っく。ならこれならどう!」

恵「ギガ・ラ・セウシル!!」

チェリッシュ「このバリアは…ニコル。」

ニコル「ギガノ・コファル!!!」

ギギギギギギ、パリィイイン!!

ティオ「きゃああああああ!!!」

恵「ティオ!!!?」

チェリッシュ「やっぱり、ちょっと強い攻撃には脆いのね。」

ティオ「っく。」

チェリッシュ「坊や達より楽しみがなさそうね。早く終わらせてテッドを手伝いましょ。」

ニコル「OK!ディオガ・コファルドン!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

恵「なんて、大きさなの…。」

ティオ「恵ぃ!!」

恵「チャージル・セシルドン!!」

ギギギギギギギギギギギ!!!
ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!

チェリッシュ「今度は頑丈ね。ニコル、続けて技を出すわよ!」

ニコル「はあああああああああ!!!ディオガ・コファルドン!!!!!」

チェリッシュ「はあああああああ!!!」

ティオ「だめ。一発目は耐えたけど、二発目の大きさには…。」

チェリッシュ「これで終りね。」

ニコル「チェリッシュ!!!後ろ!!!?」

後ろからチャージル・サイフォドンが迫ってくる。

チェリッシュ「!?いつの間に反撃呪文を!?!?」

ニコル「ダメ!呪文が間に合わない。」

ティオ・チェリッシュ「やられる。。。」

ガッシュ「うわあああああああいい!!!!」

テッド「おらぁあああああああああ!!!!」

テッド・ガッシュがそれぞれの呪文を拳で弾き飛ばす。

ティオ「ガッシュ。。。。」

チェリッシュ「テッド。」

テッド「男は女を守るのが務めだろーが!!!」

ガッシュ「その通りなのだ。」

テッド「やっぱ、タッグ戦なんだから拳で戦うのも良いがチームワークでいかせてもらうぜ」

ガッシュ「うぬ!!」

清麿「大丈夫ですか!?」

恵「ありがと。清麿くん。助かったわ。」

チェリッシュ「…テッド。ありがと。拳が…」

テッド「っへ。こんなのどうってことない。(照れくさそう)」

ジード「やっぱりタッグ戦になるんだな!」

ニコル「そのようね。」

ジード「遠距離頼むぜ。」

ニコル「誰に言ってるの?」

ジード「っふ。」

ニコル「チェリッシュ!!!」

チェリッシュ「いいわ!」

ガッシュ「ティオ!ここからだぞ!」

ティオ「…(涙目)涙をふき、ええ!!!」

清麿「はあああああああああ!!!!」

ジード「うおおおおおおおお!!!!」

ガッシュ・テッドがメイン、
ティオ・チェリッシュがサポートに…
ここからがタッグ戦の本領発揮だ…

清麿「ザケルガ!!!」

ジード「セカン・ナグル!」

清麿「セット!!ガンレイズ・ザケル!!!」

テッド「っち!」

二コル「ガレ・コファル!」

ドン!ドン!ドン!

清麿「っく!チェリッシュの呪文で防がれた!?」

テッド「こっからタッグ戦だと言ったよなぁ!おらぁ!!!」

清麿「ガッシュ!?」

恵「マ・セシルド!」

ガキィイイイイン!!!

テッド「!?」

ティオ「こっちもタッグだってこと忘れてないかしら?」

テッド「っふ。ジーーーードォ!!!」

ジード「あいよ。サーズ・ナグル!!」

清麿「さらにギアを上げてきた!」

テッド「こんな盾ぶっ壊してやるよ!!おらぁあああ!!」

ティオ「っく。。。壊され…。」

清麿「まずい!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ラシルド!!」

パリィイイイイン!
マ・セシルドの後ろにラシルドを張る。

テッド「おっと!こいつに攻撃はまずそうだぜ。」

バンッ!!!
ガッシュ「ぐあっ!?」

清麿「ガッシュ!?(しまった!盾が!?)」

ガッシュ「どこから攻撃が…」

清麿「これは…チェリッシュのグラード・マ・コファル!!」

テッド「これで遠慮なく殴れるぜぇ!!!おらぁあああ!!!」

ガッシュ「うあああああ!!!」

清麿「ガッシュ!?(拳がモロに…)」

清麿「ガッシュ大丈夫か!?」

ガッシュ「うぬ…。なんの。これしき…大丈夫なのだ。」

ティオ「私の代わりに…ごめんね…」

ガッシュ「大丈夫なのだ。私は打たれ強い。」

恵「清麿くん。」

清麿「ああ。チェリッシュが遠距離に回った。正直二人同時に相手するのはキツイな。」

恵「全て防げれば良いんだけど…。」

清麿「俺に作戦がある。俺にはチェリッシュの攻撃がどこから飛んでくるか分かる。そこで、恵さんにはガッシュと共にテッドを。俺はティオと共にチェリッシュの弾丸を全て防ぐ。」

恵「分かったわ!」

テッド「どうした?もう終わりか?ガッシュ!」

ガッシュ「まだこれからなのだ!」

テッド「そうだよなぁ!俺たちの戦いだ!そう簡単に終わらせねぇ!」

テッド「ジード!」

ジード「そう焦らすなよ。心の力を溜めないといけねーんだから。ふぅううううう。フォルス・ナグル !」

ドンッ!!!

清麿「ガッシュ!テッドはさらにギヤを上げてきた。油断するなよ。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「いくぞ!」

恵「ラウザルク!」

テッド「いくぞ、ガッシュ!おらぁ!!!」

ガッシュ「なんのぉ!!!」

バンッ!

清麿「セット!マ・セシルド!セット!マ・セシルド!」

キンッキンッ!!

チェリッシュ「!?攻撃が読まれてる?なら…」

清麿「!?ティオ!複数の弾丸が飛んでくるぞ!3か所からだ!」

ティオ「なんとかガッシュを守らないと!」

ニコル「グラード・マ・コファル!」

清麿「ティオ!マ・セシルドを連続でいくぞ!」

ティオ「分かったわ!」

恵「ガッシュくん!清麿くんとティオが防いでくれている内に!」

ガッシュ「うぬ!」

テッド「ジード!ガッシュを一気に沈めるぞ!」

ジード「おお!フィフィス・ナグル!」

テッド「いくぜぇ!」

清麿「あれはトップギア!?まともに攻撃を受けちゃまずい!」

恵「ガッシュくん!ラシルドを!」

ガッシュ「…大丈夫なのだ!」

ガードの体勢をとるガッシュ。

テッド「そんな隙あたえねェ!!!おらぁ!!」

もの凄いスピードで近づいてくる。

テッド「ワン・ツー!!」

ドンッ!ダンッ!!

鈍い音が響く。

ガッシュ「…っ!」

テッド「おら!うらぁ!!」

ゴキッ!!メキッ!!

恵「ガッシュくん!!!」

ティオ「清麿!ガッシュが!」

清麿「っく!こっちも攻撃を防ぐだけで精一杯だ!」

ガッシュ「ぅ…な、なんのぉ!」

テッド「へ~。あの攻撃で倒れないなんてやるなぁ。だけど、その腕でどこまで戦える?」

ガッシュ「っぐ。」

ジード「テッド!お前も相当なダメージだろ!」

テッド「はっ!これぐらいノーダメージだぜ!」

ジード「…バシッ!!」

テッド「いってぇえええ!!」

ジード「やせ我慢すんじゃねぇよ。」

テッド「ふんっ!全力ださねーとガッシュは倒せねぇよ。」

ジード「…確かにな。なら、ファイナルラウンドいくか。」

テッド「当然!」

清麿「よし。弾丸が止まった。」

清麿「恵さん!今のうちに本を!」

恵「ええ!」

ティオ「ガッシュ!大丈夫!?」

ガッシュ「うぬぅ。大丈夫…なのだ…。」

清麿「大丈夫なわけあるか!腕折れてるぞ!」

ガッシュ「ぐっ。」

恵「清麿くん!すぐサイフォジオを!」

清麿「お願いします!ガッシュ。恐らく回復中にチェリッシュが狙ってくる。攻撃を弾けるよう準備だけしておいてくれ。」

ガッシュ「わかったのだ。」

恵「サイフォジオ!!」

チェリッシュ「っふ。私の銃の軌道が限られていると思っているのかしら。舐められたものね。」

バンッ!

清麿「きた!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「ラシルドォ!!!」

清麿「(ん!?この軌道は…弾が当たらない!それどころかテッドに当たるぞ!?)」

ジード「きたぞ!」

テッド「わかってら!おらぁあああ!!!」

ばしっ!

清麿「なにぃ!?銃弾を殴って軌道を変えやがった!?」

清麿「まずい!!!恵さん!!」

恵「っ!?」

バンッ!

恵「うっ!本がっ!?」

ティオ「呪文が…」

テッド「ガッシュ。降参するなら今の内だぜ。」

ガッシュ「これしき…、清麿。どうにか…」

清麿「ガッシュ。腕が折れ、恵さん達の本も吹き飛ばされ、遠くからはチェリッシュに狙われ目の前にはシン級の呪文で強化されたテッド。正直勝ち目は…。」

ガッシュ「っ…。」

第4-4章『ティオの接近戦!二回戦決着』

清麿「ここまでか…。」

ティオ「まだよ!!私が!前に出る!ガッシュと清麿はサポートお願い!」

清麿「無茶だ!!相手はシンの呪文で強化されたテッドだぞ!呪文も無しに生身でぶつかるなんて!」

恵「清麿くん。やらせてあげて。」

清麿「恵さん!?」

恵「大丈夫。ティオなら負けないわ。当然私だって。」

清麿「でも…頑丈なガッシュですら腕が折れるほどのパワーですよ!?」

恵「最後まで決して諦めない。それを教えてくれたのは清麿くんとガッシュくんよ。私たちも最後まで諦めたくないの。」

清麿「恵さん。。。」

ティオ「大丈夫!!私を信じて!」

ガッシュ「ティオ…。」

ティオ「近距離がダメでも遠距離ならまだ呪文が使えるでしょ!?チェリッシュを倒してよね!」

ガッシュ「…わかったのだ!絶対ティオに弾丸は当てさせない!必ず倒してみせるのだ!」

ティオ「うん!」

恵「清麿くん!!」

清麿「わかりました。ガッシュ!俺たちも最後まで諦めない!必ず二人を倒し勝ち進むぞ!」

ガッシュ「当然なのだ!」

テッド「話は終わったか?どうだ?降参する気になったか?」

ティオ「ざっ。」

ティオが前に出て構える。

テッド「なに!?お前が前衛だと!?女を殴るのは趣味じゃねぇ!」

ティオ「舐めてもらっちゃ困るわ。私も十分戦えるのよ!」

テッド「はぁ~。仕方ねえ。ジード!軽く気絶させてさっさと終わらせるぞ。」

ジード「お嬢ちゃん。怪我しないうちに降参するべきだぜ。」

ティオ「誰がするもんですか!」

ジード「ふぅ~(空を見上げる)」

テッド「じゃあ、遠慮なくいかせてもらう!!!」

ティオ「…(ふぅ~)深呼吸をして構える。」

清麿「あのティオの構えは!?」

ガッシュ「清麿!」

清麿「ああ!わかってる!俺たちはこっちに集中だ!ガッシュ。まずは恵さんの本を回収する。チェリッシュは本を狙ってくるはずだ。」

ガッシュ「そうだの!」

清麿「いいかガッシュ。弾丸が飛んでくる方向に顔を向け、ザケルガで弾く。1cmでもずれれば別の方向へ弾かれるか、攻撃が当たる。俺の手をよく見るんだ。」

ガッシュ「わかったのだ!」

清麿「それからマントでギブスのように腕を覆うんだ。マントは使えなくなるが、戦いが終わるまで痛みを減らせる。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「くるぞ!」

バンッ!バンッ!!

清麿「セット!ザケルガ!セット!!ザケルガ!!」

キンッ!キンッ!!

清麿「走れ!!」

ダッダッダッダ!

清麿「セット!ザケルガ!」

キンッ!!

清麿「死ぬ気で走れぇええええええええ!!!!」

清麿・ガッシュ「うぉおおおおおおおおおお!!!」

---ティオ VS テッド---

テッド「おらぁ!!!」

ティオ「っす。」

テッド「わりゃ!!」

ティオ「さっ。」

テッド「このやろー!ワン・ツー!!」

ティオ「せいっ!!!」

テッド「うわっ!!」

投げられるテッド。

テッド「くっそ!攻撃が当たらねえ!あの動きはなんだ!」

ジード「恐らくあれは合気道!!」

テッド「合気道だと!?」

ティオ「ガッシュ達が留守の間、ただ待ってたわけじゃないのよ!強い攻撃呪文がないなら接近戦で相手を制すことができる術を身に着ける!その為に丸1日死ぬ気で努力したんだから!」

テッド「なんだよ。女だからって甘く見てたのが間違いだったぜ。なら。」

恵「目つきが変わった!?ティオ!油断しないで!」

ティオ「もちろんよ!」

テッド「すっ!」

ティオ「早い!?や!とう!!」

恵「回転投げ!?いつの間にマスターしてたの!?」

テッド「ぐあ!くっそ!あれでもダメか。なら…ジード!!」

ジード「おう!いけるぜ!うおおおおおおお!!!!」

恵「本が!?あんなに輝いて!?」

テッド「はああああああああ!!!!!」

ティオ「テッドまで輝いてる!?」

テッド「まさか女にこの力を出すことになるなんてなあ!だけどこれで終わりだ!!」

テッド「す!」

恵「早すぎる!!!?」

ティオ「っく!?や!」

どが!!

恵「地面が…」

何とか避けたが地面に拳の形が残る。

ティオ「これじゃあ避けるだけで…。」

ティオ「すっ。っチ(かすった)」

恵「ティオ!?!(かすった所から血が!?)」

ティオ「っく。。。」

テッド「いくぜぇ!!!」

ティオ「まずい!!(避けれない…)」

清麿「恵さん!!!!」

恵「!?」

ボフッ。(本が戻ってくる。)

恵「チャージル・セシルドン!!!!」

ドオオオオオオン!!!!

チェリッシュ「逃がさないわ!!ニコル!女の子を狙うわよ!あの距離じゃ坊やは間に合わないわ!」

ニコル「ええ!ガンズ・ゴウ・コファル!!」

ダン!ダン!

テッド「うおらあああああああああ!!!!」

ティオ「はああああああああああああああ!!!!」

ドガーーーーーーーーーーーン!!

パラパラパラ

清麿「今だ!ジケルド!!!」

テッドの体が光りだす。

テッド「なにぃ!?」

ガッシュがティオを抱えて脱出する。

がテッドの元へ。

テッド「チェリッシュの弾丸は跳ね返せるのを忘れたかあ!!!」

バシッ!

清麿「恵さん!!」

恵「ティオ!」

ティオ「はあ。はあ。はあ。やあああ!!(テッドに手を伸ばす)」

恵「ギガ・ラ・セウシル!!」

テッド「!?」

ジード「やられた!?」

チェリッシュ「ニコル!呪文を解いて!」

ニコル「ええ!(本をすぐ閉じる)」

が…目の前には…

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

チェリッシュ・ニコル「!?!?」

ジード「清麿!いつの間にバオウ・ザケルガを!?」

清麿「ジケルドを解いてすぐさ!もう俺たちもこの技が限界だ!いっけえええええええええ!!!!」

テッド「チェリッシュ!!!おらあああ!!!」

バリィイイイイイン!!!

恵「シールドがっ!!?」

清麿「なんだと!?まずい!ガッシュ!」

テッド「しゅっ!」

清麿「なにっ!?」

ガッシュに攻撃をしてくると思ったが、チェリッシュの元へ向かうテッド。

チェリッシュ「っく。…!?!?テッド!?」

バオウの前に立ちはだかるテッド。

て…

テッド「ぐあああああああああああ!!!!!!」

バオウが直撃。

バチッ。バチチ。

ジード「たく。男だぜ。あいつは。」

チェリッシュ「テッド…。」

テッド「女を守るのが男の務めだ。ぐあっ。」

倒れそうになるテッドをチェリッシュが抱き留める。

チェリッシュ「バカ。…本当にバカよ。(涙)」

ジード「どうやら俺たちの負けらしい。降参だ。」

ニコル「そのようね。」

本を差し出す二人。

清麿「ジード。ニコル。」

ティオ「勝った…の…?」

恵「ええ。(涙)」

ガッシュ「ティオのお陰なのだ…」

ティオ「何言ってるの…ガッシュも頑張ったから…(意識を失う)」

ガッシュ「ティオ!?」

ジード「ほら。こっちはいいから早く中央部へ行くといい。」

恵「ありがとうございます!清麿くん!先にティオ連れていくわ!」

清麿「わかりました!ガッシュ。お前もついて行って腕を見てもらえ。」

ガッシュ「う、うぬ。」

ッタッタッタッタ。

清麿「ジード。最後、テッドがチェリッシュの元でなくガッシュを攻撃していたら俺たちは負けていた。なぜチェリッシュの元へ。」

ジード「チェリッシュが電気が苦手なのは知っているだろ?」

清麿「でも戦っている時はそんな素振り見せていなかった。てっきり克服したのかと。」

ジード「トラウマってやつはそう簡単に消えるものじゃない。テッドはそれを分かっているのさ。チェリッシュに怖い思いはさせたくねぇってな。」

清麿「…。」

ジード「ほら。負けた奴の話なんざ聞いてもしょうがねえ!次の試合に向けて頑張ってくれや。俺たちの分もな!」

清麿「はい。」

テッド「清麿!(チェリッシュの膝に横になりながら)」

清麿「テッド…。」

テッド「ガッシュに伝えてくれ。負けるなと。」

清麿「ああ!必ず!」

中央部へ向かう。

清麿「ガッシュ!」

ガッシュ「ぬ!清麿!」

清麿「恵さんとティオは!?」

ガッシュ「治療部なのだ!」

清麿「ん?お前腕はもういいのか?」

ガッシュ「うぬ。治療部ですぐ治してもらえたのだ。」

清麿「(骨折がそんな一瞬で治るのか…。まああまりツッコマないが…。)そうか…。」

ガッシュ「テッド達はどうなのだ?」

清麿「今は二人にさせてあげたほうがいい。それとテッドから伝言を預かっている。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「負けるな。だとさ。」

ガッシュ「!。清麿…さっきの戦いは…。」

清麿「ああ。本当なら俺たちの負けだ。テッド・チェリッシュの力は凄まじかった。特にテッドの速さと攻撃の重みは俺の想像を遥かに超えていた。」

ガッシュ「やはり…。テッドはチェリッシュを守って。。」

清麿「そうだ。あそこでお前を攻撃していたなら呪文が消え、やられていた。チェリッシュに恐怖すら与えたくないという優しさがなければ俺たちは…。」

ガッシュ「二人の分まで私たちは負けるわけにはいかぬ。」

清麿「ああ!もちろんだ!」

恵「清麿くん!・ガッシュくん!」

ティオ「お待たせー。」

ガッシュ「ティオ!」

清麿「恵さん!もう大丈夫なんですか?」

恵「ええ!治療チームのお陰でね!」

清麿「治療チーム??」

???「久しぶり!」

清麿「!?コルル!?と…しおりさん…でしたっけ?」

しおり「ええ。久しぶりね。」

コルル「久しぶり!」

ガッシュ「コルルが治してくれたのだ。」

清麿「コルルが!?」

コルル「ガッシュのお陰で魔界では戦いを強要されなくなって、新しい呪文をたくさん覚えたの!」

ガッシュ「うぬ!優しい呪文なのだ!」

コルル「うん!」

清麿「そうだったのか。」

コルル「今回、私は戦いじゃなくサポート役として参加を許してもらえたの!しおりお姉ちゃんにどうしても会いたくて。」

しおり「コルル…。」

コルル「もう私は大丈夫だよって伝えたくて。」

しおり「私もコルルのお陰で救われたわ。ありがとう。」

コルル「…うん!」

ティオ「コルルったら私よりすごい回復呪文持ってるのよ。」

清麿「そうなのか!?」

コルル「今まで傷つけてしまった人の分、今度は傷ついた人を治してあげたいって思ったの。」

清麿「コルルらしいな。」

ガッシュ「うぬ。とても素晴らしいことなのだ。」

清麿「ガッシュ達を治してくれてありがとう。」

コルル「うん!ちょっとでも傷ついたらいつでも中央部へ来て。」

ガッシュ「ありがとうなのだ!」

ティオ「ありがとう!」

魔物・人間「すみませーん!治療おねがいしまーす!」

コルル「はーい!またね!」

清麿「ああ!」

ガッシュ「うぬ!」

恵「ティオなんだか嬉しそうね。」

ティオ「そ、そんなことないわよ!」

恵「にやけてるわよ~」

ティオ「///。…最初は私より強い回復呪文を使えるコルルに嫉妬もしたけど、誰も傷つけたくないって思いはコルルも一緒だから。コルルが傷つける呪文で苦しんでいたことも話してくれたし。友達として素直にうれしいの。」

恵「ティオ…。(成長したわね。)」

ガッシュ「ぐ~」

ティオ「ちょっとガッシュ!人が真剣に話してるのにぃ!!」

ガッシュ「すまぬのだ!しかし、腹が減って…。」

恵「もうお昼だもんね。」

清麿「俺は3回戦の相手を確認してくるから皆は休憩所に行っててくれ!そこにお昼も出るらしい。」

ティオ「さっすが清麿ね!恵!!」

恵「ええ。じゃあ清麿くんお願いね。」

清麿「ガッシュ!お前も先に行ってていいぞ。」

ガッシュ「なんのこれしきの空腹!」

清麿「…(ヨダレを何とかしてから言えよ…。)空腹は修行にならないから、行って大丈夫だぞ…。」

ガッシュ「そうなのか?じゃあ先に行ってるのだ!清麿、頼んだのだ。」

清麿「はいはい。」

………
……

第4-5章『最強ペア?ウマゴンとモモン』

清麿「えーと、3回戦は…Eブロックの勝者とだな。」

ナゾナゾ博士「おや。清麿くん。」

清麿「博士!」

ナゾナゾ博士「準々決勝進出おめでとう。あの状況でどう勝ったのか不思議だが。」

清麿「ありがとうございます。2回戦は実質負けでした。」

ナゾナゾ博士「運も実力の内さ。」

清麿「…はい。」

ナゾナゾ博士「それよりも準々決勝から先は強敵ばかり。戦う相手を見て作戦を考えておいた方がいいぞ。特にこれから始まるEブロックのエルザドル・アシュロンチームは見ておいて損はないだろう。」

清麿「竜族のチーム…。」

ナゾナゾ博士「フィールドが無事で済めばいいのだがね。」

清麿「Eブロックで優勝した相手が次の対戦相手なんです。」

ナゾナゾ博士「そうか。私の予想ではどちらが勝っても強敵だぞ。」

キッド「博士ーーー!!!」

ナゾナゾ博士「キッド。どうだった?ウマゴン・モモンチームは。」

キッド「すごかったよ!清麿たちでも勝てないかもしれないなあ!」

ナゾナゾ博士「おやおやなんて正直な子だろう!」

清麿「…!?」

フォルゴレ「清麿。本当に2人は強かったぞ。」

清麿「ウマゴン・モモンが強敵なのは分かっている。1回戦の相手って確か…」

フォルゴレ「ああ。ザルチム・リオウペアだ。」

清麿「そこを撃破してくるとは…」

フォルゴレ「サンビームさんとシスターはアイコンタクトで合図しあっている。戦いの最中会話は一切していない。」

清麿「!?」

フォルゴレ「当然、ウマゴン・モモンもな。一糸乱れぬその動きは野生そのものだったよ。」

清麿「Eブロックの対戦カードってまさか…」

ナゾナゾ博士「エルザドル・アシュロンチーム VS ウマゴン・モモンだよ。」

清麿「!?!?!?」

Eブロック前。。。

清麿「サンビームさん!」

サンビーム「清麿!ガッシュはもう大丈夫なのか。」

清麿「はい!おかげさまで。」

サンビーム「そうか。よかった。」

清麿「サンビームさん。ウマゴン。ありがとう。」

ウマゴン「メルメル。」

清麿「!。シスター!お久しぶりです!」

シスター「お久しぶりです。」

清麿「モモンも元気そうだな!」

モモン「(コクリ。)」

清麿「次の試合、竜族の二人だが…。」

サンビーム「ああ!俺たちは熱く燃えている!」

ウマゴン「メルヴ!」

サンビーム「俺たちの力を全力で見せてやる。」

清麿「(モモンをチラ見する)」

モモン「…」

清麿「(昔みたいに逃げ出さないんだな。怖がる様子もない。今のモモンは手強い。)」

モモン「…ふきふき(ブラジャーで顔を拭き始める)」

シスター「およよ!?ないっ!?(ぎらっ!)」

モモン「(逃げ出す。)」

シスター「こらーーー!どうしてあなたはいつまでも人のブラを盗るのーーー!」

清麿「き、気のせいだったか…」

サンビーム「モモンのエロは相変わらずだな。」

ウマゴン「メルゥ~(あきれ顔)」

サンビーム「清麿。話だけじゃ分からないだろう。俺たちの戦いをぜひ見ていってくれ。」

清麿「ああ。そのつもりだ。」

ガッシュ「清麿~~~」

ウマゴン「メル!」

ガッシュ「遅いぞ!清麿何をやっておる!」

ウマゴン「メルメルメ~!!」

ガッシュ「!?ウマゴン!」

ウマゴン「メルメルメルメルメル(ガッシュを舐めまわす)」

ガッシュ「あはははは!ウマゴン!この間はどうもありがとうなのだ!助けてくれたのにお礼も言えず。」

ウマゴン「メルメル(当たり前だろ的な)」

恵「清麿くーん」

清麿「恵さん!」

ティオ「清麿が遅いからガッシュが清麿の分も食べちゃったわよ!」

清麿「え!?」

恵「大丈夫。清麿くんの分は私が新しくもらってきたから。」

清麿「ありがとうございます。」

サンビーム「熱いねぇ。」

恵「サンビームさん!」

サンビーム「恵さん、ティオ久しぶり。」

恵「ご無沙汰してます!」

ティオ「久しぶりぃ!!」

ウマゴン「メルメル!」

恵「ウマゴンも久しぶりね!」

ティオ「きゃーそんなに舐めないでー」

ウマゴン「メルメルメル」

ガッシュ・ティオ・ウマゴン「きゃはははは」

サンビーム「二人はいつ結婚するんだい?」

清麿・恵「え!?/////」

清麿「そんなこと急に言われても…//」

恵「///」

サンビーム「はっは!二人とも顔が真っ赤じゃないか。」

清麿・恵「…////」

サンビーム「私はこの戦いが終わったらエルにプロポーズする。」

清麿・恵「!?!?」

サンビーム「これも男としてのケジメだからな。ウマゴンやモモンが来てくれたことも何かの運命だろ。この機を逃したくない。」

清麿「二人は、つつつ付き合っていたのか!?」

サンビーム「?ガッシュが王様になる前からだが?」

清麿・恵「!!?!?!?」

サンビーム「大丈夫。グルービーに決めてやるさ。」

ナゾナゾ博士「サンビームくん。そろそろ始まるぞ。」

サンビーム「博士!わざわざありがとうございます。ウマゴン!」

ウマゴン「メル!?」

サンビーム「いくぞ!」

ウマゴン「メル!!」

サンビーム「俺たちの戦いを見ていてくれ。」

………
……

Eブロック2回戦

リーン「清麿の兄さん久しぶりだね。ガッシュくんも元気そうで。」

清麿「はい。お久しぶりです!」

アシュロン「たくましくなってるな。この戦いに勝てればよろしくな。」

リーン「ダンナ。珍しく弱気じゃないですか。」

アシュロン「相手を見ればわかる。」

リーン「(サンビーム達を見る)確かに一筋縄じゃいかなそうだ。」

リーン「アビーラの兄さん、エルザドルのダンナ頼みますぜ。」

エルザドル「神童と言われた力、みせてやるよ。」

アビーラ「俺たちは負けねえ!」

サンビーム「シスターにアイコンタクトをする。」

シスター「アグラルク!」

サンビーム「シュドルク!」

清麿「はじまった!」

アシュロン「ふん!」

ウマゴンを受け止める。

ウマゴン「メル!」

サンビーム「ゴウ・シュドルク!」

さらに強いパワーとスピードでアシュロンを押す

アシュロン「うおおおおお!!」

リーン「おお!ダンナを押し込むなんて凄いじゃないの~」

アビーラ「テオブレス!」

エルザドル「ヴォオオオオオオ!!!」
凄まじい咆哮共に波動がウマゴンに向かう

シスター「オラ・ノロジオ」

モモンがエルザドルのブレスに立ちふさがり攻撃を当てる。

サンビーム「ウマゴン!」

ウマゴン「メルヴゥウウウ!!」

アシュロン「ぐっ!!」

ドン!!ウマゴンがアシュロンを吹き飛ばす。

アシュロン「…。」

ウマゴン「メル!」

モモンを乗せサンビーム・シスターの元へ戻る。

サンビーム「っは!ノーダメージとは頑丈だなあ!竜族は!これでも攻撃力には自信があったんだが」

リーン「ダンナを吹き飛ばしただけでも十分なパワーの持ち主ですよ。」

アビーラ「ブレスの前に立ちふさがるとは、並の度胸じゃないね。」

エルザドル「やるじゃねぇか。」

アシュロン「リーン。」

リーン「早いねぇ。もうやるのかい?」

アシュロン「ふん!!!」

エルザドル「はああ!!」

人間の姿だった二人が本来の竜の姿へと変わっていく。

アシュロン「二人の全力をぶつけてこい。」

エルザドル「我らは手加減できんぞ。」

ガッシュ「清麿ぉ。。」

清麿「ああ。なんていう威圧感だ。。。」

ティオ「ウマゴン達大丈夫よね!?」

恵「すごい力を感じるわ…。これが神童と呼ばれた力…。」

ナゾナゾ博士「サンビーム君。君たちの力を見せてもらうよ。」

サンビーム「エル。」

シスター「はい。」

二人は本を入れ替える。

アシュロン・エルザドル「!?」

リーン「ちょっとちょっとダンナ達が全力でって言っているのにパートナーに渡しちゃうんですかい。」

アビーラ「パートナーの力じゃ本来の持ち主と同等の力は出せないぞ!?」

サンビーム「…」

アシュロン「手加減はしない!」

エルザドル「消え去っても文句は言わないな!!!」

リーン「ディオガ・ブロア」

アビーラ「ディオガ・ブレス」

サンビーム「ミミルオ・ミファノン」

モモンが二人の呪文をへし曲げる

シスター「ディオエムル・シュドルク!!!」

ウマゴン「メルウ!!!」

ウマゴンに乗るシスター。

シスター「ジャベリン!」

清麿「ウマゴンの炎でもシスターが燃えていない!?」

ナゾナゾ博士「ウマゴンとシスターもサンビームくんのようにシンクロしている証拠だろう。」

アビーラ「術者を狙うとは、さすがだねぇ。」

アシュロン「むん!!!」

素手で弾き飛ばす。

ウマゴン「メっ…」

シスター「くっ」

ウマゴンは地面に叩きつけられシスターは吹き飛ぶ。

サンビーム「よっ!」
シスターをキャッチするサンビーム。

ウマゴンをチラッと見るサンビーム

ウマゴン「メルウウ!!(まだいける!的な)」

エルザドル「大丈夫か?」

アシュロン「あの炎の馬、かなりの攻撃力だ。気を付けろ。」
攻撃を受けたアシュロンの右腕は焦げ、血がたれていた。

リーン「ダンナ!?」

アシュロン「たいしたことはない。」

リーン「…。そうかい。(心配そうに)」

エルザドル「俺が前に出よう。」

アシュロン「…油断するなよ」

アビーラ「まあ見ててくださいよ。」

エルザドル「飛び上がり、ウマゴン達に向かう」

アビーラ「ディオガ・アムアギオ!!」
翼が強化され刃物が付く。

アビーラ「お二人の力もお借りしますぜ!」

アビーラ「アギオ・ディスグルグ!」

サンビーム「ダブル呪文か。ならば…」

ウマゴンの後ろに立つモモン。ウマゴンを支えるようにしている。

ティオ「何をする気なの…??」

エルザドル「いくぞおおおお!!」

ものすごい速さで突撃してくるエルザドル。

シスター「フェイ・ミウルク!」

ダン!!!!
地面を強く蹴り、斜めに飛び上がるモモン。

清麿「そうか。モモンを加速装置にして威力を高めたんだ!」

サンビーム「ゴウ・シュドルク!!」

ウマゴン「メルゥウウ!!」

バチッ!!!
ウマゴンの角とエルザドルの羽が激しくぶつかる。

エルザドル「うおおおおおおお!!!!」

ウマゴン「メルヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!」

エルザドル「ぐあ!!」

アシュロンの傍まで吹き飛ぶ。

アビーラ「エルザドル!!?」

エルザドル「なんてパワーだ。」

ウマゴン「メェ。メェ。メェ。」

サンビーム「大丈夫か!?ウマゴン!?」

ウマゴン「メ、メルウ!」

ティオ「あのエルザドルを吹き飛ばしちゃった…。」

恵「ウマゴンも凄いけど、モモンも凄いわ。あの脚力…。斜めに飛ぶのは難しいはずなのに…。」

アシュロン「だから油断するなと言ったんだ。」

エルザドル「すまん。」

リーン「ダンナ。力は溜まりやしたで。」

アシュロン「いくぞおおおおお!!!」

サンビーム「っく。さすが竜族…。一筋縄ではいかないか。」

リーン「シン・フェイウルク!!」

サンビーム「まずい!ウマゴン!シン・シュドルク!」

ウマゴン「メルヴ!!!」

3人を乗せ高速で移動するウマゴン。
狙いを定めるアシュロン。

アシュロン「そこだあ!!!」

ゴオオオオオオ!!!

ウマゴン「メルゥ!!」

なんとかかわすもウマゴンも限界に近い。

アビーラ「がら空きですぜ!ガンズ・ブレス!!」

サンビーム「っく!」

再びアシュロンのシン・フェイウルクが襲う。

無数のブレスとシン・フェイウルクで逃げ場を失うウマゴン達。

サンビーム「まずい!!当たる!?」

モモン「負けたくない!!!!」

アシュロンの前に飛び出すモモン。

シスター「モモン!!!!」

サンビーム「!?!?エル!!本が!」

シスター「この輝きは!?…新しい呪文…」

サンビーム「それを唱えるんだ!早く!」

シスター「ディオガ・ノロルファン!」

モモン「あああ!!!!!」

モモンが手をかざすとモモンを中心にリング状の波動が広がる。
アシュロンとエルザドルにリングが当たる。

アシュロン「ぐっ!?」

エルザドル「?…!?」

アシュロン「体が…動かん…」

エルザドル「これは…」

サンビーム「無数のブレスもゆっくりに…オラ・ノロジオと似てる呪文なのか!?」

ガッシュ「すごいのだ…」

清麿「土壇場での新呪文…オラ・ノロジオの強化版だけではないはず…」

リーン「これはちょっとまずいねぇ。」

エルザドルのブレスが動き出す…

アビーラ「なにっ!?」

無数のブレスはアシュロンに襲い掛かる
ドドドドドドドドドド

アシュロン「ぐっ!!」

リーン「ダンナぁ!!」

そしてアシュロンも勝手に動き出す…

アシュロン「いうことが効かん…」

シン・フェイウルクがエルザドルに襲い掛かる

エルザドル「ぐああああ!!」

血が噴き出す。

アビーラ「エルザドル!!!!?」

サンビーム「敵の動きを遅くして操ることができる呪文なのか!?」

リーン「こいつはやっかいだねぇ。」

エルザドル「あのサルにこんな呪文が…」

ウマゴン「メルゥ!!」

モモンを捕まえ地上に降り立つ。

ウマゴン「メルウウウ…」

サンビーム「ウマゴン!!」

膝をつくウマゴン。

サンビーム「シン・シュドルクは体に負担が大きすぎる…」

アシュロン「むこうもギリギリだな。」

リーン「だけど、エルザドルのダンナが…」

エルザドル「大丈夫だ。竜族の頑丈さを舐めるな。」

アシュロン「(俺のシンを受けているんだ、かなりのダメージのはずだが…)」

エルザドル「やつらが疲れている間に一気にたたみかける!」

アシュロン「待て。さっきの術を使われたらめんどうだ。まずはあのモモンとかいうサルから倒すぞ」

エルザドル「よし。」

ウマゴン「メルルウウ。(必死で立とうとするウマゴン)」

ブシュッ。足から血が出る。

サンビーム「無理をするな。その足で…」

ウマゴン「メルウウウ!!」

モモン「大丈夫!僕が守る!!」

シスター「カフ!私たちに任せて!」

アビーラ「力が溜まったぞ!」

リーン「ダンナ!こっちもいいですぜ!」

アシュロン「よし。伝えた通りの作戦でいくぞ!」

エルザドル「ああ。」

アビーラ「リーン。もう心の力が限界に近い。」

リーン「分かってますぜ。そのために、次の攻撃で決めてやりましょ。(ガッシュと全力で戦うっていう願いも叶えてやりたいしね。)」

サンビーム「くるぞ!!」

バサッ!!エルザドルが飛び上がる。

シスター「モモン!上です!!」

モモン「うん!」

アビーラ「いくぞおおおおお!!!シン・ドラゴノス・ブレスううううう!!!!!」

エルザドル「ああああああ!!!!」

ナゾナゾ博士「まずい!清麿くん!」

清麿「ええ!ガッシュ!恵さん!ティオ!ここを離れるぞ!」

恵「清麿くん!?」

ティオ「どうしたっていうのよ??」

清麿「上空から竜族最強のシン呪文を放つ気だ!」

ガッシュ「なにぃ!?あの最強呪文を!?」

ナゾナゾ博士「話してる時間はないぞ!とにかく離れないとーー(キッドを抱えながら走る博士)」

清麿「急げぇ!」

エルザドルがとてつもない勢いでブレスを放つ。

シスター「ディオガ・ノロルファン!」

サンビーム「よし!シン級の技を今度はアシュロンに当ててやれ!」

モモン「!?アシュロンがいない…」

サンビーム「それだけじゃない!リーン、アビーラまでいないぞ!?」

エルザドル「竜族を舐めるなぁああああ!!!!はあああああああ!!!」

モモン「ぐっ…お、重い…」

シスター「くっ。(このままでは…)」

シスター「モモン!エルザドルに跳ね返すのです!」

モモン「うううう!!!!やあああ!!!」

エルザドル「竜族を舐めるなと言ってるだろうがあああ!!!」

再び、シン・ドラゴノス・ブレスがモモンを襲う
モモンが跳ね返したブレスとエルザドルのブレスが激突。

ガガガガガガガガガ!!!!

モモン「ぐ!!!」

エルザドル「ここで負けるわけにはいかねぇええええ!!!!」

リーン「ダンナ!今ですぜ!」

アシュロン「ああ。」

リーン「シン・フェイウルク」

ゴオオオオオ!!

サンビーム「まずい!!モモン!」

モモン「!?ぐあ!!!!」

アシュロンのシン・フェイウルクがモモンをかすめる。

モモン「避けたのに、かすめただけでなんていう威力だ。」

シスター「モモン!?」

サンビーム「またくる!」

モモン「ダメだ。速すぎて攻撃を当てられない。。」

エルザドル「よそ見してる場合かあああ!!!!」

モモン「くうう!!」

サンビーム「ウマゴン!!」

ウマゴン「メルウ!」

サンビーム「シン・シュドルク!(限界なのにすまない…)

アシュロン「終わりだあああ!」

シスター「モモン!?」

ウマゴン「めるうううう!!!」

アシュロンより速いスピードでモモンを間一髪救う。

リーン「やっぱりダンナより速い。やるねぇ。」

ウマゴン「メルゥ。メルゥ。メルゥ。(血が口から垂れる)」

リーン「だけど、ここまでだね。」

サンビーム「アシュロンがいないぞ!?」

シスター「!?地上に!?」

リーン「貯めてた力を全て使わせてもらいますよ!シン・ドラゴノス・ブロアああああ!!!」

アシュロン「終わりだあああ!!」

エルザドル「くたばれえええ!」

地上・上空からの挟み撃ち。

ウマゴン「め、、ルゥ…。」

サンビーム「もう限界だ…。」

ウマゴン「メェエエエエエルウウウウ!!!」

本が光り出す。。

サンビーム「…。分かる。ウマゴンの気持ちが伝わってくる…。」

サンビーム「エル!君たちの力を借りる!」

サンビーム「ディオエムル・シュドルク!!」

ウマゴン「メルウウヴヴヴヴヴヴヴ!!!!」

ウマゴンの身体が灼熱に包まれる。乗っているモモンは問題ない。

清麿「無茶だ!シン級の呪文を受け止められるハズがない!」

サンビーム「これが最後の攻撃だあ!いくぞおおお!!!」

サンビーム「シン・シュドルクウウウウ!!」

リーン「ダブル呪文!?」

ウマゴン「メルヴヴヴヴヴヴヴヴヴ!!!」

炎に包まれたまま、上空のエルザドルに突っ込む。

バシッ!エルザドルのブレスを消滅させる。

アビーラ「バカな!?」

エルザドル「舐めるなぁあああ!!!!」

アシュロン「馬鹿野郎!避けろおお!!」

ドンッ!!!

ウマゴンの灼熱に包まれた角はさらに攻撃力が増し、ブレスだけでなくエルザドルの肩を貫いた。

エルザドル「ぐああああああああああ!!!!!」

地上へ落下するエルザドル

アビーラ「エルザドル!!!」

ウマゴン「…」

そのまま転回し地上のアシュロンと対峙する

ティオ「ねえ。何かおかしくない。」

恵「え、ええ。なんだか怖いわ…」

ガッシュ「うぬ…」

清麿「ウマゴン…意識が飛んでやがる…どっかでリミッターが外れていつも以上のパワーが出ているんだ…」

ナゾナゾ博士「だけど、このままだとウマゴンの身体は崩壊してしまうね。」

ティオ・ガッシュ・恵「!?」

シスター「カフ…」

サンビーム「分かってるさ…。」

アシュロン「…」

リーン「ダンナ!!?」

アシュロンはブロアを止め、ウマゴンが降りてくるのを無防備に待ち構える。

リーン「ダンナでもあれを受けたらタダじゃ済まない!」

アシュロン「大丈夫だ。」

リーン「ダンナ!!!」

ウマゴンがアシュロンに突撃しようとする刹那。

サンビームがアシュロンの前に立つ。
ウマゴンの角がサンビームへ向かう。

シスター「カフ!!!」

清麿・恵「サンビームさん!」

ガッシュ「ウマゴン!!!」

ティオ「だめぇええええええええ!!」

………
……

サンビーム「…」

ウマゴン「メルゥ…。」

ティオ「止まった…」

サンビーム「グルービー」

パタッ。倒れるサンビームとウマゴン。どうやら力を解放し続けたので心の力が切れたようだ。

シスター「カフ!」

モモン「死ぬかと思った…」

モモンがウマゴンの背中から降りる。

シスター「モモン。良かった。無事ね。」

膝に乗せられるサンビーム

サンビーム「どうやら私たちの負けらしい。すまない。エル。」

シスター「あなたが生きててくれた事が何よりです。無茶しないで…。」

サンビーム「エル…。愛してる。」

シスター「!?…グスッ。」

泣き出すシスター。

シスター「そんなの…前から知っているわ…。私も…愛しています…。誰よりも…。」

サンビーム「!」

抱き合う二人。

モモン「良かった。シスターが幸せになって。。。」

シスター「モモン。おいで。」

モモン「!?」

シスター「あなたも私の大切な息子です。」

モモン「うわあああん(泣きながらシスターに抱き着く。)」

ウマゴン「メルゥ。」

サンビーム「ウマゴン!!?無事でよかった。。。」

ウマゴンに抱き着くサンビーム。

シスターが無言で二人に抱き着く。

ウマゴンを中心にサンビーム、シスター、モモンがお互いの無事を確かめ合うように抱き合う。

………
……

サンビーム「私たちの負けだ。」

本を差し出す。

リーン「あのまま突っ込まれてたらどうなっていたか分からなかったねぇ。なんだか勝った気がしないよ。」

アシュロン「お前の覚悟は魔物以上だ。あのウマゴンもな。」

本を受け取り、お互いに握手をする。

サンビーム「アビーラとエルザドルは?」

アシュロン「ああ。怪我が酷いんで治療室に向かった。」

ウマゴン「メルゥ…。」

アシュロン「なぁに。気にするな。お互い全力だったんだ。あれくらいの怪我は仕方ない。」

リーン「それに竜族の肩に穴を開けちゃうなんて大した攻撃力じゃない。」

サンビーム「それでも後で謝りにいかなくては。」

アシュロン「人より自分の心配をするべきだ。お前たちも早く治療してもらうといい。」

サンビーム「ああ。ありがとう。」

………

アシュロン「…ガッシュ。(遠くにいるガッシュと目が合う。)」

アシュロン「(あの時は全力で戦えず魔界へ帰ってしまった。今回、ようやくお前と戦うことが出来る。)」

ガッシュ「(うぬ。私もおぬしと戦うのが楽しみでならぬ。決して負けぬぞ。)」

アシュロン「(楽しみにしている。)」

リーン「ダンナ。行きますぜ。」

アシュロン「ああ。」

清麿「ガッシュ。」

ガッシュ「うぬ。次はあの者達だ。」

恵「強敵ね。」

ティオ「大丈夫!ガッシュは私の盾で守るから!」

ガッシュ「ウマゴン達の敵は私達がとる!」

ナゾナゾ博士「3回戦以降は明日実施するそうだよ。」

ガッシュ「そうなのか。」

ナゾナゾ博士「準決勝も近いからね。それに日も暮れてきた。」

キッド「さすが博士!」

ナゾナゾ博士「それはそうだよ。なんだって私はなんでも知っているナゾナゾ博士だからね。キッドはマジョスティック12がこの大会に出ていることを知っているかい?」

キッド「そうなの!?そんなに強かったんだ…マジョスティック12…。」

ナゾナゾ博士「う…そ…♪」

キッド「(ガーン)」

清麿「ハハハ。相変わらずだな…」

ナゾナゾ博士「清麿くん。ここから4キロ先に泊まれる家が用意されている。明日の為に今日はゆっくり休みといい。」

清麿「はい。」

ナゾナゾ博士「それから、これを。」

博士は一枚の紙を渡す。

清麿「これは…」

ナゾナゾ博士「私は1回戦で負けてしまったからね。情報収集をしていた。現在勝ち残っているグループリストと戦いの特徴が書いてある。」

清麿「博士…。」

キャンチョメ「僕も手伝ったんだよ!!」

清麿「みんな…。」

フォルゴレ「俺たちに勝ったんだ、当然優勝してもらうからな。」

清麿「ああ!ありがとう!」

ガッシュ「ありがとうなのだ!!」

ナゾナゾ博士「恵くん。清麿くんが夜更かししないように頼むよ。」

恵「はい!」

ナゾナゾ博士「それと、泊まる家はタッグパートナーと一緒だからね。」

清麿「ええええ!!!!」

恵「!?!?!?」

ガッシュ「?何を驚いているのだ清麿?昨日も一緒だったであろう。」

清麿「ば、ばか!ガッシュ。」

ナゾナゾ博士「ほう。それは。(ニヤニヤ)」

フォルゴレ「まさか。清麿。。そんなに手が早いとは…」

清麿「ち、ちがう!俺はなにも…」

キャンチョメ「ガッシュ達だけお泊りなんてズルいや!」

キッド「僕たちは招待されていないのに!」

ティオ「当たり前でしょ!あんた達は敵なんだから!」

キャンチョメ「ひどいや…」

恵「ふふ。いつでも泊まりにいらっしゃい♪」

キャンチョメ「本当かい!?じゃあ、チョコもいっぱい用意してくれよ。」

ティオ「あんた、何様なのよぉーー!!(ギギギ)」

首を絞めるティオ

キャンチョメ「ぐああああ」

キャンチョメ「うわーーーん。フォルゴレぇええ。。」

フォルゴレ「泣くなキャンチョメ!いい男が台無しだぞ!」

キャンチョメ「…グスッ。う…ん。」

フォルゴレ「恵さん。今度ご招待を受けさせて頂きます。」

(恵を肩に寄せ手を取る。)

恵「え、ええ。。。(近い…近い…)」

フォルゴレのいやらしい手つきが恵の胸に近づく…

フォルゴレ「えへへへへ…。ん?」

フォルゴレの身体が光り出す。

フォルゴレ「か、身体が…ぐあああーーー」

勢いよく恵から引きはがされ、鉄に張り付けられる。

清麿「人の彼女によく手を出せるな…」

フォルゴレ「か、彼女!?そうだったのか…だが清麿には勿体なiry」

清麿「ザケルううう!!」

フォルゴレ「うぎゃあああああ!!!!」

キャンチョメ「うわーージケルドで拘束してザケルなんて酷いや!鬼だ!」

清麿「あ"あ"?(鬼の形相)」

キャンチョメ「ひっ。な、なんでもありません。」

フォルゴレ「ま、まて清麿。話せばわか…ぎゃああああああ」

清麿「ザケル!ザケル!!!!ザケル!!!!!!ザケルぅうううううう!!!!!ザケルウウウウウウウウウウウ!!」

ナゾナゾ博士「では、清麿くん。恵くん。明日の検討を祈る。」

清麿「はい!」

恵「はい!」

キッド「自分で歩きなよーーー(フォルゴレの足を持って引きずる。)」

フォルゴレ「ううう…(黒焦げ)」

キャンチョメ「うわーー!フォルゴレえええ!!」

4人は去っていった。

………
……

清麿たち4人は家がある方向へ向かう。

ガッシュ「とっても楽だのう!」

ティオ「この乗り物はどうやって動いているのかしら??」

タイヤもハンドルもない不思議な乗り物に乗って移動中だった。

恵「清麿くん。同じ家じゃ嫌だった?」

清麿「そ、そんなことないです!むしろ嬉しいし、、、」

恵「よかった♪」

清麿「/////」

ティオ「あ!あそこね!」

ガッシュ「おお!」

清麿「コテージっぽいな!」

恵「みて!看板に赤色と朱色が書いてあるわ!」

ダダダダ!ガッシュとティオはすぐにコテージに入った。

ガッシュ「きーよーまーろーーー!凄いのだ!ブランコが付いておるぞ!」

ティオ「恵いいい!ロフトが付いているわ!ロフトよ!」

清麿「まるで遊びに来ているようだな。。」

恵「今日一日、頑張ったんだもの。許してあげましょ♪」

清麿「…。そうですね!」

恵「さ!中でゆっくりしましょ♪」

清麿の腕を組み、早歩きでコテージに入る。

清麿「おとと。(恵さんも楽しそうだな。)」

4人はまだ知らない。明日起こる悲劇が近づいていることを…。

第5章『ランキング戦、最終日』

カツン・カツン・カツン…

清麿「…?」

カツン・カツン・カツン…
窓に小石がぶつかる音…

清麿「こんな朝早くからなんだ…」

3人を起こさないように外へ出る清麿。

がちゃ。

清麿「デュフォー!?」

デュフォー「朝早くからすまんな。」

清麿「それはいい。…一人か?」

デュフォー「ああ。少し話せるか?」

清麿「ああ。」

………
……

デュフォー「2回戦までの事を知っている人間から聞いたが、全力を出していないな。」

清麿「!?そんなことはない。どの試合も全力でやった。」

デュフォー「では、なぜシンの呪文を出さない。」

清麿「!…あれは、クリアを倒す時に、みんなの力で発動できた呪文だから。。」

デュフォー「だが、読めるはずだ。あの時の呪文が。」

清麿「…なぜ、それを…」

デュフォー「愚問だな。」

清麿「そう…だな…。」

清麿「確かに、1回戦の途中から読めるようになっていた。だが、この呪文を唱えた後のアンサーが出ない。」

デュフォー「その呪文、絶対に唱えるな。

清麿「え?」

デュフォー「お前の本にあの時の呪文が書いてあることは知っていた。だが、その呪文の効果が俺にも分からない。答えが出ないんだ。」

清麿「…」

デュフォー「お前よりはるかにアンサー・トーカーの経験値は高い俺でも分からないんだ。本当に何が起こるか想像もつかない。」

清麿「それは…」

デュフォー「クリアかどうかは分からないがな。」

清麿「分かった。絶対に使わない。」

デュフォー「だといいがな。」

清麿「どういうことだ?」

デュフォー「俺の答えでは、お前は"使う"と出ている。」

清麿「!?」

デュフォー「だが、この導き出した答えをお前は変える事が出来た。俺も変えるために行動しようと思ってな。」

清麿「(本当にこいつ変わったな。)ああ。分かった。肝に銘じておくよ。」

デュフォー「俺とゼオンがアンテナを張っておく。お前たちは戦いに集中するといい。」

清麿「分かった。」

デュフォー「決勝で会おう。」

デュフォーは歩いて去っていった。

清麿「…。」

恵「清麿くん?」

清麿「恵さん!今の聞いてた…?」

恵「ううん。誰かいるなーと思ったけど、誰だったの?」

清麿「デュフォーだよ。戦いのアドバイスに来てくれたんだ。(余計な心配をかけるから黙っておこう。)」

恵「そうだったの。」

清麿「起こしてしまって、すみません。」

恵「大丈夫よ。そろそろ起きようと思っていたし。」

清麿「ありがとうございます。」

恵「朝ごはん作るからガッシュくんとティオお願いできる?」

清麿「もちろん!」

恵「お願いね♪」

………
……

清麿「…シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ…なぜ、読めるんだ…ガッシュ…」

………
……

ガッシュ「清麿、何かあったのか?」

清麿「え?いや。」

ガッシュ「そうかの?なにか考え事をしているような顔だったのだ。」

ティオ「確かにそうね。」

清麿「…戦いの事をちょっとな。」

ガッシュ「そうなのか。なら良いのだ。」

清麿「(いかん。顔に出ていたか。)」

恵が心配そうに清麿を見つめる。

清麿「今日は初戦から竜族二人が相手だ。気合いを入れないとな。」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「竜族の攻撃力はハンパじゃない。今回はティオの盾がカギになる。」

ティオ「任せて!」

清麿「ガッシュ。俺たちは本の持ち主を狙うんだ。竜族と正面からぶつかっては勝ち目はない。」

ガッシュ「分かったのだ。」

清麿「よし。じゃあ行くか!」

恵「ええ!」

ティオ「うん!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「(今は、この後の戦いに集中しよう。)」

3回戦に向かう途中…

??「清麿!」

清麿「!アポロ!」

アポロ「やあ。ガッシュ!恵さん。ティオ。」

恵「おはようございます。」

ティオ「おはよう。」

ロップス「かう~!」

アポロ「みんな、元気そうだね!」

清麿「俺たち、これから3回戦の試合なんだ。」

アポロ「ああ!知ってるさ!君たちの試合はチェックさせてもらっているからね。」

ガッシュ「そうなのか!?」

アポロ「ああ。だって、このまま勝ち進めば清麿。君たちと戦えるからね。」

清麿「なに!?(恵の方を見る。)」

トーナメント表を確認する恵。

恵「!?…(うん。)」

首を縦に振る。

清麿「そうか。。」

アポロ「僕は絶対に、勝ち進む。そして、清麿。今度こそ君たちを倒す。」

清麿「アポロ…」

アポロは清麿に近づき、こっそり話す。

アポロ「何を悩んでいるのか知らないけど、そんなんじゃ竜族には勝てないよ。」

清麿「!?」

アポロ「君の表情を見ていれば、すぐにわかるさ。なあ。ロップス。」

ロップス「かうかう~!」

アポロ「清麿。仲間をそして自分を信じるのが君なんじゃないのか。」

清麿「…。(そうだった。俺は…)」

清麿「ありがとう。アポロ。」

アポロ「っふふ。皆!次の試合、絶対勝て!」

ガッシュ「当然なのだ!」

ティオ「もちろん!」

恵「ありがとう!」

清麿「アポロ…必ず準決勝で会おう。」

アポロ「ああ!」

………
……

アポロ「…。これで良かったのかい?」

デュフォー「ああ。」

アポロ「ずいぶん遠回しなやり方をするんだね。君が頭を下げてまでお願いするなんて。」

デュフォー「勘違いするな。俺はゼオンの為にやっているだけだ。」

アポロ「そうかい。だけど、僕たちは清麿を倒し君たちも倒す。」

デュフォー「それは無理だ。」

アポロ「どうだろうね。世の中、何が起こるか分からない。だから楽しいんじゃないかな。」

デュフォー「…。そうかもな。」

アポロ「まあ、僕も清麿たちが不甲斐ないまま終わっちゃうのはつまらないから、また協力出来ることがあったらいつでも言ってくれ。」

デュフォー「ああ。」

アポロ「いこうか。ロップス。」

ロップス「かう~!」

………
……

移動中、恵がそっと清麿に耳打ちする。

恵「清麿くん。何があったのか私は知らないし、聞かないけど、私たちを信じて。」

清麿「恵さん。」

恵「私はいつだって、清麿くんの味方だし力になるから。」

清麿「…。はい。」

恵「3回戦頑張りましょ♪」

………
……

リーン「来たみたいですぜ。」

アシュロン「ああ。」

ガッシュ「アシュロン!!」

アシュロン「よく来た。ガッシュ。」

ガッシュ「うぬ!」

エルザドル「よお。」

ガッシュ「初めまして。なのだ。」

エルザドル「俺はエルザドル。アシュロンと同じ竜族だ。」

アビーラ「どーも。俺はアビーラ。エルザドルの本の持ち主だ。」

清麿「よろしくお願いします。」

アビーラ「よろしく!」

リーン「清麿の兄さん。やっと本気で戦えるねぇ。」

清麿「リーン。」

リーン「ダンナが全力でいきたいって言っているんだ。あっしも今日は手加減できそうにないよ。」

清麿「ああ。俺も全力でいく。」

エルザドル「女の子をいじめるのは趣味じゃないが、悪く思うなよ。」

ティオ「あら。女の子だって油断していると痛い目みるんだから!恵ぃい!」

恵「ええ!」

バッ!(清麿と恵は本を構える。)

清麿「いくぞ!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!」

周りには観客として、フォルゴレ・ナゾナゾ博士たち、テッドやチェリッシュ、ウマゴンたちも居た。

キャンチョメ「がんばれぇ~」

テッド「ガッシュ!負けんなよ!」

ウマゴン「めるめるめ~」

リーン「いきますぜ!ダンナ!」

アシュロン「いくぞ!!ガッシュぅう!!」

エルザドル「おおお!!!」

アビーラ「バッ(本を広げる)」

清麿「!?ガッシュ!ティオを抱きかかえろ!」

ガッシュ「!!」

がしっ!

ティオ「なになに!?///」

清麿「ザケルううう!!!」

ザケルの反動で後ろに飛ぶガッシュとティオ
後ろに飛ぶ瞬間、なびいたティオの髪の毛が少しだけ切れる。

ティオ「え?」

さっきまで左に居たアシュロンが右にいる。

清麿「危なかった…まさか、いきなりシンを使ってくるなんて…」

リーン「シン・フェイウルクを避けるなんてさすが、清麿の兄さんだ。」

清麿「アンサートーカーが無かったらやられていた…。」

アシュロン「こんなのでやられてしまったら興ざめだ。本番はこれからだ!!」

清麿「恵さん!」

恵「マ・セシルド!」

リーン「ブロア!!」

アビーラ「ブレス!」

清麿「ラシルド!!」

ガキッ!キンッ!

清麿「ザケルガ!!」

足元にザケルガを放ち、土煙をたてる

アシュロン「…」

ガッシュ「ぬあああ!!!いいい!!」

アシュロンに突っ込んでいくガッシュ。

アシュロン「ハハ!俺に肉弾戦とはいい度胸だ!」

清麿「ラウザルク!!」

ガッシュ「ぬああ!!!」

アシュロン「ぬるいわっ!!」

ドガッ!バキッ!
ガッシュとアシュロンの肉弾戦が始まる。

リーン「これはまた。」

アビーラ「テオブレス!!」

ティオ「はああああああ!!!」

恵「マ・セシルド!!」

ドーーーーーン!!

ティオ「くっ!重い…」

エルザドル「そんな盾でこの技を防げると思うなよおお!!!」

ビキッ、メキッ!
盾にヒビが入る。

バキャーーン!

ティオ「きゃあああああ!!」

恵「ティオ!!!」

清麿「フォローをっ!いや…」

ガッシュ「であ!!うりゃ!!」

アシュロン「おら!!ぬら!!」

清麿「殴り合い状態で、とても抜けられる状況じゃない…。」

恵「清麿くん!私達なら大丈夫!」

清麿「恵さん!」

ティオ「恵の言う通り!まだやれるわ!」

アビーラ「へえ。あれを食らっても立てるかい。」

エルザドル「俺のブレスを食らったはずなんだが…。」

ティオ「ガッシュには指一本触れさせないわ!」

エルザドル「こいつ…」

エルザドルは嬉しそうに微笑む。

エルザドル「いいだろう!!女だからと手加減はせん!お前の心の盾が折れるまで攻撃してくれる!!」

ティオ「望むところよ!」

アビーラ「ガンズ・ブレス!!」

恵「(セウシルじゃ防御力が足りない!)マ・セシルド!!」

清麿「ティオ!」

ティオ「!(あの手の位置は!)」

清麿の手の動きから盾を置く位置を決める。

ドカッドカッドカッ!
ティオの周辺にブレスが落ち、土煙が上がる。

アビーラ「よおおし!!」

エルザドル「…。」

恵「…。」

土煙が晴れると、ティオが立っていた。

アビーラ「なにっっ!!」

エルザドル「(あの攻撃で唯一、当たらない場所があったというのか…。)」

恵「(さすが、清麿くんね。)」

リーン「アビーラの兄さん!清麿の兄さんにはアンサーなんちゃらっていう答えが出せる能力がある。下手な攻撃じゃ簡単に避けられちまうよ!!」

アビーラ「アンサーなんちゃらだー?」

エルザドル「聞いたことがある。答えを出せし者。あらゆる問いに対して答えを導き出せる能力。」

アビーラ「そんなの反則じゃないですかい!」

エルザドル「そんな能力が一人の人間にあるとは…信じられん…。」

アビーラ「なら、やることは一つ。」

エルザドル「清麿っていう小僧を先に倒す!」

ティオ「ここは絶対に通さないって言ってるでしょ!!!」

恵「チャージル・サイフォドン!」

アビーラ「ディガル・クロウ!!」

ガキィィィィイイイン!!!!

清麿「ガッシュ!恵さんとティオが抑えている間に、何としてもアシュロンを倒すぞ!」

ガッシュ「分かっておるのだ!!」

アシュロン「そう簡単に俺を下せると思うな!!!」

清麿「(素手で戦っている間にリーンは心の力を溜めている…。この後、何か仕掛けてくる…)」

アシュロン「うおらっ!!!」

ドンッ!!

アシュロンの重いパンチがガッシュに当たる。

ガッシュ「ぐっ!!」

腕で防いだが、反動で後ろに飛ばされる。

リーン「ディオガ・アムギルク!!」

ガッシュ「なんのおおおおお!!!」

ディオガ・アムギルクを受けて止めるガッシュ。

清麿「ザグルゼム!」

アシュロン「…」

ザグルゼムが当たり、アシュロンの身体に電気を帯びる。

リーン「…」

清麿「よし!テオザケル!!!」

アシュロン「…」

恵「直撃した!」

清麿「(全く動かなかった。それどころかリーンも何もしないなんて…)」

電撃が止み、アシュロンの姿が見える…。

清麿「!?!?」

ガッシュ「!?」

アシュロンは若干焦げてはいるものの、仁王立ちしていた。

清麿「そんなバカな!ゼロ距離のテオザケルだぞ!?」

リーン「ダメージが無いわけじゃないですけどね!」

アシュロン「お返しだ。」

清麿「!?まずい!!ガーーーーーシュ!!」

リーン「ディオガ・ブロア!!!」

ドーーーーーーーン!
ゼロ距離でディオガ・ブロアをまともに受けるガッシュ。

清麿「ガッシュ!!!」

………
……

アシュロン「!?」

リーン「無傷とは…やるねぇ。」

清麿「そうか。マントで。」

ガッシュ「そう簡単にはやられぬ!」

アシュロン「ハハ!そうだよなぁ!それでこそガッシュだ!」

ガッシュ「清麿ぉ!勝てる指示を頼む!」

清麿「ああ!分かっているさ!…ガッシュ!何としてもアシュロンに肉弾戦で一発食らわせるんだ!」

ガッシュ「うぬ!分かったのだ!」

アシュロン「俺に肉弾戦で勝てると思っているのか!」

ガッシュ「負けぬ!うわあああいい!!」

アシュロン「おらぁああ!!!」

防御をしながら、アシュロンの隙を伺うガッシュ。

清麿「ガッシュ!今だ!」

ガッシュ「…ワン・ツー!」

テッド「あれは!俺の…」

ジード「へえ。テッドの技を真似るなんて、やるじゃねえか」

アシュロン「ぐっ。うらあ!」

ガッシュ「ぬああああい!!!」

清麿「セット!ザケルガ!!」

アシュロンの脇腹へザケルガがヒット。

アシュロン「ぐおおおおおああ!!」

リーン「ダンナ!!」

清麿「よし!」

ガッシュ「はあ。はあ。はあ。」

清麿「ガッシュ。大丈夫か!」

ガッシュ「なんの。これしき。」

清麿「だが、攻撃する瞬間に打ち込んだザケルガ。相手も相当なダメージのはず。」

ガッシュ「うぬ!」

アシュロン「ぐううう。」

リーン「ダンナ。」

アシュロン「くくくく…ハッハッハッハッハッハッハ!」

(ビリビリビリビリ)
アシュロンの笑い声が空気を震わせる。

清麿「!?」

ガッシュ「!?」

清麿「なんていう頑丈さだ…」

アシュロン「ッハッハッハッハッハッハ…ハっ!」

(しん…)
空気が凍り付く。

清麿「…!?ガッシュ!距離をとる!」

ガッシュ「清麿!マントに!」

清麿「(アシュロンが本気になった…。今までの肉弾戦はウォーミングアップとでもいうのか…。)ッチ!」

ガッシュ「清麿!ここからなのだ!」

清麿「ああ!分かってる!例え相手が強大だろうと、俺たちは勝つ!」

ドン!
何かがぶつかってくる。

清麿「ぐあ!!」

ガッシュ「清麿ぉお!」

マントで清麿を包み、地面の衝突を防ぐ。

清麿「ガッシュ!上だ!!」

ガッシュ「!?」

清麿「ラシルドオオオオオ!!!」

ガキイイイイン!!

アシュロン「はあああ!!!!」

清麿「ぐっ!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!!」

ラシルドを強化していく。

アシュロン「無駄だああああああああ!!!」

リーン「ディガル・クロウ!!」

ドガーーン!

清麿「ぐあっ!!」

ラシルドは切り裂かれ、ラシルドが壊れた反動で清麿は吹き飛ばされる。

ガッシュ「うああああ!!」

清麿「ガッシュ!」

ガッシュはアシュロンに押さえつけられ、身動きが取れずにいた。

アシュロン「いいぞ!ガッシュ!俺を本気にさせるとは!だが、これで終わりだ!マントも使えない状態で至近距離のブロアは耐えられまい!」

清麿「く!これはまずい!テオ…ぐあ!」

リーン「おっと!ダンナの邪魔はさせませんぜ。」

リーンが投げた石で本が飛ばされる。

アシュロン「終わりだ。」

リーン「シン・ドラゴノス・ブ…」

アシュロン「ぐあああ!!!」

リーン「ダンナ!!」

ガッシュがアシュロンの腕を掴み、握りつぶしている。

ガッシュ「私は…こんな所でやられるわけにはいかぬ!」

ガッシュの目が変わる。

アシュロン「(この目は…)」

アシュロンの手を振り解き、清麿の元へ向かうガッシュ。

ガッシュ「清麿!大丈夫か!?」

清麿「ああ。すまない!」

ガッシュ「清麿!私は、何としても勝ちたい。あの者に。絶対勝ちたいのだ!」

清麿「分かってるさ!」

清麿・ガッシュ「絶対に!勝つ!!!」

リーン「ダンナ。」

アシュロン「ああ。ここからだな。」

ガッシュの赤い本が凄まじく輝いていた。

その頃…ティオ VS エルザドル

ティオ「…。」

恵「…。」

メラメラメラ...
朱色の本が燃えていた…。

アビーラ「かなり強かったっすね。」

エルザドル「ああ。まさかシンが防がれるとはな。」

アビーラ「心の力を回復するのでちょっとお待ちを。」

エルザドル「アシュロン達とかなり離れてしまったな。」

アビーラ「回復終わり次第、向かいやしょ。」

エルザドル「ああ。」

………
……

アシュロン「いくぞおおお!!!」

リーン「ガンズ・ブロア!!」

清麿「セット!!テオザケル!!」

バチィイイイイ!!

リーン「うひゃー。なんて広範囲かつ威力だい。」

アシュロン「ガンズ・ブロアは全てかき消されただと!?」

清麿「セット!ザケルガ!!」

ギュイイイイン!

アシュロン「そんな攻撃はじき返して…ぐあああ!(攻撃が全く見えなかった。)」

リーン「死角から!?」

ガッシュ「清麿!!」

清麿「ああ!一気に押し切る!ラウザルク!」

ガッシュ「うああああいい!!」

アシュロン「甘いわ!!」

二人同時に殴りかかる。

アシュロン「ぐ!?」

ガッシュ「なんのおおおお!!!」

メリッ。アシュロンの腕が押しつぶされガッシュの拳がめり込む。

アシュロン「ぐああ!」

そのまま上空に吹き飛ばされるアシュロン

清麿「セット!ジオウ・レンズ・ザケルガ!!!」

アシュロン「リーン!!」

リーン「ディシルド・ドラゴルク!!」

ガキィイイイン!!!
上空で翼を広げ、体制を立て直す。

アシュロン「立て続けの攻撃…心の力がそう長く持つとも思えん!ここを耐えれば!」

アシュロン「!?清麿とガッシュがいない!?」

リーン「ダンナアアア!!」

アシュロン「!?」

清麿・ガッシュ「…」

ガッシュのマントに乗り、上空で指をこちらに向けていた。

清麿「バオウ・ザケルガ!!!」

アシュロン「ぐああああああああああ!!」

リーン「ダンナアアア!!!!!!!」

バオウ「バオオオオオオオオオウウウウウウ!!!」

アシュロンを呑みこまんと口を大きく広げ、襲い掛かる。

アシュロン「ぐああああ!!!!うおおおお!!」

電撃を受けながら、バオウの口を押えるアシュロン

アシュロン「(これは…まずい…)」

アビーラ「シン・フェイウルク!」

エルザドル「おら!!」

エルザドルがバオウにシンに体当たりする。

バチチチチ。

エルザドル「ぐっ!!」

ドンっ!!
バオウは弾かれ、消滅。

アビーラ「お待たせしました。」

リーン「お!無事だったんだね。」

エルザドル「同じ竜族として情けないぞ!」

アシュロン「お前には言われたくないね。まあ、助かった。」

清麿「!?」

ガッシュ「エルザドル!?では、ティオ達は!?」

アビーラ「あの二人はよく戦った。なんせ、シンの呪文を2回も防いだんだからね。」

清麿「まさか!?あの二人が!?」

ガッシュ「清麿ぉおお!」

清麿「ああ。これはかなりまずい…。今の攻撃で心の力が…。」

ガッシュ「清麿は私が守る!その間に心の力を!」

清麿「無茶だ!竜族2人が相手だぞ!?」

ガッシュ「しかし!それしか方法が思いつかぬのだ!」

清麿「(確かに…。この状況での勝てる答えが…ない!…ならば、何かを試し答えを作るしかない!)」

清麿「ガッシュ!俺たちは最後まで諦めない!決して!」

ガッシュ「うぬ!当然なのだ!」

アシュロン「一気に決着をつけるぞ。」

エルザドル「当然だ。」

リーン「テイル・ディスグルグ」

アビーラ「テイル・ディスグルグ」

尾が重なり逃げ場はない…

清麿「ガッシュ!!セット!!ザケルガ!!」

アシュロン「その攻撃は効かないことを忘れたか!」

竜族の尻尾に簡単に弾かれる。

エルザドル「終わりだ!」

清麿「いや。どうかな。」

弾かれたザケルガが、エルザドルの肩に命中。

エルザドル「っ!」

よろめくエルザドル。
同時に尻尾が上空に跳ね上がり、アシュロンの尻尾に絡み合う。

アシュロン「なにやってんだよ!」

エルザドル「ちっ!」

清麿「(やはり。ウマゴンとの戦闘で受けたダメージがまだ残っているに違いない。)ガッシュ!賭けに出るぞ!成功する確率は30%だが成功すれば、勝機が見えてくる!」

ガッシュ「うぬ!清麿を信じておる!」

エルザドル「もう。一気に決めちまおう。」

アシュロン「名残惜しいが、そうするか。…リーン」

リーン「分かりやした。(これで最後ですぜ。清麿の兄さん。)」

アビーラ「全ての力を出し切る!!」

コオオオオオオオォォォ。

リーン・アビーラ、二人の持つ本が大きな光を放っていた。

清麿「くるぞ。ガッシュ。いいか、一発勝負だ。二発目はない。」

ガッシュ「うぬ!」

リーン・アビーラ「いきますぜ!!!」

清麿「いくぞ!!」

第5-1章『決着!三回戦、ガッシュ VS 神童』

エルザドルが凄い勢いで上空に飛び立つ。

清麿「ガッシュ!俺が指さす方向をしっかり見るんだ」

ガッシュ「分かったのだ!」

リーン「シン・ドラゴノス・ブロア!!!」

アビーラ「シン・ドラゴノス・ブレス!!!」

ドンっ!!!

清麿「(っく!なんてデカさだ…)セットぉおお!!!」

バッ!

清麿「いくぞ!!マーズ・ジケルドン!!!」

ギュワーーーン。
アシュロンの攻撃が歪む。

アシュロン「なんだと!?」

アシュロンの攻撃は、エルザドルの元へ。

エルザドル「前回の戦いと同じような手は食らわねえ!!」

避けるエルザドル。

ドガーーーン!!
エルザドルの攻撃は地上へ直撃する。

アビーラ「よし!!勝った!!」

アシュロン「…。」

リーン「ダンナ?」

アシュロン「!?エルザドル!!上だ!!!」

エルザドル「!?!?」

エルザドルより高い位置へ飛んでいた清麿とガッシュ。

ナゾナゾ博士「すごい。アシュロンの攻撃を囮に使い、エルザドルの攻撃によって舞い上がった土煙で隠れ、爆風を利用して高く飛び上がるとは…」

清麿「ジオウ・レンズ・ザケルガアアアアアア!!!!」

右肩へジオウ・レンズ・ザケルガが直撃する。

エルザドル「ぐああああああああああ!!!!!」

清麿「いっけえええええええええええ!!!!」

………
……

落下する清麿とガッシュ。そしてエルザドル。

清麿「頼む。倒れてくれ。ここでエルザドルに目覚められたら避けようがない。」

エルザドル「………!があああああああああ!!!」

清麿「くっそ!!火力不足だったか!」

エルザドル「俺は誇り高き竜族だああ!!!!」

ゴアッ!!

エルザドルの爪が清麿とガッシュに襲い掛かる。

清麿「やられっ……」

エルザドル「(ブシュッ)っ!」

肩から血が噴き出し、意識を失い、そのまま落下する。

アビーラ「エルザドル!!!」

落下中にガッシュも目を覚まし、清麿を抱えて着地する。

ガッシュ「やったのだな。」

清麿「ああ。」

アシュロン「大胆な事をする。」

リーン「あっし達が空中にいる清麿の兄さんに攻撃する可能性だってあったんですがね。何か確証があったんですか?」

清麿「いや、なかった。だが、お互いの心の力も限界。アンサートーカーも答えが出なかった。完全に賭けだった。」

リーン「そうですかい。」

アシュロン「…」

無言で人の姿となったアシュロン。清麿とガッシュの前に対峙する。

清麿「(さて、どうする。心の力も空。俺もガッシュも限界。勝てる可能性はほぼ無い。だが、負けるわけにはいかない!!)」

ザッ!

本を閉じて構える清麿とガッシュ。

アシュロン「っふ。リーン。」

リーン「ダンナがそれでいいなら。(バタン。)」

清麿「なぜ、本を閉じた!?」

リーン「あっし達の負けですわ。」

清麿「なにっ!?」

ガッシュ「おぬし達はまだ戦えるではないか!なのになぜっ!?」

アシュロン「俺はお前と全力で戦うのが目的だった。だが、お前はシンの呪文も使わず俺と対等に渡った。」

清麿「それは…」

アシュロン「意地でもシンを使わせるつもりで全力の攻撃を繰り出したが、結局引き分け。この時点で俺たちの負けだ。」

ガッシュ「しかし!」

アシュロン「ガッシュよぉ。お前は負けられないんじゃないのか?この先に待つ者がいるんじゃないのか?」

ガッシュ「う、うぬ…。」

アシュロン「なら、先にすすめ。そしてその答えを俺に見せてくれ。」

ガッシュ「う、うぬ!!」

がっしりと握手をする二人。

リーン「そういうことですわ。この先も頑張ってくだせえ。(本を差し出す)」

清麿「リーンさん…。」

リーン「正直、あっしも心の力空っぽでこのまま戦っても勝ち目はないんですわ。」

清麿「(絶対嘘だ…)」

リーン「清麿の兄さん、何があったか知らないですが、この先シン無しで戦うのはちょいと厳しいですぜ。(小声)」

清麿「!」

アシュロン「じゃあ、俺たちはエルザドルのとこへ行って治療室へ向かう。お前たちも早く治療してもらえよ」

ガッシュ「うぬ。ありがとうなのだ。」

リーン「じゃあまた!(バチッ)」

再び竜族の姿となり、去っていく二人。

………
……

二人の本を燃やすながら、振り返る。

清麿「(デュフォー。この戦い、本当にシンなしで行けるのか…。)」

ガッシュ「清麿?どうしたのだ?」

清麿「ん?あぁ。何でもない。」

ティオ「ガッシューーーーー!」

ガッシュ「うぬ!?ティオ!」

ティオ「すごいじゃない!ガッシュ!竜族を一人で倒しちゃうなんて!」

ガッシュ「う、うぬぅ。倒したと言えるのかの…。」

ティオ「あのね、ガッシュ…ごめんね。私じゃ抑えきれなかった…。」

ガッシュ「何を言うか!ティオの粘りがなかったらやられていたのだ!」

ティオ「…ガッシュ…。」

恵「清麿くん。」

清麿「恵さん。怪我はないですか。」

恵「大丈夫よ。それより、ごめんなさい。負担になってしまって…」

清麿「ガッシュも言ってますけど、そんなことないですよ。恵さん達がエルザドルのシンを耐えてくれたから、心の力を消耗したアビーラとエルザドルを倒せたんです。」

恵「清麿くん。。。」

清麿「無事でよかった。」

恵「うん。。」

清麿「?!恵さん、その本。。。」

恵「!そうなの!本は燃やされてしまったんだけど、さっき急に現れて…。」

清麿「なるほど。ランキング戦ではチーム内の一人が燃やされても、もう一人が勝ち残れば本が戻ってくる仕組みなんだ。」

恵「それで、本が…。」

清麿「(このまま一人で戦うのかと不安だったから、良かった。。)」

ガッシュ「清麿ぉ~治療室に向かおうぞ。」

清麿「ああ!そうだった!」

………
……

いよいよ、次は四回戦。残8チームの運命は…。

第5-2章『四回戦…因縁の対戦相手』

治療室前

清麿「四回戦の相手は…っと。」

清麿「!?」

ガッシュ「清麿…。」

清麿「ああ。あいつらと戦うのか。」

ガッシュ「うぬ。」

ティオ「バリー・キースペアって…」

恵「あの強かったキースと、そのキースを倒したバリーがチームだなんて。。」

清麿「強敵だ。」

ガッシュ「バリーの強さはブラゴと同じぐらいかもしれぬ。」

ティオ「ええ!?ってことは…ガッシュと同じぐらい強いってこと!?」

清麿「バリーは"強き王"を目指していた。魔界の王を決める戦いで俺たちは奴らに負け、その後エルザドルまで倒したらしい。実際、奴らが消えてなかったらクリア戦も、楽だったろうに。」

恵「そんな強い相手が次の対戦相手…。清麿くん!勝算は…」

清麿「恐らく奴は…」

………
……

四回戦場

バリー「ガッシュ。」

ガッシュ「バリー…。」

バリー「俺は嬉しいぜ。あの時の誓いを果たせると思うとな!!!」

グスタフ「王をも殴れる男は王をも超えていく…」

キース「いも天食いてえなぁ。」

ベルン「終わったら食い行こうか。」

キース「ああ。さてと」

(ガッシュに向かい構える)

バリー「おい。(ギロリ)」

キース「あああ、分かってるよ。そんな睨むな。」

バリー「ガッシュ。タッグ戦なのは分かっているが、俺はお前とサシでやりたい。サシで勝たねえと意味がねえのさ。」

清麿「やはり、そうきたか!!?」

恵「清麿くん…」

清麿「ああ。当初の予定通り、キースを頼む!」

恵「分かったわ!」

ティオ「任せて!」

キース「目の前に王様がいるってのに、どうしてこんな小娘相手にしなきゃならんのかね~」

ティオ「なんですってー!」

キース「ささっと終わらせて、俺たちもガッシュを狙おうぜ。」

ベルン「ああ。」

バリー「…(ガッ!)」

ガッシュを見つめる

ガッシュ「すごい気迫なのだ…」

グスタフ「いくぞ。」

グスタフ「ゾニス!!!」

清麿「ザケル!!」

ドガッ!!

スッ

ガッシュ「消えっ…」

清麿「セット!!」

ガッシュ「!?」

清麿の方を向く。

清麿「テオザケル!!」

グスタフ「ガルゾニス!!」

バチバチバチバチ。

清麿「なにっ!?回転の勢いで電撃が弾かれて…」

グスタフ「ドルゾニス!!」

バリー「ウラァ!!!」

ガシッ!
腕を受け止めるガッシュ。

清麿「ザケルガ!!」

バリー「っち!」

手を広げてザケルガを受け止める。

ガガガガガガガガ

清麿「バカな!手が貫通するぞ!?」

グスタフ「ふん。ゴウ・ゾルシルド!」

手から盾が出現する。

ガキィイイイン!
ザケルガが防がれる。

グスタフ「ゾニス!ゾニス!ゾニス!ゾニス!ゾニス!」

ゾゾゾゾッ!ゾニッ!!

ガッシュ「ぐっ。。」

清麿「ラウザルク!!」

ガッシュ「ヤヤヤヤヤヤ!!!!」

素手でゾニスを弾く。

バリー「(にやっ。俺は嬉しいぜ。強くなったお前ともう一度、全力で戦う事が出来るんだからな!)」

清麿「マーズ・ジケルドン!!」

ゴワッ!バリーを球体に引きずりこむ。

グスタフ「アラドム・ゴウゾニス!」

ガガガガガガガガ!!!ドガーーーーン!

清麿「自分ごと!?」

球体の中で爆発を起こし、マーズ・ジケルドンを抜けるバリー

バリー「ペッ!オラ!!」

グスタフ「ドルゾニス!!」

清麿「っく。なんてラッシュだ。ザグルゼム!」

バシュ!バリーの身体が光る

バリー「…。グスタフ!」

グスタフ「ディオガ・ゾニスドン!!」

バッ!空中に飛び、上空からガッシュに向かう

清麿「空中じゃあ、避けられないぞ!エクセレス・ザケルガ!!!」

バリーは避ける素振りも見せず、そのまま突っ込んでくる。

清麿「!?」

バチバチバチバチ!!
ものすごい電撃と煙が舞い上がる

バリー「おら!!!!」

ドンっ!ディオガ・ゾニスドンがガッシュを直撃。

ガッシュ「ぐああああああ!」

清麿「ガッシュ!!!(避けずに突っ込んでくるなんて…ザグルゼムを食らっているはずなのに…」

ガッシュ「ぐうう…(なんて重い攻撃なのだ)」

キャンチョメ「あわわ…なんてラッシュなんだ…。」

フォルゴレ「バリーの戦闘スタイルは滅茶苦茶だ。攻撃を臆さず、避けずに全て正面からツッコんでいく…。」

バリー「スゥゥゥゥウウ。ギロリ。」

キャンチョメ「ひええええ。おっかない。」

ナゾナゾ博士「1年前より更に強くなってるの。」

キッド「博士!博士!ガッシュ達は勝てそう?」

ナゾナゾ博士「清麿くん次第ってところだろう…。」

フォルゴレ「清麿…」

清麿「ガッシュ!大丈夫か。」

ガッシュ「うぬ…大丈夫…とは言えぬが、まだ戦えるのだ。」

清麿「あいつ、攻撃をものともせず突っ込んでくる。一見ノーダメージに見えるが確実にダメージを蓄積しているはずだ。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「いいか。ガッシュ。俺が指示していては奴の攻撃は避けられない。お前は意識を失う前に相手の攻撃の軌道を予測し戻った瞬間に避けるんだ。」

ガッシュ「やってみるのだ。」

グスタフ「楽しそうだな。」

バリー「ああ!前よりずっと重い攻撃だ!!あいつの、あの目を見るまで俺は突っ込むぞ。」

グスタフ「お前の戦いたいようにやるがよい。」

バリー「そのつもりだ!!」

バッ!!

グスタフ「ドルゾニス!!!」

清麿「セット!」

バリー「!?っち!グスタフを直接狙う気か!!」

清麿「ガンレイズ・ザケル!!」

グスタフ「拡散型の攻撃!?」

バリー「なにっ!ぐあ!」

周囲に拡散したガンレイズ・ザケルは砂煙を上げる

バリー「こんな攻撃効かねえ!!?どこいった!」

グスタフ「ガルゾニス」

シュシュシュシュシュシュ
砂煙が晴れていく

グスタフ「!?」

バリー「いない!?」

グスタフ「上だ!」

バリー「甘えええ!!」

グスタフ「ディガル・ドルゾニス!」

回転しながら向かってくるバリー。

清麿「ザグルゼム!ザケルガ!!」

ドガッ!!

バリー「っ!オラアアアアア!!」

清麿「止まらない!?…なら、いくぞ!!バオオオオオオオオオウ・ザケルガ!!!」

バリー「っ!!!ぐ………あああああああああ!!」

バオウに負け落下するバリー。

清麿「はあ。はあ。はあ。(バオウでやっと弾き返せた…)」

キャンチョメ「やったの?」

フォルゴレ「わぁああ~い!」

キャンチョメ「やった!やった!ガッシュは僕の友達なんだ。勝つのは当たり前さあー」

バリー「(ゴアッ!!)」

凄い勢いで起き上がる。

フォルゴレ・キャンチョメ「ひぃいいい」

バリー「…」

グスタフ「……」

清麿「バオウが効いてないのか…?そんなはずは…」

バリー「ギロリ。(清麿を睨む)」

清麿「!?ぐあ!!!」

バリーが消えたかと、思った瞬間、清麿の横に移動し殴った。

ダンッ。ガスッ。

ガッシュ「清麿おおおお!!何をする!真剣勝負ではなかったのか!?」

バリー「それは…こっちのセリフだあああああああ!!!!

ビリビリビリビリビリ
バリーの大声に空気が震える

フォルゴレ・キャンチョメ「ひいいいいいいい」

清麿「っ…(頭と口から血を流しながら立つ)どういう意味だ。」

バリー「てめえ。知らねえとは言わせねえぞ。お前の持っている本の力はそんなものじゃないはず。」

清麿「!?」

ガッシュ「どういうことなのだ?」

グスタフ「その本には1年前のクリア戦で見せた時の力があるのだろう。」

ガッシュ「!?」

清麿「…。」

バリー「俺に手加減したのか?同情したのか?恥を欠かせないようにしたのか?」

清麿「…。」

バリー「さっきの攻撃、シンの攻撃を受けても俺は倒れない自信があった。それなのに!!(ドガ!!地面を殴る)」

清麿「…。」

バリー「ガッシュを弱くしているのはお前じゃないのか?清麿。」

清麿「!」

ガッシュ「それ以上、清麿を侮辱してみろ!私はお前を許さぬぞ!」

バリー「なに?お前もこの戦いにケチを付けるのか?」

ガッシュ「きっと清麿は何か考えが合って、使えなかったのだ。決しておぬしをバカにした訳ではない!」

バリー「考え?なんだそれは?言ってみろ。」

清麿「それは…」

バリー「話にもならん。そんな考えはない!!!グスタフ!もういい!本を燃やす!」

バリー「キーーーース!!」

キース「やっぱり俺の力が必要じゃないか。ベルン。ダブル呪文だ。俺たちは呪文無しでこの小娘を止めておくぞ。」

ベルン「俺は…やることないな。」

…………

グスタフ「よし。」

コアアアアアアア。

キッド「バリーの本があんなにも光って…」

ナゾナゾ博士「(清麿くん…次の攻撃はちょっとまずいぞ。。。)」

ガッシュ「バッ!清麿!!」

清麿の元へ引くガッシュ。

ガッシュ「私は、どんな時でも清麿を信じておる!2年前も今も!だから清麿も私を信じてはくれぬか!」

清麿「ガッシュ…。」

ガッシュ「清麿!次の攻撃は防げるのか?」

清麿「俺たちの呪文では対処し切れない。奴らダブル呪文でくる気だ。」

ガッシュ「なら!」

清麿「ああ。シンを使えば…おそらく…。」

ガッシュ「清麿!!!私たちはここで負けるわけにはいかぬ!ゼオンとの、兄との約束を果たすまでは!」

清麿「…ああ!わかった。(すまん。デュフォー。)」

清麿「…」

コアアアアアアアアアアア。

キャンチョメ「みて!ガッシュの本が!!」

フォルゴレ「すごい…」

ガッシュ「…。」

バリー「…(あの目は…ブルッ)これは武者震いだ!グスタフ!!!」

グスタフ「ディガル・ドルゾニス!!シン・ドルゾニス!!!!」

ナゾナゾ博士「回転しながら、突っ込んでいく気か!?」

清麿「いくぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!シン!!・ベルワン・バオウ・ザケルガアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

バオウ「バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウウウウ!!」

ビリビリビリ

フォルゴレ「なんてデカさだ…」

キャンチョメ「ひぃいい」

バリー「(これだ!この戦いを俺は望んでいた!!)オラアアアアアアアアアア!!!」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!

バチチチチチチチチチチチチチチ!

バオウがバリーに直撃する。

………
……

キッド「どうなったの!?」

キャンチョメ「土煙で何も見えないよ!!」

………
……

土煙が晴れていく…

バリーが倒れていた。

グスタフ「…。ふーーーーー(タバコをふかす)」

バリー「ッぐ。。が…。」

グスタフ「優勝し、誰よりも強い事を証明するんじゃなかったのか?」

バリー「…。はぁ。はぁ。はぁ。ッが。身体が…動かねえんだ…」

グスタフ「ふーーーーー。お前さんは今回も結果を残すことが出来なかった。」

バリー「…」

グスタフ「じゃが、強者にも正面から戦える強い男であることは証明できた。」

バリー「!?」

グスタフ「お前が強いことはワシが一番知っておる。」

バリ「ッ…。(涙を流す)」

キース「……ベルン」

ベルン「(ぽいっ)」

本を投げる

ティオ「え!?」

ベルン「俺たちの負けだ。」

恵「どうして!?まだあなた達は戦えるのに!?」

キース「…いも天…が食いたくなった。」

ティオ「は?」

ポカーーーーン。

ベルン「そういうことだ。」

二人は足早に去っていった。

清麿「ガッシュ!ガッシュ!!」

ガッシュ「う…ぬぅ…」

清麿「良かった!無事か!」

ガッシュ「うぬ…清…麿?勝ったのか?」

清麿「ああ!お前のお陰だ!」

ガッシュ「やった…のだ…。」

清麿「もう休め!後は俺が治療所まで連れて行ってやる。」

ガッシュ「すまぬのだ。」

清麿「(バリーが無事なのが奇跡のようだ…あの巨大さと攻撃力…。2年前より強力になっている…。)それに…。」

ガッシュ「?どうかしたのか?」

清麿「い、いや。なんでもない!」

ガッシュ「??」

恵「清麿くん!」

清麿「恵さん!キースの方は!?」

ティオ「いも天…とか言って帰っちゃったわよ!」

清麿「いも天?」

恵「私もよく分からないの…(汗)」

清麿「(バリーが倒れて諦めたのか?)」

ティオ「もー!あったまきちゃう!!私がボッコボコにしてやろうと思ったのに!!」

清麿「さ、さすがティオ…。ははは…。」

………
……

清麿「とりあえず、ガッシュ達は治療所へ送った。次は準決勝だ…。」

デュフォー「お前が呪文を使うのは分かっていた。」

清麿「すまない。」

デュフォー「それはいい。それより本にどんな異変が起きたか教えてくれ。」

清麿「さっきまで読めていたシンの呪文が読めなくなっている。それに本が…」

デュフォー「変色しているな。」

ガッシュの赤い本は一部、どす黒く濁っていた。本の2cmほどだが、赤とは呼べない濁った色だ。

清麿「アンサー・トーカーの力でもこの原因が分からない。デュフォーは何か分からないか?」

デュフォー「俺のアンサー・トーカーでも答えが出ない。だが、良くないことは間違えなさそうだな。」

清麿「このまま戦いを続けていいのか…」

デュフォー「いま、俺たちに出来るのはランキング戦を勝ち進むこと。それしかない。」

清麿「(正論過ぎるな…)そうだな…。」

デュフォー「また、変化が起きたら知らせてくれ。」

清麿「分かった。」

………
……

???「ハッハッハッハ。ついに。ついにやったぞ。ッハッハッハッハッハッハ!!!」

………
……

恵「清麿くん、私達ダメージも少ないし、準決勝の相手が決まるCブロックの戦いを見てくるわね!」

清麿「分かりました!俺はガッシュに付いています!」

ティオ「恵ぃ!行くわよ―――!!」

恵「あとでね!」

清麿「準決勝の相手となるCブロックのカードは…」

ウォンレイ・ロップス VS レイラ・パムーン

清麿「これは…ガッシュが回復したら見にいった方がいいな。…。」

第5-3章『千年前魔物の本気』

ティオ「恵ぃ!早く!早く!」

恵「待ってーティオ!そんなに急がなくても大丈夫よ!」

ティオ「ウォンレイとリィエンに一言頑張ってって言うんだから!」

ッタッタッタッタッタ。。。

恵「はぁ。はぁ。やっと。着いたわ。。」

ティオ「はぁ。もう!Cブロックなんでこんなに遠いのよ!」

アポロ「やあ。応援に来てくれたのかい?」

ティオ「アポロ!うん!ウォンレイ達は?」

アポロ「向こうで集中してるよ。」

ウォンレイ「…。」

リィエン「…。」

恵「すごい…」

アポロ「今回の相手は簡単にいかなそうだしね。それにこれに勝てば清麿・恵さん達とだ。気合が入る。」

ティオ「ちょっと声かけづらいわね。」

アポロ「今はそっとしてあげれるかな?二人とも集中力を高めているから。」

ティオ「分かったわ。」

アポロ「清麿とは順調かい?」

恵「ええ。何とか勝ち進んでるわ。」

アポロ「ふふ。違う意味で聞いたんだけどね。」

恵「え?」

アポロ「まあ、いいさ。応援よろしく!」

ロップス「かうかう~!」

ティオ「頑張って!」

ウォンレイ「…。(立ち上がる)」

ウォンレイ「リィエン。」

リィエン「はいアル!」

アポロ「よろしく頼むよ。」

ウォンレイ「レイラの方は任せる。」

アポロ「僕もそのつもりだったさ。」

ロップス「かう~!」

レイラ「ここまで来たからには優勝したいわね。」

パムーン「千年前の魔物は俺たちしか残っていないみたいだしな。」

レイラ「アル頼んだわ。」

アルベール「ああ。任せておけ。ちゃんとしたパートナーとして出来る限るサポートするよ!」

レイラ「もうあなたは最高のパートナーよ」

アルベール「ああ。」

パムーン「ランス!どうだ。大丈夫か。」

ランス「ああ!やっと慣れてきた。次はいけそうだ。」

パムーン「そうか。心が通じ合った俺たちの力を見せてやろうぜ。」

ランス「当然だ!」

ガッシュ「パムーン!」

パムーン「! ガッシュじゃないか!」

ガッシュ「うぬ!応援に来たのだ!」

パムーン「だけど、向こうのチームとも仲いいんじゃないのか?」

ガッシュ「ウォンレイ達とも友達だが、パムーンとも友達なのだ!」

清麿「むこうは恵さん達がいるから、俺たちはこっちで応援するよ。」

レイラ「清麿!」

清麿「レイラ・アルベール、頑張れよ!」

アルベール「次は俺たちと戦うことになるぜ!」

清麿「ああ!楽しみにしてるさ。」

レイラ「応援よろしくね!」

清麿「ああ!」

ランス「初めまして。」

清麿「あ!初めまして。ガッシュのパートナー高嶺清麿です。」

ランス「ランサー・スヴェールです。ランスって呼んでください。」

パムーン「ランス!始まるぞ!」

ランス「また、後で。」

ガッシュ「頑張るのだ!」

………
……

レイラ「始まる前にちょっといいかしら。」

ウォンレイ「なんだ。」

レイラ「私たちはお互い、自分のパートナーの呪文しか使わないわ。今回のタッグ戦で適応され…。」

ウォンレイ「いいだろう。」

レイラ「…さすがね。まだ全部話していないのに。」

アポロ「面白そうだね。僕たちも久々にツーマンセルで戦いたいと思っていたから。」

レイラ「じゃあ始めましょ。お先にどうぞ。」

ウォンレイ「…いくぞ。ドンっ!!」

地面を凄い勢いで蹴り、レイラの目の前に…

レイラ「っ!?」

ウォンレイ「はあ!!」

ランス「ファシルド!」

ギィイン!

パムーン「術なしでこの威力とは…」

アルベール「早すぎて全く見えなかった…」

レイラ「アル!」

アルベール「!、ミグロン!」

ウォンレイ「ガガガガ!!」

片手で受けきるウォンレイ

リィエン「ゴウ・バウレン!」

パリーン!

パムーン「ぐっ!」

ウォンレイの拳がパムーンにめり込む。

ランス「オルゴ・ファルゼルク!」

がしっ!ウォンレイの腕を掴む。

パムーン「どりゃあああ!!」

パムーン「レイラ!こっちを頼む!」

レイラ「任せて!」

アポロ「お嬢ちゃんが相手かい。」

レイラ「舐めてると痛い目に遭うわよ。」

アポロ「それはこっちも同じかな。」

アルベール「ミグロン!!」

アポロ「…リグロン!」

石を持ち上げ、ミグロンを防ぐ。

アポロ「リグロセン!」

アルベール「!?」

レイラがアルの前に立つ。

アルベール「ミシルド!」

レイラ「キンッ!!キンッ!!!!」

アポロ「アルベールくんとか言ったね?」

アルベール「はい。」

アポロ「僕たちを殺す気でこないと…、負けるよ。」

アルベール「っく!」

--ウォンレイペアとパムーンペア--

ランス「デーム・ファルガ!」

ウォンレイ「柔の拳!」

攻撃を受け流す。

ランス「エクセレス・ファルガ!!」

ウォンレイ「硬の拳!」

攻撃を弾く。

ランス「なにっ!?」

パムーン「なら高速移動だ!」

ランス「フェイ・ファルグ!」

パムーン「これなら簡単に攻撃出来ないだろ!」

ウォンレイ「…(目をつぶる)」

リィエン「ガル・レドルク!」

シュッ!!
ドガーーーン!

パムーン「ぐあっ!!!」

ウォンレイのドロップキックが直撃する。

パムーン「なにっ!姿は見えなかったはずだ…」

ウォンレイ「どんなに高速移動していても気配までは消せない。見るのは目だけとは限らない。」

ランス「なんて奴らだ…」

パムーン「こうなったら出し惜しみはなしだ!ぐっ!」

何とか立ち上がるパムーン

パムーン「…いくぞ!」

ウォンレイ「こい!!!」

ランス「デーム・ファルガ」

ランス「フェイ・ファルグ」

ランス「エクセレス・ファルガ」

ガッシュ「パムーンのパートナーあんなに呪文を唱えてどういうつもりなのだ?」

清麿「こ、これは…」

リィエン「3つの呪文?!」

網状になったレーザーが迫る。

ウォンレイ「はあ!!!」

地面を蹴り砕き、舞い上がった岩で星を落下させる。

ウォンレイ「リィエン!油断するな!何かある!」

リィエン「はいアル!」

パムーン「ふっ」

ふわっ…

リィエン「!?」

リィエンの身体が宙に舞う

清麿「!?遅延呪文!!?」

ガッシュ「デュレ?なんなのだ??」

清麿「そんなことが可能なのか!?」

リィエン「舐めるなアル!これぐらいの高さ!ハッ!!」

星を蹴り、脱出する。約15mの高さから落下するリィエン。

ウォンレイ「っく!!」

見事に着地を決めたその瞬間…

リィエン「え!?」

目の前にXの形のレーザーが迫る。

ウォンレイ「ぐあああああ!!」

ウォンレイが体を張って止める。

リィエン「ウォンレイ!」

ウォンレイ「大丈夫だ。それより、次がくるぞ」

リィエン「ガーフォウ・ディバウレン!!」

ウォンレイ「はああああ!!」

ディオガ・ファリスドンが迫る。

ゴガガガガガガガッガッガ!!
ドガーーーン!

煙が立ち込める

ウォンレイ「!」

とっさにリィエンを抱えて避けるウォンレイ

パムーン「いい反射神経と感知力だな。」

ウォンレイ「危なかった。」

パムーンはリィエンを拘束しようと狙っていた。

パムーン「俺たちの遅延呪文にも即対応するとは…面白い。」

ウォンレイ「リィエン。私の傍から離れるな。」

リィエン「…はい。アル…。」

清麿「みろ。あんなに呪文を使ったのにパートナーのランスさん全く疲れていないぞ…どんな心の持ち主なんだよ…」

ガッシュ「うぬぅ。ウォンレイはリィエンを守る為、動かぬつもりかの…」

清麿「恐らくな…」

リィエン「私も守られてばかりは嫌アル!戦えるアル!」

ウォンレイ「リィエン。私の心は1年前と変わらない。私の誓いは守る王!リィエンには傷一つ付けさせやしない!」

パムーン「俺たちも信念をもって戦っている。その為、この1週間頑張って鍛えたんだ。負けられない!」

パムーン「星にはこんな使い方があるのを知っているかい?」

ランス「ファルガ」

ランス「デーム・ファルガ」

ランス「ファシルド」

リィエン「レルド!」

ウォンレイ「柔の拳!!!」

攻撃を受け流しつつ、弾く。

先ほどよりも広範囲のデーム・ファルガが迫る。

リィエン「ディオ・レドルク!!」

ウォンレイ「はああ!!!」

再び、地面を蹴り砕き星を打ち落とす。

ウォンレイ「そう簡単に私を抜けるよ思うな。」

パムーン「(にやっ)」

ウォンレイ「!?!?リィエン!!?」

リィエン「あ!?」

星がリィエンの持っている本を弾き、ファシルドでバリアを張る。

ウォンレイ「はあ!!!」

ドンっ!!ドガッ!!!

蹴ったり、殴ったりするもバリアは壊れない。

リィエンも蹴ったりするも、バリアはビクともしない。

ウォンレイ「っく!!」

レイラ「あら?まだやってたの?」

パムーン「お!早いな!」

レイラ「ええ。でも、もう終わりそうね。こっちは終わったからダブル呪文使って大丈夫よ。」

パムーン「ありがてえ!」

ウォンレイ「バカな!アポロ達が!?」

リィエン「そんな…」

パムーン「降参するなら待つぜ?」

ウォンレイ「っく……降参…」

リィエン「しないアル!!!!」

ウォンレイ「リィエン!?」

リィエン「私は大丈夫アル!だから本を持って、このバリアが解けたら戦うアル!清麿達なら最後まで諦めないアル!」

パムーン「…」

ウォンレイ「…そうだったな。よし。」

パムーン「最大呪文で攻撃させてもらう。治療所もあるんだ。手加減しないぜ。」

ウォンレイ「リィエンは必ず守る!」

本を腰のズボンに挟み、構える。

リィエン「ウォンレイ!!?」

パムーン「はあああああああああ!!!!」

ランス「ペンダラム・ファルガあああ!!!!」

ゴゴゴゴゴ!!!

清麿「無茶だ!!いくら魔物だからって、呪文なしの生身では!?」

ウォンレイ「はあああああああああああああ!!!!!!!」

リィエン「これは…」

腰に挟んでいる本が輝いていた。

ウォンレイ「はあああ!!!」

拳を突く。

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

「ディノ・リグルド!」

パムーン「!?」

ティオ「みて…ウォンレイの身体が…」

恵「光ってる…」

ランス「バカな!!あれを受けて無事だと!?」

ウォンレイ「助かった。すまない」

アポロ「僕たちは軽くしか手を貸していないよ。ほとんど君の力だけどね。」

レイラ「え?!」

アルベール「あいつらは…俺たちがさっき…」

パムーン「どうなっている!?あいつは倒したんじゃなかったのか?!」

レイラ「私にも分からないわ。でも、確かに本は…」

アポロ「ロップス。」

ロップス「かう~」

リィエンが閉じ込められているバリアに手をかざす

アポロ「リグロセン!!」

地面からロープをつなぎ、内側からバリアを破壊する。

バリィイイイン!

リィエン「ありがとうアル!」

ウォンレイ「リィエン!」

リィエン「はいアル!」

本を受け取る。

キィイイイイイン
更に輝きを増すウォンレイの本。

パムーン「っち!」

アポロ「ここから共闘といこうじゃないか。」

ウォンレイ「ああ!」

レイラ「私たちも力を合わせましょ。」

パムーン「よく分からねぇが、また倒すしかなさそうだな!」

アルベール「どうやって助かったかは知らないけど、次こそ確実に本を燃やしてやる!」

アポロ「君たちにそれが出来るかな?」

アルベール「オル・ミグルガ!」

ランス「デーム・ファルガ!!」

アポロ「作戦がある。リィエンは心の力を溜めてくれ。」

リィエン「分かったアル!」

アポロ「ウォンレイは…戦いそうだね。」

ウォンレイ「呪文だけに頼る私ではない!」

アポロ「っふ!リグロン!!!」

ウォンレイ「はあああああ!!!!」

レイラの飛ばす月を弾く、

ウォンレイ「リィエンには傷一つ付けさせん!!」

レイラ「さすがね。」

ロップス「かう~!!!」

ロープでパムーンの星を捕獲する。

アポロ「弾け!!!」

バシっ!!
星が弾け飛ぶ。

パムーン「っは!!」

手をかざし星を操る。星が並ぶ。

ランス「エクセレス・ファルガ!!」

アポロ「ディノ・リグルド!!」

大きな鎖が出現し、ロープが巻かれ、シールドになる。

ガキィイイイイイイインンン!!

アルベール「ラージア・ミグセン」

ウォンレイ「はあああああ!!!」

地面を回転蹴りで土煙をあげる。

アポロ「リグ・ファルマ!」

レイラ「あそこよ!」

アポロらしき人物を発見。

アルベール「はあああああ!!」

ランス「ディオガ・ファリスドン!!」

一斉にアポロを攻撃する。

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

土煙が晴れると、アポロとロップス、ウォンレイとリィエンが倒れていた。

パムーン「やったか。」

レイラ「?何か変ね…。」

アルベール「さっきと同じだ…。」

ランス「…。」

リィエン「ゴライオウ・ディバウレン!!!」

パムーン「上だ!!?」

アルベール「これは…分身!?」

倒れていたアポロ達はロープと化し解ける。

レイラ「なるほど。さっきもそうやったのね。燃えていた本も偽物かしら。」

アポロ「準備期間はあったからね。」

ウォンレイと共に飛び上がったアポロが上空で偽物の本を見せる。

パムーン「レイラ!!バリアだ!!」

アルベール「ミベルナ・マ・ミグロン!!連結(コネクト)バリア!!」

ランス「ファシルド!!」

ウォンレイ「はあああああああああああああああああああ!!!!!!!」

白虎「がああああああああ!!!!」

バキキキキキキキキ!!!

パムーン「っぐ!!」

レイラ「んっ!!!」

バキャッ!ドーーーーーン!!

パムーン「ぐあ!」

レイラ「きゃあ!」

アルベール「レイラ!!」

レイラを受け止めて庇う。

アルベール「ぐあ!!」

ランス「ぐはっ!」

4人が吹き飛ぶ。

リィエン「凄いアル…」

ウォンレイ「すぅ~~はぁ~。」

レイラ「アル!!」

アルベール「大丈夫か。」

レイラ「バカね…私の方が頑丈なのに……庇って。。。足が…。(涙)」

アルベール「へへ。」

パムーン「ランス!無事か!」

ランス「ああ。何とかな…。」

レイラ「アルの足がやられたわ。ここから動けそうにないわ。」

パムーン「なら、動かないで決めるしかないな。」

ランス「ああ。」

レイラ「でも…アルが…」

アルベール「やらせてくれ。」

レイラ「アル。。」

アルベール「嬉しいんだ。心から通じ合って戦えるこの瞬間が。」

レイラ「…わかったわ。…本当にあなたは最高のパートナーよ…。」

コアアアアアアアアアアアアアン。。

ロップス「かうかう~!」

アポロ「ああ。綺麗だね。本が輝く瞬間は…。」

清麿「レイラ達の本があんなにも…」

ウォンレイ「リィエン。」

リィエン「分かってるアル!次で決着するアル!!」

アポロ「僕たちも全力でいかせてもらう!!!」

アポロ「はあああああああああ!!!」

リィエン「やああああああああああ!!!!」

パムーン「いくぞ!!!」

ランス「ああ!!!!」

4人の輝きが交差する。

ゴアアアアアアアア!!!!!

アポロ「シン・リグノオンンンンン!!!!!!!!!」

リィエン「シン・ゴライオウ・ディバウレン!!!!!!!!!!!!!!」

アルベール「ミベルナ・シン・ミグロン!!!!!!!!!!!」

ランス「ファルセーゼ・バーロン!!!!!!!」

第5-4章『準決勝の相手決定!友の誓い』

「ゴアアアアアアアアアアアアアアアア!」

ウォンレイ「はああああああああ!!!!!」

ウォンレイの技が迫る。

レイラ「セット!」

パムーン「はあああ!!!」

ブォオオオオオオオオオオンン。

無数の三日月と星が現れ、ゴライオウを襲う。

アポロ「ツイスト!!」

ロップス「かう!」

ロップスの手から放たれた巨大な錨は回転しながらレイラとパムーンの技を弾く。

パムーン「っち!!」

アルベール「収穫(ハーベスト)!」

三日月が集まり、巨大な三日月となる。

ランス「合体(ユニオン)!」

巨大な三日月に無数の星がくっつき、ロケットのような形になる。

アルベール・ランス「発射(ファイアリング)!」

ゴオオオオオオオオ!!!

ウォンレイ「はああああああああああああああああ!!!!」

ロップス「かうううううううう!!!!!」

巨大な錨と白虎が迫る。

バチチチチチ!!!!

ミシッ…。

ロケットにヒビがはいる。

レイラ「(だめ…このままじゃ…)」

後ろには動けないアルベールがいる。しかし、守る為に防御にすると技が敗れ負ける。。。

レイラ「(パムーンに迷惑がかかってしまうわ…。)チラっ」

パムーン「…(にこっ)」

レイラ「!?」

パムーンはアイコンタクトで笑っていた。

アポロ「そこだああああああああ!!!!」

錨の先端がヒビがあるロケットに突き刺さる。

リィエン「やあああああ!!」

すかさず白虎が押し込む。

バキャアアアアアアアンン!!!

無数の三日月と星に割れる。

レイラ「!」

パムーン「すっ。」

レイラの三日月はアルベールに

パムーンの星はランスの周りに集まり防御型となる。

アルベール「レイラ!!!」

ランス「パムーン!!!」

パムーン「俺たちは十分満足した。後はパートナーを守るのが俺たちに出来ることだ。」

レイラ「アル。あなたは私が守るわ。」

ゴアアアアアアアア!!!!

アルベール「レイラああああ!!!!」

ピタっ。

防御の構えをしていたが、攻撃は寸前で止まった。

レイラ・パムーン「!?」

アポロ「僕たちも、もう満足した。女の子を傷つけるのは好きじゃないからね。」

ロップス「かうかう~!」

パムーン「…俺たちがここから反撃するかもしれないぞ。」

アポロ「…君たちはそんなことするようには見えないけどね。」

パムーン「っふ。」

アポロとリィエンは本を閉じた。
同様にランス達も本を閉じ、ランスはレイラの本を受け取りアポロの元へ向かう。

ランス「ほら。」

アポロに二人分の本を手渡す。

アポロ「君たちの思いも受け取ったよ。」

パムーン「ああ。俺たちの代わりにガッシュ達と全力で戦ってくれ。必ず見にいく。」

アルベール「…すまない。レイラ。」

レイラ「ありがとう。」

アルベール「え?」

レイラ「短い期間だったけど、心が通じ合ったこの1週間は絶対に忘れないわ。この戦いもアルと心が通じ合えて心強かったわ。」

アルベール「レイラ…」

アルベールに飛び乗る。

レイラ「やっぱりアルは最高のパートナーよ!」

 

リィエン「ふう~。」

ウォンレイ「怪我はないかい?」

リィエン「大丈夫アル!これぐらい!」

ウォンレイ「よかった。」

ウォンレイは戦いが終わると必ず、リィエンを心配し声をかけている。

リィエン「…(ウォンレイの笑顔はとっても安心するアル…。)」

清麿「おめでとう!」

恵「おめでとー!」

アポロ「清麿!」

リィエン「恵!」

清麿「二人とも凄かったよ。とても強くなっていて…。」

アポロ「ありがとう!」

ウォンレイ「私は何があってもリィエンを守る。そしてこの戦いに勝って1日でも長い時間を過ごしたい。」

リィエン「ウォンレイ…。」

ティオ「私だって、めぐみ達には傷一つ付けさせないわ!ウォンレイの守る信念は私の……も、目標だから…!」

ウォンレイ「ああ。楽しみにしている。」

リィエン「お互い全力で戦うアル!」

恵「ええ!」

握手を交わす4人。

パムーン「ガッシュ。俺たちは負けてしまったが頑張れよ。」

ガッシュ「うぬ!全力で戦うのだ。」

パムーン「お前たちの戦い、絶対に見に行くからな!」

ガッシュ「うぬ!」

アポロ「清麿…準決勝の相手は僕たちだ。どんな結果になっても恨まない。全力で来てくれ。」

清麿「ああ!!!」

………
……

--治療所にて--

ロップス「かう~!」

アポロ「そうだね!ロップス!やっと清麿達と戦える…。」

ロップス「かう!」

アポロ「清麿達に出会い、僕たちは目標を決められた。清麿とガッシュには感謝しているんだ。道を示してくれたことに。最高の友達と出会えたことに。」

ロップス「かうーーー!」

アポロ「ああ!そんな清麿達を越えたい!勝ちたいんだ!」

コォオオオオオオ。

アポロの本がうっすらと静かに輝いていた。

リィエン「ウォンレイ。」

ウォンレイ「ああ。今のアポロ達は強いぞ。」

リィエン「私たちも負けてられないアル!」

ガッシュ「ウォンレイ達の戦い凄かったのだ。」

清麿「あぁ。まさかロップス達もシン級の呪文が使えるようになっているとは…。」

ティオ「それに、チームワークも悪くないわ。」

清麿「あぁ。ウォンレイ・ロップスはもちろんだが、アポロ・リィエンの身体能力も計り知れない。」

恵「ええ。」

ガッシュ「負けるわけにはいかぬ!次勝てば…」

清麿「ああ。決勝だ。」

ガッシュ「…負けられぬ。相手が誰であろうと私が負けるわけにはいかぬのだ!」

清麿「…ああ!その通りだガッシュ!」

ティオ「と、当然よ!私が全力でサポートするわ!」

恵「がんばりましょ!」

………
……

アナウンス「えーこれよりランキング戦、準決勝を開始します」

ワーーー!!ワーーー!!!!!

アポロ「清麿。ガッシュ。僕はこの時は待ち望んだよ。ずっと。あの時から。。」

清麿「…」

アポロ「そしてやっと戦える。こんなに嬉しいことはないよ。」

清麿「俺たちも、あの時は引き分けだったが今度こそ…。勝ってみせる!!」

リィエン「二人とも。手加減しないアル。」

恵「ええ!」

ティオ「もちろんよ!」

ウォンレイ「二人は凄い力を持っている。物凄い守る力を。だけど、それは私たちも負けてはいない!!」

ティオ「…ッ!凄い気迫!!」

ゴゴゴ!ウォンレイの気迫で地面が揺れる。

リィエン「(ウォンレイがいなくなってから、ずっと後悔したアル。もっとウォンレイの力になりたかったって。最後の最後まで守られてばかりで…。)」

リィエン「(だけど、今度こそ!!!力になれるアル!!)」

コオオオオオオオ

ウォンレイの本が輝く。

ティオ「恵ぃい!」

恵「ええ!!」

バッ!!

本を構える。

キッド「見て博士!4人の本が…」

ナゾナゾ博士「ああ。美しいね。。」

キャンチョメ「戦う前から凄い輝いてるよ!!」

フォルゴレ「特にウォンレイ達の本の輝きは異常だ…。」

ウォンレイ「いくぞ!!!」

リィエン「バウレン!!!」

ドンっ!!ゴォオオオ!!!!

ウォンレイの拳が迫る。

恵「!マ・セシルド!!」

清麿「(正解だ!恵さん!今の攻撃はマ・セシルドでないと防げない!)」

ガッシュ「清麿!くるぞ!」

清麿「!ああ!」

アポロ「リグロン!!」

ロープが迫る。

清麿「セット!」

ガッシュ「バッ!!」

清麿「ザケル!!!」

バチッ!!

一撃でロップスのロープを弾き、絡ませる。

ロップス「かうっ!」

清麿「ラウザルク!!」

バッ!ガッシュがロップスに迫る。

ロップス「かうっ!?」

ガッシュ「ぜえええええい!!!」

捕まえようと迫るが…

バッ!

アポロがロップスを抱え、避ける。

清麿「っち!!」

アポロ「それが、答えを出す者(アンサー・トーカー)かい?とてもいい力だね。」

清麿「アポロの身体能力が凄まじい。強化したガッシュの攻撃を避けるなんて…。」

アポロ「何を驚いているんだい?前回の戦いで戦線離脱してしまった僕は自分を鍛えるしかなかったんだ。これぐらいのことが出来て当然だろ?」

清麿「っく!」

アポロ「それとも、そんなことも予測出来ないぐらい僕を甘くみていたのかい?」

ぞわっ。

清麿「なんてプレッシャーだ…。(だが、どんな攻撃だろうと答えを出す者(アンサー・トーカー)で…)」

アポロ「…リグロン!」

清麿「!?!?」

ガッシュ「どうしたのだ!?清麿!指示を!」

砕かれた岩がガッシュと清麿を襲う。

ガッシュ「ぐあ!!」

清麿「っぐ!!!」

ガッシュ「清麿…どうして指示を…」

清麿「す、すまない…答えを出す者(アンサー・トーカー)が発動しなかった…。」

ガッシュ「?どういうことなのだ?」

清麿「俺にも分からない…。だが力が消えたわけではなさそうだ…。」

ガッシュ「う、うぬ…。」

清麿「だとすると…(アポロの攻撃になにか…)」

アポロ「っふ。」

アポロが仁王立ちしてこちらを見ていた。

アポロ「リグロン!!!」

清麿「っく!」

ガッシュ「うあっ!」

アポロ「リグロン!」

ロップス「かう!!」

清麿「ぐあ!」

ロープに捕まれ、遠くに投げ飛ばされる。

ガッシュ「清麿!!!」

ガッシュが必死で受け止めるが、転ぶ。

清麿「が!!…。」

地面に打ち付けられた衝撃で本を落とす…
ロップスが手をかざし、あの時と同じ光景が頭に浮かぶ…。

清麿「っくっそ…」

恵「清麿くん!!」

清麿の元へ向かおうとするが…

ウォンレイ「おっと。ここは通すわけにはいかない。」

ティオ「く!!」

リィエン「清麿には申し訳ないアルが、先に叩かせてもらうアル!」

恵「(遠くに飛ばされて、小さくしか姿は見えないけどダメージは大きいはず…はやく、回復呪文を…)」

………
……

ロープで移動してくるアポロ。

アポロ「清麿…1年前、僕と戦った時、答えを出す者(アンサー・トーカー)はあったのかい?」

清麿「……ないが…」

アポロ「だけど、君は僕と互角に戦った。あれほど興奮した…熱くなったバトルは今までない。」

清麿「…」

アポロ「君はいつから答えを出す者(アンサー・トーカー)がないと戦えなくなったんだい?」

清麿「!?」

ガッシュ「清麿!!!」

清麿「!ぜえええい!」

ガッシュがロップスに飛びかかり、その隙に本を奪え返す。
ロップスはまるで当然のように、飛び上がりアポロの元へ戻る。

ロップス「かう!」

アポロ「ああ。ありがとう。」

清麿「(アポロの言う通りだ。俺はいつからこの力だけに頼ってしまったのだろう。相手の攻撃が読めなくても勝ちを拾う。そういう戦い方を俺たちはしてきたじゃないか!)」

コォオオオオオ!!

静かに光る赤い本。

ガッシュ「清麿!!」

清麿「ああ!すまん!ガッシュ!俺の指示に従ってくれ!」

ガッシュ「うぬ!最初からそのつもりだ!」

本を開き、構える。

アポロ「リグロン!!!」

清麿「(ロープは2本…攻撃はガッシュに向いている…だが。)ガッシュ!俺を見ろ!」

ガッシュ「バッ!」

清麿「ザケルガ!!」

アポロがいつの間にか清麿の背後に近づいていた。だが、ザケルガがアポロに向かう。

アポロ「!リグルド!!」

ガッシュに向かっていたロープは方向を変え、アポロに向かいバリアとなる。

バチッ!!!

清麿「セット!テオザケル!!」

アポロ「ディノ・リグルド!!」

バチチチチチチチチ!!!!!
煙が上がる

アポロ「リグ・ファルマ!」

アポロとロップスの分身が現れる。

清麿「ガンレイズ・ザケル!」

バッ!ババ!!ガッシュを抱え分身に当てていく清麿。

全ての分身を倒すが、アポロの姿はない。

清麿「(どこに…)」

ガッシュ「清麿!!」

とっさにマントで清麿を覆う。

ドガ!!!
巨大な岩が砕かれ石が雨となって降ってくる。

清麿「(遠距離から巨大な岩を投げているだと!??)ラウザルク!」

清麿「ガッシュ!俺を抱えて走り回れ!弾道で相手の位置を読むまで何とか避けてくれ!」

ガッシュ「うぬ!任せるのだ!」

ドン!!!ドン!!!!!ドン!!!!!!
上空で岩がぶつかる音が聞こえる。そして石が雨となり降る。

清麿「この呪文は恐らく1年前のあの呪文。あの時は唱えるだけで必死だったのに、いつの間に…」

ドン!!!ドン!!!!!ドン!!!!!!

清麿「よし!ガッシュ!いくぞ!」

ガッシュ「うぬ!いいぞ!」

…ひゅ~

清麿「セット!!!!!ジオウ・レンズ・ザケルガああああ!!!!」

岩が飛んできた位置に的確にジオウ・レンズを放つ。岩が砕かれアポロの元へ。

アポロ「ここを的確に狙ってくるとは…さすが清麿だ…」

バチチチチチチチチ!!!!!ド――――ン!

清麿「やったか…」

ひゅーん。
ロップスのロープに乗って戻ってくるアポロ

アポロ「今のは危なかったよ。」

清麿「無傷か…」

ガッシュ「1年前よりずっと強くなっているのだ…。」

清麿「アポロだけじゃない。ロップスも格段に動きがよくアポロと通じ合っている…。」

ガッシュ「清麿…」

清麿「分かってるさ。」

アポロ「(楽しい!清麿との戦いは高揚する。そして何より勝ちたい!と強く思う!)」

ロップス「かう!」

アポロ「ああ。ロップスもあの清麿達に勝ちたいよな。」

ロップス「かう!かうかう!!」

アポロ「清麿!悪いが、これで終わらせてもらう!!!」

清麿「!?」

ブワッ!!!

アポロの本が一気に輝き始める。

清麿「これは!!まずい!」

アポロ「ディオノ・ガ・リグノセン!!!!!!!

ロップス「かうーーーーー!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
地面が揺れ始める。

この会場を覆うほどの隕石が迫ってくる…。

ナゾナゾ博士「あれは…いかん!」

キャンチョメ「うわああああ!!!」

キッド「博士!!博士!!!落ちてくる!!落ちてくるよ!!」

フォルゴレ「あんなの落ちたら、地球がただじゃ済まないぞ!!」

清麿「アポロ!!!」

アポロ「僕は清麿たちに勝てるなら、地球のダメージなんて考えない!」

清麿「バカな!!!っくっそ!!!」

恵「清麿くん!!!!」

清麿「恵さん!?」

ティオ「私の盾であれを弾いてみるわ!」

清麿「…頼む!」

恵「チャージル・セシルドン!!!!

バスケットボールとゴルフボールのようにサイズの違う技。

ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン。

隕石とセシルドンがぶつかる。

ティオ「っぐ!!なんて重さな…の…」

ブシュっ。
ティオの手が切れていく。

ガッシュ「ティオ!」

ティオ「大丈夫!」

ウォンレイ「…」

アポロ「君たちは手を出すなよ…これは僕と清麿の戦いなんだから。」

ウォンレイ「ああ。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。。。。

ガクッ。膝をつく恵。

恵「っく。心の力が……」

徐々に光が弱まっていく…
盾もヒビが入り、徐々に後退していく。

ティオ「んんんん!!!負けるもんですか!!」

ブシュッ!シュッ!
更に血が噴き出て、もはや手は真っ赤になっていた。

ガッシュ「ティオ…」

清麿「ザケルガ!」

リィエン「ゴウ・レルド!」

清麿「っく。。」

ウォンレイ「邪魔はさせん!」

ガッシュ「清麿!このままでは!」

清麿「(ここで力を遣ったら、俺と恵さんの心の力が無くなりウォンレイ達にやられる…だが…)」

ティオ「グググ!!」

恵「うっ!っぅ!!」

ピシッ。ミシッ。

ガッシュ「清麿おお!!」

清麿「くっそ!迷ってる場合じゃない!出すぞ!!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「マントで上空まで飛んでくれ!」

ガッシュ「分かったのだ!」

バッ!!

アポロ「(ふふ。そうくると思ったよ。)」

清麿「ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!ザグルゼム!」

隕石が電流を帯びる。

アポロ「(いまだ!)はああああああああああああ!!!!」

隕石の勢いが急に増す。

ティオ「くうぅぅぅぅうううう!!!!」

ティオの盾ごと隕石が落下する。

清麿「なにっ!?」

落下してきた為、清麿達と隕石の距離が極端に近い。
ここで技を出せば、巻き込まれることを間違えないが、清麿は迷わなかった。

清麿「バオオオオオオオオオオオウ・ザケルガああああああ!!!!!

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!

第5-5章『偽りの勝利』

清麿「砕けやがれええええええ!!!!!!!」

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

アポロ「はあああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

ガガガガガガガガガッガガガガ!!!!!

ドガーーーーーーーーーーン!!!

………
……

煙が立ち込める。

アポロ「ふう。」

ウォンレイ「作戦通り上手くいったな。」

アポロ「ああ。けど、ギリギリだった。」

隕石とバオウの衝突は凄まじい衝撃で地上を襲い、清麿・恵達は倒れていた。
アポロたちはウォンレイの力によって守られていた。

リィエン「煙で見えないけど、清麿達の本を奪いに行くアル!」

アポロ「清麿…僕の勝ちだ。」

清麿達は動かない。

アポロ達、4人は勝利を確信していた。が…

ピシッ!

ウォンレイ「!?」

ロップス「かう!?」

リィエン「え!?」

アポロ「体が…」

ウォンレイ「どうなっている!?」

リィエン「体が動かないアル!!」

???「まさか、ガッシュを倒す奴らがいるとはな…。魔界の子も捨てたものではないな。ハハ。ハハハハ。」

ウォンレイ「誰だ!?」

ロップス「かう!!かうう!!」

アポロ「ああ。これはマズいね…。脱出しよう!」

???「どれ。私が手を貸してやろう。」

アポロ「リグロン!!!」

ロップス「!?」

アポロ「術が出ない!?!?リグロン!!!リグロン!!!!!」

リィエン「ゴウ・バウレン!!バウレン!!!!おかしいアル!!」

ウォンレイ「どうなっている!!!?」

徐々に姿が見えていく…。

アポロ「…アレは!?!?黒い…バ……………」

グシャっ。

 

 

フォルゴレ「どうなった!?何も見えないぞ!」

キャンチョメ「爆発が凄すぎて煙が全然に晴れないや。」

ナゾナゾ博士「…」

キッド「どうしたの?博士??」

ナゾナゾ博士「ん?いや。何でもない。(気のせいか。)」

キャンチョメ「あ!煙が晴れていくよ!」

4人が倒れていた。

フォルゴレ「相打ちか!?」

キッド「あ!ガッシュが!」

ガッシュ「ぐっ…清…麿…」

清麿を叩く。

ぺしっ。

清麿「っく。腕が…。アポロ達は!?」

ガッシュ「倒れておる。」

清麿「勝った??のか?」

清麿「恵さん!ティオ!!」

恵「…っく。清麿くん…回復呪文を…」

清麿「いや、その必要はなさそうだ。」

恵「あ。。」

ティオ「ウォンレイ達が…倒れてる?」

恵「清麿くんが?」

清麿「いや、俺もガッシュに起こしてもらったから。」

ガッシュ「私が起きた時には倒れていたのだ。」

ティオ「じゃあ近距離で爆発に巻き込まれたのね!!」

清麿「(アポロがそんなミスをするか…?)。。」

恵「清麿くん?」

清麿「大丈夫!それよりアポロ達の本を。」

アポロ達に近づく。

………

恵「!?」

ティオ「え!?」

ガッシュ「!!!?」

清麿「…!?アポロ!!!!!!!!」

アポロ達はピクリとも動かなかった。

………
……

治療所にて。

ガッシュ「アポロ達の容体は!?」

コルル「命に別状はないわ。ただ、外傷はたいしたケガではないのに意識が戻らなくて…。」

清麿「何か精神的な攻撃なのか!?」

コルル「ごめんなさい。私は外傷のケガとかは治療できるのだけど精神面のことは…。」

ガッシュ「コルルが気にすることではないのだ!」

清麿「そうだった。。すまない。。」

コルル「大丈夫よ。それより、次決勝でしょ!?しっかりケガを治して頑張ってね!」

ガッシュ「うぬ!ありがとうなのだ!」

清麿「ああ。(あの時、いったい何が…)」

デュフォー「清麿。」

清麿「デュフォー!」

ガッシュ「ゼオン!」

ゼオン「いよいよだなぁ。ガッシュ。」

ガッシュ「うぬ?ってことは…」

ゼオン「当然だ。俺が勝たないわけがない。お前と戦えるんだ。楽しみにしているぞ。」

ガッシュ「うぬ!」

ゼオン「…(やっと正々堂々と戦える。)」

ガッシュ「ゼオン?」

ゼオン「!なんでもない。決勝でな。」

ガッシュ「うぬ!よろしくなのだ。」

清麿「いよいよか。」

デュフォー「本には特に変化ないようだな。」

清麿「ああ。だけど不思議なことは続いている。さっきの戦いでは答えを出す者(アンサー・トーカー)がかなり不安定だった。」

デュフォー「やはりな。俺も前の戦いは不安定な状態が続いていた。」

清麿「原因は…」

デュフォー「ガッシュのシンが関係しているな。」

清麿「決勝なんてやっている場合じゃ…」

デュフォー「ああ。だが、ゼオンを悲しませたくはない。」

清麿「デュフォー…。」

デュフォー「大丈夫だ。何かあれば全力で止めてみせる。」

清麿「わかった。」

ゼオン「いくぞ!」

デュフォー「じゃあ、決勝でな。」

………
……

ティオ「…」

恵「ティオ。」

ティオ「大丈夫よ。相手が誰であろうと絶対に…」

恵「ティオ。私も正直不安よ。」

ティオ「恵…。」

恵「パートナーはあのガッシュくんと清麿くんだけど、相手はガッシュくんのお兄さんとブラゴ。正直私たちが太刀打ちできる相手じゃないと思うわ。」

ティオ「…。」

恵「だけどね。それでも私たちは隣に立たなきゃいけない。立ってガッシュくん達を守らないといけないの。」

ティオ「いいえ。前よ。ガッシュの前に立って盾になって守るのよ。」

恵「…。そうね!」

ティオ「恵!私に力を貸して!」

恵「ふふ。言われなくてもティオの力になるわ!」

………
……

ブラゴ「いよいよか」

シェリー「ええ。」

ブラゴ「やっと!あの時の借りを返せる。」

シェリー「次こそ勝つわ。絶対に。」

ブラゴ「あの野郎、ガッシュは俺と戦わせろとかぬかしやがったが、あいつと戦うのは俺だ。俺があの時のリベンジを決める!」

シェリー「(あのデュフォーとかいう男、何かと「頭悪い、頭悪い」言って!!!)ぬうん!!!」

ドゴッ!!!!

シェリーの突起付き凶器が地面をえぐる。

魔物の子「ひぃいいいいいい」

ブラゴ「落ち着け。仲間同士で殺し合っても仕方ないぞ。」

シェリー「分かってるわ。私はいつでも冷静よ。」

ブラゴ「ならいいが。」

シェリー「あなたこそ、大丈夫なの?赤い本の子ばかりターゲットにして。」

ブラゴ「ふん。盾の女など知らん。邪魔してきたら、すぐに消し去ってやるさ。」

シェリー「あ、そう。」

 

アナウンス「間もなくランキング戦、決勝戦を開始します。決勝戦は特別ステージで行いますので観戦の方は速やかに所定の位置へお集まり下さい。」

ゴゴゴゴゴ

ブラゴ「抑えられん!この沸き立つ戦いの衝動を!」

ブラゴは野生のオーラ全開で恐ろしい形相をしていた。

ゼオン「ガッシュ。あの時は憎しみだけで戦っていたが、今回は違う。俺の本当の力を見せてやれる。待っていろ!」

ガッシュ「いよいよだの。清麿。」

清麿「ああ。勝っても負けても最後だ。全力でいくぞ!」

ガッシュ「うぬ。」

ティオ「恵!」

恵「ええ。頑張りましょう。」

第6章『最終戦。決勝!ガッシュ・ティオ VS ゼオン・ブラゴ』

ブラゴ「おい。どうするんだ?」

ゼオン「俺がもらう」

ブラゴ「ふざけるな。あいつとは俺が戦う。」

ゼオン「ふん。1年前に負けた奴が偉そうに。」

ブラゴ「なんだと?死にてえのか!」

ゼオン「っは!笑わせる!」

シェリー「ちょっと!仲間割れはやめろっていった自分がやってどうするのよ。」

ブラゴ「ちっ!」

---

キャンチョメ「ひいいいい。あの二人ヤル気(殺る気」満々だよ…」

フォルゴレ「ひいいい」

キャンチョメとフォルゴレが抱き合って震える。

キッド「博士ぇ。ガッシュ達に勝ち目はあるの?」

ナゾナゾ博士「う~ん。清麿くんの答えを出す者(アンサー・トーカー)よりデュフォーくんの方が力は上だろうし、ゼオンの実力も本物。ブラゴ・シェリーもかなり手強いから…」

キッド「うん。うん。」

ナゾナゾ博士「…無理かも♪」

キッド「(ガーーーーン)」

ナゾナゾ博士「(清麿くん。本当に強敵だぞ。作戦はあるのか…)」

---

ゼオン「なら早い者勝ちでどうだ?」

ブラゴ「いいだろう。」

ティオ「くううう!声は聞こえないけど、何話しているかだいたい想像がつくわ。悔しいいいいい!」

清麿「気にするな。ティオの強さは俺たちが一番よく知っている。ガッシュしか狙われないなら思う壺だ。」

ガッシュ「清麿の言う通りだ。ティオの力。頼りにしているのだ。」

ティオ「…あ、あ、当たり前じゃないの(/////)私が…ガ、ガ、ガッシュのこと…守ってあげるんだから。」

恵「ふふ。」

ガッシュ「うぬ!よろしく頼むのだ!」

アナウンス「それでは、開始致します。」

ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

ブラゴ「先手はもらった!」

シェリー「レイス!!レイス!!リオル・レイス!!」

恵「セウシル!!」

ドーーーーン!

ティオ「セウシルだって鍛えてあるんだから!!」

カラカラカラ…

ティオ「え?」

ガッシュはシェリーの突起付き凶器で捕まれ、引きずられていた。

ブラゴ「おら!!!」

ドゴッ!!!

ガッシュ「なんのーーー!!!」

ブラゴの拳を受け止めるガッシュ。

ブラゴ「(すうっ)」

拳を広げるブラゴ。

シェリー「ギガノ・レイス!!!」

清麿「ラシルド!!」

近距離でラシルドとギガノ・レイスがぶつかる。

清麿「ガッシュ!上だ!!!」

デュフォー「テオザケル」

ゼオン「(にやっ)」

シェリー「え?」

ブラゴ「っち!!!」

清麿「バオウ・クロウ・ディスグルグ!」

自分とガッシュを守るように防御する。

ガガガガガガガガガガガガ!!!

清麿「ラウザルク!ガッシュ!俺を抱えて飛べ!!」

ガッシュ「ぬああああああああああい!!」

デュフォー「ソルド・ザケルガ」

ゼオン「ガガ!!!」

いつの間にか地面に潜っていたゼオンが地面を裂いて攻撃してくる。

清麿「ザケルガ!!」

ゼオン「ふんっ!」

バシッ!

清麿「な!!片手で…」

ゼオン「清麿。この戦いに下級呪文はなしだ。陽動にもならんぞ。」

ブラゴ「貴様。俺たちごと吹き飛ばすつもりだったな。」

ゼオン「知らないな。お前たちが俺の射程にいるのが悪い。嫌なら離れていろ。」

シェリー「いくらなんでも、危なかったわ。」

デュフォー「俺たちの攻撃予測も出来ないのか。頭悪いな。お前。」

シェリー「(カチン)」

シェリー「そうね。ごめんなさい。予測ができないバカで。次からは気を付けるわ。(ゴゴゴゴ)」

恵「清麿くん!」

清麿「っく!攻撃が早すぎる。技を防ぐのでやっとだ。」

ティオ「だめ…全然ついていけない…レベルが違い過ぎる…。」

清麿「ティオ。目で見るな。相手がガッシュしか狙ってこないならある程度の予測はできる。」

ティオ「…。やってみる。」

清麿「よし!ガッシュ!」

ガッシュ「うぬ!やれるぞ!」

清麿「ザケル!」

ドガッ!!土煙が上がる。

清麿「セット!(まずは同じスキルを持っているゼオン・デュフォーを倒す!)ガンレイズ・ザケル!」

ゼオン「どこを狙っている?」

デュフォー「レード・ディラス・ザケルガ」

ひゅんひゅんひゅんひゅん。

デュフォー「(ばっばばばっばばばばばっ)」

清麿「(ばばばっばばっばばばばっばっばっ)」

まるで詰将棋のように1つの指示ミスが命取りになるような展開。

清麿「エクセレス・ザケルガ!!」

デュフォー「ゼオン。(指をさす)」

ゼオン「よし。(手を向ける)」

デュフォー「ジャウロ・ザケルガ」

バシッバシッバシッ

的確に攻撃を当て軌道を変える。

デュフォー「…!ゼオン!!」

ゼオン「っち!!」

目の前に移動していたガッシュ。

デュフォー「テオザケル」

恵「マ・セシルド!!」

ガガガガガガガガガガガガ

陽動としてガッシュの間に挟む。

ガガガガガガガガガガガガバキャッ。

デュフォー「ゼオン!」

またしても移動していたガッシュ。

清麿「ジオウ・レンズ・ザケルガ!!!」

デュフォー「テオ…!ゼオン!!」

ゼオン「っち!!!!」

手を上にあげるゼオン。

清麿「恵さん!!バリアを上に!」

恵「チャージル・セシルドン!」

シェリー「バベルガ・グラビドン!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!

ティオ「くうっ…重っ…」

デュフォー「(キッ!)」

シェリー「あら。私たちの攻撃が読めなかったのね。さすがだわ。」

ゼオン「貴様…」

ブラゴ「地球全体が俺の射程だ。」

ガガガガガガガガガガガガ!!!!!

清麿「マーズ・ジケルドン!!」

ガガガ!!

清麿「ガッシュ!」

ガッシュ「(ばっ!)」

ブラゴ「っち!」

シェリー「磁力と重力をぶつけて逃げ道を上手く作ったようね。まあいいわ。こんな簡単に終わっちゃつまらないし。」

ゼオン「もういい。お前から片付ける。」

ブラゴ「面白い。」

清麿「恵さん」

恵「清麿くん!ごめんなさい。私…」

清麿「大丈夫!奴らのチームワークはバラバラ。そこに勝機はある!」

ガッシュ「清麿!私は…」

清麿「ガッシュ。お前はサポートに回れ!」

ティオ「え?」

ガッシュ「うぬ?」

清麿「ティオがメインで前衛だ。」

ティオ「えええ!!私じゃ、あの二人には…」

清麿「大丈夫。俺の考えが正しければ上手くいく。」

ティオ「…わかったわ。清麿を信じる!」

ガッシュ「清麿。支持を頼む。」

清麿「ああ!任せろ!」

デュフォー「ゼオン。」

ゼオン「ああ。分かってる。奴らの作戦なんか俺でも分かるさ。」

シェリー「あら?私たちを倒すんじゃなかったの?」

デュフォー「お前たちと戦って心の力を消耗することはない」

ブラゴ「っち」

シェリー「ブラゴ。盾の子が前衛に出てるわ」

ブラゴ「あいつとはやらん。」

ゼオン「なら俺がいく」

ブラゴ「勝ってしろ」

ドカっと地面に腰を下ろすブラゴ。

ゼオン「お前に雷の恐怖を教えてやる」

恵「ティオ!くるわ!気を引き締めて!」

ティオ「ええ!!」

デュフォー「ザケルガ」

恵「マ・セシルド!!」

ガガガガガガガガガガガガ!!!

ゼオン「いつまで持かな?」

バチッ

デュフォー「ゼオン」

ゼオン「っち!」

雷の放出をやめ、避けるゼオン。ガッシュのザケルガがゼオンの頬をかすめる

ゼオン「はは!」

ゼオンは笑いながらガッシュに手を向ける

デュフォー「テオザケル」

広範囲の雷がガッシュに向かう

恵「チャージル・セシルドン!」

デュフォー「ゼオン」

すっと指を刺す。

ゼオン「ああ。」

デュフォー「ザケルガ」

ガンッ!しかしセシルドンには効果がない

デュフォー「ザケルガ」

デュフォー「ザケルガ」

デュフォー「ザケルガ」

デュフォー「ザケルガ」

左手でテオザケルを放ちながら、右手でザケルガを放つ。

ティオ「っく!一点集中なんて…」

ぴきっ…

恵「!?」

ズドッ!

鈍い音とともにザケルガが小さな穴を作り、セシルドンを貫く。

ゼオン「ハハ!(終わりだ)」

清麿「ラシルド!!!」

ゼオン「なに?」

ゼオンのザケルガが電撃を蓄積し跳ね返ってくる

ゼオン「陽動はいいが、コースが甘い。」

しかし、簡単に避けるゼオン。

デュフォー「ゼオン!!」

いつになく声を張るデュフォー。

ギャンッ!
ザケルガが直角に曲がる。

ゼオン「なにっ!?!?」

ビリバキキイイイイイイ!!!!

ゼオン「ぐあああ!」

バチッ…バチッ…

清麿「よし!」

シェリー「先にザグルゼムを放っていたのね。そこに上手くゼオンを誘い出した。」

ブラゴ「(ニヤッ)」

"やるじゃねえか"とワクワクが止まらないブラゴ

デュフォー「ゼオン!」

ゼオン「大丈夫だ。ふぅ~。」

集中するゼオン

清麿「ここからだ。ガッシュ気合を入れるぞ!」

ガッシュ「うぬ!」

ゼオン「ガッシュ……いくぞ!」

消えるゼオン

同時にガッシュも消える

ドンっ!!

空中でガッシュとゼオンが拳を突き合わせている。

清麿「ザケル!」

デュフォー「ザケル」

ガガガガガガガ!!!!

近距離のザケルのぶつかり合いは激しい光を放つ。

すーーー
心の力を溜め始めるデュフォー

清麿「まずい!恵さん!」

恵「ええ!!」

瞬間移動でデュフォーの元へ戻るゼオン

デュフォー「ジガディラス・ウル・ザケルガ」

恵「はあああああああああ!!!!」

恵「チャージル・セシルドン!!!!」

ジガディラス「ZIGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

デュフォー「ゼオン。当たるぞ」

ゼオン「ああ。分かっている。」

ジガディラスの攻撃は一直線にセシルドンへ向かうが、その向こう側には観戦者達が。

ティオ「負けるもんですかああああ!!!!!!」

ガッガガガガガガガガガガ!!!!!

ガガガガガガガガガガガ

ガガガガガ

ガガ・・ガ

しーーーーーん。

恵「はあ。はあ。やった・・・の?」

ティオ「う…。っく…。」

ティオの手はボロボロだった。

清麿「ティオ!!!」

ティオ「え?」

真後ろにゼオンが立っていた。

ドン!!!

ゼオンの一撃がティオの首に入る。

バタッ。

恵「ティオ!!!」

ティオ「…く……」

ゼオン「ほお。まだ意識があるとは、頑丈だな女ぁ。」

すっ

手を向けるゼオン

ティオ「…こ…の…」

デュフォー「バルギルド・ザケルガ」

ドォオオオオオオオオン!!

眩しい閃光と共にティオが雷にのまれる。

ティオ「くあ…………」

恵「ティオ!!!!!やめて!!!」

清麿「ガッシュ!!!ティオを救うぞ!!」

ガッシュ「うぬ!!!!」

瞬動でティオの元へ

ゼオン「バルギルドが放さんぞ。」

ガッシュ「ぐ!!!!」

バルギルドがガッシュを捕らえる。

清麿「マーズ・ジケルドン!!」

ゼオン「!?」

デュフォー「自らを引きずり込み、抜け出すか。」

術を解く清麿。

清麿「ティオ!!」

ガッシュ「ティオ!しっかりするのだ!」

ティオ「ご…めん……ね…足手…まといで……」

恵「ティオ!!!」

泣きながらティオの手を握る恵。

ティオ「アイド…ルが……そんな…顔…しないで…」

清麿「恵さん!少し離れていて下さい。後は俺たちが!」

恵「分かったわ。」

ティオ「ガッシュ…頑張…って…」

ガッシュ「うぬ!!!」

ぎゅっと拳を握りしめるガッシュ。

ブラゴ「やっとか。時間がかかったな。」

ゼオン「何もしなかったお前に言われたくない。」

ブラゴ「ふんっ。」

シェリー「清麿。降参する?……わけないわよね。」

清麿「当然だ!!俺の心が尽きるまで戦う!!」

シェリー「ふう。仕方ないわ…。」

清麿「ガッシュ。」

ガッシュ「うぬ。わかっておる。」

清麿「いくぞ!」

デュフォー「ゼオン。心の力を溜める。」

ゼオン「ああ。少し休憩といこうか」

シェリー「あなたたちが休憩している間に終わるわ」

ゼオン「どうかな」

ブラゴ「…いくぞ」

シェリー「ええ」

 

シェリー「赤い本の子、覚悟はいいかしら?」

ガッシュ「(ざっ!)」

構えるガッシュ

ブラゴ「おらぁ!!」

ドンっ!!!!!!

ガッシュに殴りかかるブラゴだが、ガッシュも防御する。
その衝撃は空気を揺らすほど。

テッド「へぇ。あいついいパンチ持ってるじゃねえか。」

チェリッシュ「坊やと比べてどう?」

テッド「正直、ガッシュより上だな」

チェリッシュ「でも、防げてるわ。」

テッド「ガッシュは戦いになると、実力以上の力を発揮するからな。戦ってみて分かっただろ?」

チェリッシュ「私は、主に盾の子と戦ってたから。」

テッド「そうだった!2対1と不利な状況だが、ガッシュなら逆転してくれると俺は信じてる。」

チェリッシュ「ええ。」

 

キャンチョメ「フォルゴレぇ~」

フォルゴレ「すごい衝撃波だ…」

キッド「博士!博士!ガッシュ一人で勝てるの!?」

ナゾナゾ博士「きっと大丈夫。二人を見な」

キッド「・・・。二人とも諦めてないね!」

ナゾナゾ博士「ああ。それどころか勝機を見出そうとしている。」

キャンチョメ「ガッシュ。清麿。頑張れー!!」

 

ブラゴ「1年前の俺とは違うぞ!」

ガッシュ「それは私も一緒なのだ!」

ブラゴの拳を腕で受け止めたまま動かない二人。

シェリー「ギガノ・レイス!」

バッ!
ブラゴの左手がガッシュに向く

清麿「ザケルガ!!」

ブラゴの左手めがけてザケルガを放つ!

バシッ!
左手が弾かれシェリーの方へ向く

シェリー「はっ!」

突起をブラゴの方に投げる。
ブラゴはそれをキャッチし、シェリーを引っ張る

清麿「セット!」

空中のシェリーに標準を合わせる。

清麿「ザケルガ!!」

シェリー「アイアン・グラビレイ!」

ザケルガを放ったガッシュを押しつぶす。

清麿「ラウザルク!」

ガッシュ「ああああ!!!」

シェリー「バベルガ・グラビドン!」

ドンっ!!
さらに強い重力がガッシュを襲う。

ガッシュ「負けぬ!!あああああああああ!!!!」

重力をものともせずブラゴに殴りかかるガッシュ

ドガッ!!!!!

鈍い音がし、ブラゴの頬にガッシュの拳が炸裂する。
が、ブラゴは動かない。

ブラゴ「(ニヤッ)」

清麿「!?ガッシュ!離れろ!!」

ガッシュ「!?」

シェリー「遅いわ!ニューボルツ・マ・グラビレイ!!」

ガッシュ「ぐっ・・・・」

ガッシュが球体の中に押しつぶされていく。

清麿「く!!マーズ・ジケルドン!!!」

強い磁力と重力を発生させたことにより空間が歪む。

ブラゴ「なにっ?!」

なぜか球体ごとブラゴの方に近づいてくる。

シェリー「いつの間にザグルゼムを…」

ブラゴの後ろにはザグルゼムが放たれたであろう光が…。
ブラゴは引きずられ、マーズ・ジケルドンがブラゴに電撃を浴びせる。

ブラゴ「…。」

ブラゴは全く動かない
が。術は解け、ガッシュが解放される。

ガッシュ「がはっ!」

清麿「大丈夫か!」

ガッシュ「死ぬかと思ったのだ…。」

ブラゴ「おい。これで捕まえたつもりか?」

清麿「!?」

シェリー「アム・グラナグル」

ブラゴ「うらぁあああああああああ!!!!」

バギャンッ!!!

マーズ・ジケルドンが粉々になる。

清麿「な!?」

ブラゴ「おらぁああああああああ!!」

ガッシュ「清麿おおおおお!!」

清麿に迫ってきたブラゴの間に入り盾となるガッシュ。
だが、ガッシュと共に吹き飛ばされる。

清麿「ぐあああああああ」

ガッシュ「ぐっ!!」

ガッシュ「清麿。大丈夫か…」

清麿「思ったよりダメージが大きい。それに心の力も…」

ガッシュ「ゼオンがそろそろ来るかもしれぬ…」

清麿「どちらかが戦い、片方がその間に心の力を溜める。これじゃあ消耗戦になって俺たちが圧倒的に不利だ。」

ガッシュ「なら…。」

清麿「二人同時に相手をするしかない。だが…。」

ガッシュ「やってくれ!清麿!私の身体の心配はするな!私は勝つためにここにおる!」

清麿「…。わかった。」

 

ゼオン「そろそろ決着をつけるか。」

デュフォー「ああ。」

清麿「恵さん。ティオ。力を貸してくれ。ラウザルク!!」

デュフォー「…。ゼオン。すぐには決着はつかなそうだ。」

ゼオン「なに?」

 

シュッ。

シェリー「消えた?」

清麿「ザケルガ!!」

ブラゴ「ぐあっ!っち!!」

シェリー「え!?どこから飛んできたの?」

デュフォー「ゼオン(上を指刺すが…)」

ゼオン「(バシッ!)」

手でザケルガを弾く。

ゼオン「攻撃が速すぎてデュフォーの指示を聞いてからじゃ遅すぎる…。」

デュフォー「ゼオン。」

ゼオン「ああ。ラウザルクの力でパワーアップした肉体で瞬動を繰り返しながら攻撃してるな。」

デュフォー「だが、あれでは肉体が長くはもたない。」

ゼオン「俺が止めるさ。」

デュフォー「…。」

ゼオン「心配するな。ガッシュより俺の方が速い。」

デュフォー「ラウザルク」

ドンっ!!!

ゼオン「(シュッ)」

清麿「ザケルガ!」

ダンッ!!!!!

ガッシュ「ぐっ!!」

ゼオンに捕まれ地面に拘束されるガッシュ。

ゼオン「おい!身体がボロボロになるぞ!これ以上、瞬動を酷使するな!」

ガッシュ「ゼオンは優しいの…。」

ゼオン「…そんなんじゃない!」

デュフォー「!?ゼオン!!!」

清麿「(ニヤッ)」

シェリー「地面が!?」

地面が電撃の明るさで輝き始める。

ゼオン「!?!?」

 

ナゾナゾ博士「うまい!瞬動の本当の目的はザグルゼムをフィールド全体に放つ為!」

 

清麿「くらいやがれ!!!ジオウ・レンズ・ザケルガあああああああああああ!!!!!!」

ジオウ・レンズがヤマタノオロチのように大量に分裂する。
そしてブラゴとゼオンに襲い掛かる!

ゼオン「っく!?」

手を前に向けるが。

デュフォー「(ふるふる)」

首を横に振る。

ゼオン「っく!ここからジガディラスは近すぎるし、時間がかかりすぎる!」

くるっ

マントで防御をするゼオン

ブラゴ「チッ!!!!」

シェリーを守るブラゴ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

二人に強い電撃が襲い掛かる。

清麿「ぐっ…」

バタッ

 

ガッシュ「清麿ぉおおお!!」

ガッシュ「大丈夫か!?」

清麿「あぁ。ちょっと無茶し過ぎた。お前こそ血が…」

ガッシュ「私は頑丈だから大丈夫だ!それより…」

清麿「いいから。今は敵に集中しろ。」

ガッシュ「…。うぬ…」

電撃が止み煙が晴れていく。

 

キャンチョメ「ガッシュたちやったよ!!」

キッド「すごい!すごい!博士!!すごいよ!」

ナゾナゾ博士「ああ。さすが清麿くんだ。」

フォルゴレ「やった!やったぞ!」


……
………

キャンチョメ・フォルゴレ「!?!?!?」

キッド・ナゾナゾ博士「!?!?!?!?!?!?!?!」

清麿・ガッシュ「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!!!」

清麿「バカな!!?あれをくらって無事なわけがない!!」

ガッシュ「ぐっ…」

アンサー・トーカーを発動する清麿。

清麿「!?…なんて奴だ。」

ガッシュ「清麿!!どういうことか説明してくれ!」

清麿「ゼオンは瞬動でデュフォーを連れ、一番攻撃が当たらない場所に移動した。その際にザグルゼムを出し俺たちの攻撃を誘導しやがった!だが、その時に右腕は相当なダメージでもう使えなくなっている。」

ガッシュ「!?本当なのだ。ゼオンの腕が…。」

 

ゼオンの腕は真っ黒に焦げていた。

 

清麿「ブラゴはクエアボルツ・グラビレイで技を遅くし、攻撃を避けたが全ては避けれずダメージはあるようだ。」

ガッシュ「…」

清麿「ガッシュ!!俺を抱えて後退するんだ!」

ガッシュ「う、うぬ!」

ゼオン「油断した。バオウじゃない術があんなにも強化されるとは…」

デュフォー「…」

ゼオン「俺にとってザグルゼム・ラウザルクなどのサポート系呪文を使うのは屈辱だ!さらには俺の右腕を!!」

デュフォー「ゼオン。もういけるぞ。」

ゼオン「ああ。次で最後だ。」

ブラゴ「はぁ。はぁ。」

シェリー「ブラゴ。」

ブラゴ「シェリー!最大呪文だ。」

シェリー「(その体で耐えられるの…)」

ブラゴ「シェリー!!」

シェリー「わかったわ。次で決めましょう。」

 

清麿「ガッシュ。下を向け!地面に逃げるぞ!」

ガッシュ「うぬ!」

清麿「ザグルゼム!ザケルガ!」

しーーーーん。

清麿「なにっ!?技が…」

ゼオン「清麿たちはガス欠のようだな。デュフォー。」

デュフォー「シン・ジガディラス・ウル・ザケルガ!!!!」

シェリー「シン・バベルガ・グラビドン!!!!」

 

ジガディラス「ZIGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブラゴ「はああああああああ!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

清麿「…。」

ガッシュ「清麿…」

清麿「(ここまでか…)」

第7章『恐怖再び。兄の思い』

ガッシュ「(ドクンっ…)」

清麿「ガッシュ?」

ガッシュ「う…(ドクンっ)」

清麿「??」

アンサー・トーカーは発動しているが、何も反応しない。

デュフォー「でるぞ。」

ゼオン「やっとか。」

コアアアアアアアアアアアアアアアアアア

清麿「なんだ!???」

急に本が輝き始める。

清麿「バカな…心の力はもう…」

その輝きは黒く、邪悪な光だった。

???「頃合いか。」

ゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴ

キャンチョメ「うわあああ!地震だよ!!」

フォルゴレ「この揺れは…」

キッド「博士ぇええ。」

ナゾナゾ博士「すごい揺れだ!!」

ゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!

シェリー「え?」

ブラゴ「なんだと?!」

真っ黒なシン・ベルワン・バオウ・ザケルガの姿だった。

バオウ?「ハハハハハハハ!!ようやく出られたわい」

シェリー「バオウが…」

清麿「しゃべっている!?」

バオウ?「どれ。」

指先を向けると、一瞬でジガディラスとグラビドンを消し去る。

ゼオン「ここまでパワーアップしてるとは…」

デュフォー「今になって、あの頃の清麿の気持ちが分かるよ。」

ゼオン「出ないのか?」

デュフォー「ああ。奴を倒す答えは…ない。」

ゼオン「…(ニヤッ)」

冷や汗を流しながら、苦笑いするゼオン。

清麿「ガッシュ!!!おい!!ガッシュ!!!!」

ガッシュはバオウに食べられた時と同じ様に真っ黒になっていた。

清麿「バオウ!!俺たちのいうことがなぜ聞けない!!?」

バオウ?「バオウ?誰のことだ。それは?1年前のことをもう忘れたのか?」

ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!!!!

突然、自分の顔を殴り始めるバオウ。

ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!!!!

パラっ。。

 

シェリー「あ…あ……」

ブラゴ「。。。こいつは…」

清麿「セウノウス!!!?」

バオウの顔が剥がれ落ち、邪悪な顔が現れる。

セウノウス「ガッシュの魂はバオウと共にある。そのバオウとガッシュを取り込んだワレに敵はいない。憎きガッシュと清麿に復讐するこの時を待ち望んだぞ。ハハハハハハハ!!!」

キャンチョメ「うああ。。。ああ。。」

フォルゴレ「あいつが・・・」

ナゾナゾ博士「セウノウス。なんと邪悪な。」

セウノウス「まずは、そこの肉体だけとなったガッシュを消し去るとしよう。」

バッ。

テッド・チェリッシュ・レイン・アシュロン・エルザドルなど、ガッシュの友達が対峙する。

セウノウス「久しいなアシュロン。」

アシュロン「この手で倒せるなんて、嬉しいね。」

セウノウス「呪文も使えないお前に何ができる?」

アシュロン「時間稼ぎぐらいは出来るさ。」

アシュロン「清麿!!ガッシュを今のうちに!」

清麿「すまない…。」

アシュロンたちが立ち向かう。

セウノウス「さらばだ。我がライバルよ。」

 

ゼオン「清麿!」

清麿「ゼオン。。」

ゼオン「説明はあとだ。捕まれ!」

清麿「っく。」

ゼオンに捕まり瞬動する。

 

ブラゴ「(プルプルプル)くそが!!!俺の本能があいつと戦うな。と言ってやがる!!!があああ!!!」

ドゴッ!!!
地面を殴るブラゴ。

シェリー「(ガクガクガクガク)あ……ああ…」

ドーーーーーーーーーーン!!!
眩しいぐらいの雷が落ちた。

アシュロン「ギュグアアアアアアアアアアアアア!!!」

ナゾナゾ博士「ガッシュくんの技まで使えるのか…しかも威力はギガノ級!」

キッド「博士!」

ナゾナゾ博士「ああ!それでもガッシュくんを助けよう。」

キッド「うん!」

フォルゴレ「キャンチョメ。。キャンチョメ?」

キャンチョメ「ぼく。戦うよ!」

フォルゴレ「ええ!だって俺たち術も使えないのに。」

キャンチョメ「それは皆だって一緒だろ。ぼくだってガッシュを助けたいんだ!」

フォルゴレ「。。。よし。やろう!キャンチョメ!」

キャンチョメ「うん!」

フォルゴレの足は震えていた。

 

ゼオン「ここなら大丈夫か。」

清麿「ゼオン。なにか知っているのか。」

ゼオン「ああ。」

デュフォー「連れてきたぞ。」

恵「清麿くん!」

清麿「恵さん!もう大丈夫なんですか!?」

恵「ええ、デュフォーさんが治療所へ連れて行ってくれたわ。」

ティオ「ガッシュ!あ…」

変わり果てたガッシュの姿に言葉が出ないティオ。

ゼオン「いいか。恐らくガッシュが憑りつかれたのはヒマラヤ山脈だ。」

清麿「あの時から!?だけど俺のアンサー・トーカーには反応が。」

ゼオン「当然だ。デュフォーにも出ていない。だが、ガッシュに異変が起きていたのは確かだ。」

清麿「そういえば。本の変色やバオウの挙動も何か違った。」

デュフォー「俺たちはセウノウスを引きずり出すために、揺さぶりをかけていた。」

恵「それであんなに冷酷な感じで攻めてきたのね…。」

デュフォー「…(汗)」

ティオ「ガッシュ…。」

清麿「助ける方法はあるのか!?」

デュフォー「呪文が使えるのは、ゼオン・ブラゴ・ティオの3人だ。まずはセウノウスに攻撃しつつチャンスを伺う。」

清麿「ブラゴは説明しなくていいのか!?」

デュフォー「あいつらなら大丈夫だ。清麿はあの女についてアンサー・トーカーを使い指示をするんだ。俺はこいつらと防御しつつ攻める。」

清麿「危険は…?」

デュフォー「この戦いに安全なところはない。」

清麿「…。」

恵を心配そうに見つめる清麿。

恵「大丈夫。一緒にガッシュくんを救いましょ。」

清麿「恵さん…。」

ゼオン「相手の隙をみて、あとは俺が助ける。」

清麿「どうやって!?」

デュフォー「取り込まれた本にガッシュの魂が封印されているはずだ。その証拠に技を使う度に本が光る。」

清麿「わかった。」

ゼオン「よし。いくぞ。」

清麿「ああ!!」

………
……

デュフォー「ゼオン。本当のことを言わなくていいのか。」

ゼオン「ああ。これでいい。すまんな。」

デュフォー「…。」

ポロッと涙を流すデュフォー。

清麿「よし!ゼオン頼む!」

ゼオン「ああ。掴まれ。」

 

ゼオンの瞬動でセウノウスのところへ戻る5人。

 

 

5人「!?」

ブラゴ「がああああああああああああ!!!!!!!!!!」

シェリー「あああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

セウノウス「ハハハハハ!!そんなものか!」

ブラゴ「シェリー!もっとだ!もっと心の力を解放しろ!!!!」

シェリー「わかっているわ!!はあああああああああああああああああ!!!!!!!!!(ココ。力を貸して。)」

 

セウノウスの攻撃を必死で受け止めていたブラゴ。
ブラゴの後ろにはキャンチョメやキッド、アシュロン、テッド、レインなどの魔物の子とそのパートナーが倒れていた。

デュフォー「清麿!」

清麿「ああ!分かってる!」

デュフォー「二人は俺の合図で盾をセウノウスの懐に出すんだ。」

恵「ええ!」

ティオ「わかったわ!」

清麿「シェリー!」

シェリー「清麿!」

清麿「俺が合図したら術を止めろ!」

シェリー「え!?」

ブラゴ「シェリー!清麿の言う通りに。」

シェリー「そうだったわ。」

セウノウス「ハハハハ!瀕死の清麿も戻ってきたか。そこのゴミと一緒に消してやろう。」

清麿・デュフォー「いまだ!」

恵「チャージル・セシルドン!!!」

セウノウス「!?」

ブラゴの呪文が消えたことによって自分の攻撃の反動と、懐に飛び込んできた盾により大きくバランスを崩すセウノウス。
セウノウスの攻撃も大きく外れ空に放たれる。

清麿「シェリー!」

シェリー「シン・バベルガ・グラビドン!!」

 

1年前に二人で戦った連携プレーはいまだに建材だった。
後ろにいた魔物とパートナーもいつの間にかゼオンが全て運んでいた。

ブラゴ「これで心置きなく全力が出せる!」

ドンっ!!!
まるで地球全体が揺れたかのような衝撃が走る。

ブラゴ「はあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

セウノウスに大きな重圧がかかる。

セウノウス「!?」

デュフォー「テオザケルガ!!!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

稲妻の高音と共に鋭い雷がセウノウスに落ちる。

セウノウス「……」

ゼオン「よし!」

ゼオンがセウノウスに近づこうとするが…

ガッシュ?「ゼオン…やめてくれなのだ…。」

ゼオン「!?」

ガッシュらしきモノがセウノウスの身体から出て、ゼオンに何かを訴えかける。
ゼオンは思わずひるむ。

デュフォー「ゼオン!!!!!!」

デュフォーがいつになく大きな声をあげる。

 

ドンっ!!

セウノウスのテオラディスが広範囲に放たれる。
右手からは「シン・クリア・セウノウス・ザレフェドーラ」が放たれる。
ゼオンの呪文は一瞬にして掻き消え、テオラディスが7人を襲う。

ゼオン「っち!!」

一瞬にて全員を同じ位置に集め、マントを被せる。

 

セウノウス「ハハ。ハハハハハハハハハハ!!!その程度の力とは!ぬるい!ぬるいぞ!」

セウノウスの尻尾が分裂し、ゼオンを襲う。

デュフォー「ゼオン!!!!」

清麿「デュフォー!早く!」

マントの奥に隠れる6人。

ゼオン「(ニコッ。)」

デュフォー「…!」

…………
……
……

ティオ「静かになった。」

清麿「外へ出るぞ!」

デュフォー「ゼオン!」

急いで外に出る6人。

デュフォー「…。。。ゼ…オン。。」

シェリー「!?」

ティオ「そんな。。」

 

そこには無数の攻撃を浴びて血だらけのゼオンがいた。
そんな中でもマントは決して離さなかった。

恵「ティオ!!」

ティオ「!」

ゼオンに回復を試みようとするが…。

ガシッ!!
ティオの手を止めるゼオン。

デュフォー「ゼオン!!」

ゼオン「ああ。心配するな。」

清麿「…」

ゼオン「清麿。余計なことは言うな。」

清麿「ゼオン…。」

ゼオン「アンサー・トーカーは冷静さが重要だ。デュフォーが気づいていないのは冷静でいない証拠だ。いいか。お前がしっかりするんだ。」

清麿「…っく。」

ティオ「回復は…」

ゼオン「余計なことはするな。」

ティオ「余計ですって!?」

ゼオン「俺を回復するより、これからを考えてブラゴを回復してやれ。」

ティオ「でも…。」

デュフォー「ゼオン。俺は家族を失うのが怖い。」

ゼオン「。デュフォー。お前は自分だけでなく周りも大切に出来るようになった。次は自分の幸せを考えるんだ。」

デュフォー「ゼオン…。」

ゼオン「時間がない。いくぞ!」

 

清麿「セウノウスがいないのはさっきの攻撃でエネルギーを使いきり溜めているからだ。やつも限度はあるらしい。」

ゼオン「やつの居場所は分かる。瞬動でやつの懐までいける。」

清麿「よし!ティオ・ゼオン・ブラゴの攻撃で隙を作る。」

ゼオン「そこからは俺がやる。」

ブラゴ「よし。」

恵「いきましょう。」

ティオ「ガッシュを救うわ!」

シェリー「今度こそ!」

シュッ。

セウノウスの真上に移動した清麿達。
その空間はかつてゴームが作り出す空間に似ていた。

セウノウス「!??我の空間まで入ってくるとは…フフ。ふははははははは!!!」

清麿「ティオ!!!恵さん!!!」

恵「チャージル・セシルドン!!!!」

セウノウス「ふん!」

セウノウスの左手が変形しバードレルゴとなって清麿達に接近する。

シェリー「清麿。重力がないこの空間で全員の盾となるのは無理よ!」

清麿「いや!手はある!」

デュフォー「ブラゴ。」

ブラゴ「!シェリー!」

手を上に向けるブラゴ

シェリー「…!!アイアン・グラビレイ!!」

自分たちに重力をかけ、盾ごと落下するブラゴ。

セウノウス「盾ごと消滅させてくれるわああああああああ!!!!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ティオ「絶対!!負けるもんですかああああああああああ!!!!」

ドガッ!!
ガッ!!!

バードレルゴごと巻き込み、落下していく。

セウノウス「!?」

ティオ「やああああああああああああ!!!!!!!」

どがっ!!!!!!!!!
セウノウスに直撃するバードレルゴとセシルドン。

ゼオン「上出来だ!」

清麿「ゼオン!!デュフォー!!」

デュフォー「ジガディラス・ウル・ザケルガ!!!!!!!」

ZIGAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

凄まじい雷がセウノウスを襲う。

セウノウス「があああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

清麿「ブラゴ!シェリー!!!!」

シェリー「ニューボルツ・シン・グラビレイ!!!!!!」

ブラゴ「はああああああああああ!!!!!!!」

セウノウス「ぐっ!!!我に…我に敵はない!!!!!!!!!!」

すっ。

清麿・デュフォー「!?」

一瞬にして元の場所に戻る7人。
瞬時にセウノウスの尻尾が直撃する。

ティオ「くっ。」

ブラゴ「っち!!」

どんっ!!!!!!!!!

ティオが体を張って防御する。

恵「ティオ!!!!!!!」

ドガッ!!!!!!
ボっ。

恵「…っ!」

尻尾が当たった瞬間にティオの本が発火した。

セウノウス「ゴミがあ!!!!!!」

追い打ちをかけるようにテオラディスを放つ。

清麿「まずい…。」

シェリー「シン・バベルガ・グラビドン!!!!」

ドンっ!!!!

セウノウスに凄まじい重力がかかる。

セウノウス「我にその程度の攻撃が通用すると思っているのか!!!」

ブラゴ「一瞬でも動きを止めれれば十分だ。」

シンの技を連続で使い、ブラゴ自身も腕から血が噴き出していた。
そして、ブラゴの攻撃でテオラディスの攻撃は防いだが、ブラゴの本に引火する。

シェリー「くっ!」

セウノウス「?!」

一瞬動けない隙にゼオンはセウノウスの頭上へ。
ブラゴの重力を使いそのまま口の中に侵入する。

………
……

ゼオン「ガッシュ。…ガッシュ。」

ガッシュ「ゼ。オン?」

ゼオン「ガッシュ。」

ガッシュ「ゼオン!?なんでここに。ここはどこなのだ?夢?」

ゼオン「ああ。夢みたいなものだ。ガッシュ。時間がない。俺の話を黙って聞くんだ。」

ガッシュ「う、うぬ。」

………
……

セウノウス「があああああああ!!!!!」

清麿「デュフォー。何がどうなっているんだ。」

デュフォー「俺にもわからない。アンサートーカは全く反応しない。」

セウノウス「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!AAAAAAA!!!ガ#$!AAああA!」

どんっ!!

セウノウスの頭上からゼオンが突き破り出てくる。
その手には赤い本が。

デュフォー「ゼオン!!」

ホッとするデュフォー。

清麿「ゼオン!!」

ゼオン「…。」

デュフォー「ゼオン??」

ゼオン?「うぬ。清麿…。」

清麿「ガッシュ!?!?!?」

見た目はゼオンだが、その目・口調はガッシュそのものだった。

清麿「ガッシュ!!ガッシュなのか?」

ガッシュ「うぬ。説明している時間はないのだ。清麿。本を。」

清麿「!。ああ。」

デュフォー「ぜ、オン。。。。ゼオンは…」

ガッシュ「うぬ。私の代わりに…。セウノウスの中に。」

デュフォー「ゼオン。。。約束が。。。約束が違うじゃないか。。。」

---戦う前---

ゼオン「デュフォー。取り込まれたガッシュを救出するには変わり身をたてるしかない。」

デュフォー「ああ。ゼオンの分身(髪の毛)で本当に騙せるのか。」

ゼオン「ああ。」

デュフォー「…。分かった。」

デュフォー「(ゼオン。俺は嘘は分かる。だが、他でもないお前の言葉だ。信用するぞ。)」

-----------

デュフォー「…。ゼオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!」

清麿「ガッシュ。本当にやるのか。」

ガッシュ「うぬ。夢の中で託されたのだ。私は…。私は。あいつを倒さねばならぬ!!!」

コアアアアアアアアアアアアアアアアアア。。。
本が光輝く。
その色は、赤でもなく、金でもなく。赤と銀が混ざったような色。ルビーのような色だった。

光り輝く新しい呪文。。

シン・ジガディラス・バオウ・ウル・ザケルガ

セウノウス「くそがあああああああああああ!!!!我はやられぬ!!!やられぬぞ!!!!!ぐああああああああああ!!」

まるで強い電磁波が体内で流れているように、身動きが取れないセウノウス。

ガッシュ「清麿ぉおおおおおおおおおお!!!!」

清麿「!!!!!いくぞおおおおおおおお!!!!!!!!」

シン・ジガディラス・ウル・バオウ・ザケルガァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!

前回の続きから

第7-1章『最後の言葉』

バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!!!!

セウノウス「!!!やめろおお!!!!」

ゼオン「…(おもいきりこい)」

ゼオンの姿が見えたような気がした。

ガッシュ「ゼオン!」

清麿「いっけええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガ

セウノウス「がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

………
……

ガッシュ…。ガッシュ。

ガッシュ「ゼオン。」

ゼオン「ガッシュ。強くなったな。さすが俺の弟だ。」

ガッシュ「ゼオン…。ぐっ…」

涙が溢れるガッシュ。

ゼオン「泣くな。お前は王だ。心も強くなくてはならない。」

ガッシュ「私は…私は強くないのだ…。ゼオンがいなくては…。」

ゼオン「大丈夫。お前は一人じゃない。友がいる。そして俺もお前と共にある。」

ガッシュ「ゼオン…。」

ゼオン「っふ。お前と暮らした1年。これまでの人生の中で最も幸福だったぞ。ありがとう。」

ガッシュ「ゼオオオオオオオオオオオオン!!」

………
……

ッ!!

………
……

ガッ…!!

………
……

ガッシュ!!!!

ガッシュ「う…ぬ…。」

清麿「よかった。ガッシュ。大丈夫か。」

ガッシュ「ゼオンが…」

清麿「ああ。分かっている。」

デュフォー「…。」

清麿「デュフォー。」

ガッシュ「…。デュフォー。ゼオンが…これを。」

デュフォー「…。これは、手紙?」

………
……

負けるな。

デュフォー「。っく。ゼオン。」

ガッシュ「清麿。セウノウスは。」

清麿「ああ。完全に消滅したよ。呪文の威力に耐えられず俺たちの本も燃えちまったけどな。」

ガッシュ「うぬ。」

清麿「大丈夫か。」

ガッシュ「大丈夫だ。私は強くなければならぬ。」

タッタッタッタッタ。

コルルに回復してもらったティオが寄ってくる。

ガッシュ「ティオ!無事でよかっ…」

バシッ!!

ティオに頬をビンタされるガッシュ。

ガシッ。

そしてそのまま抱きしめられる。

ティオ「バカガッシュ!辛いときは泣いたっていいのよ。それが王でも!!」

全てを見透かされたようにティオの言葉が突き刺さるガッシュ。

ガッシュ「…。ふ…っく…。ううう…。」

みるみるうちに涙が溢れてくるガッシュ。
壊れた水道のように一度出した涙は止められなかった。

………………
……………
…………
………
……

それから1週間が経過した。

元王(ガッシュの父親)の計らいで魔物全員に1ヶ月の滞在が認められた。

1週間の間にゼオンの葬儀は行われたそうだ。

ガッシュの見た目も、元の金髪に戻り一部だけ銀髪になっている。

ティオとガッシュはあの一件から少し進展したようだ。主にガッシュの気持ちが。

ガッシュ「清麿~。最近ティオと会うと何か変なのだ。顔が熱くて、もやもやして、心臓が早くなるのだ。」

清麿「ガッシュ。それは恋だな。」

ガッシュ「コイ?私の中にブリがいるのか!?」

清麿「恋っていっているだろ!恋って!」

ガッシュ「う、うぬぅ。よく分からないのだ…」

清麿「ティオのことが好きってことだろ?」

ガッシュ「うぬ?ティオのことは昔から好きだぞ?」

清麿「あーそうじゃなくて、誰よりも大切な人ってことだ。」

ガッシュ「うぬー。恋とは難しいのぉ。」

清麿「そのうち分かるさ。」

ガッシュ「うぬぅ。清麿も恵に恋をしているのか?」

清麿「な!?」

ガッシュ「(キラキラキラ)」

キラキラした瞳で見つめてくるガッシュ。

清麿「ああ。そうだよ。恵さん。いや恵のことが大切だ。誰よりも。」

ガッシュ「うおーー!清麿が眩し過ぎるのだ!」

清麿「お前が言わせたんだろ!」

ぼとっ。

清麿「ん?」

ドアの前には真っ赤な顔した恵がいた。

清麿「え?!」

恵「//////ご、ごめんなさい!お母様が上がっていいって言われて…。/////」

ティオ「やっと素直になったわね!清麿!そうよ!こんな日本一といっていいほど可愛い彼女ほかにいないんだからね!」

清麿「はい。」

俺たちの仲も順調だ。

恵さんの提案で1ヶ月、4人で共同生活をすることにした。

相変わらず騒がしい毎日だったけど、本当に楽しい毎日だった。

デュフォーの居場所はいまだにわかっていない。

あの戦いから姿を消し、連絡もつかないでいる。

 

 

シスターとサンビームさんの結婚式は戦いから2週間後に行われた。

ウマゴンの背中に乗った二人は本当に幸せそうだった。

シスターの花嫁姿は恵さんも驚くぐらい綺麗な姿で会場の男性陣を魅了していた。

近寄ってくる男性陣をモモンが警戒していたのは言うまでもない。

 

 

そしてガッシュ達が帰る2日前。

恵さんは事務所を通じて彼氏がいることを公にした。

ネット上ではパニックに陥り、彼氏を詮索する記事が後を絶たなかった。

アンサートーカの力で全てもみ消したのはここだけの秘密にしておこう。

 

ガッシュ「清麿!結婚式。絶対読んでほしいのだ!」

清麿「呼びたいけど。どうやって…。」

おもむろに髪の毛を抜くガッシュ。

1枚の紙となった。

ガッシュ「これに書いて紙飛行機にして飛ばせば届くのだ。」

清麿「でもこっちに来れるのか?」

ガッシュ「私が必ず人間界と魔界を行き来出来るように変えてみせる!」

清麿「っふ。そうか。分かった。必ず送るよ!」

ガッシュ「うぬ!約束だぞ!」

清麿「ああ!」

ティオ「恵!清麿とお幸せに!」

恵「ありがと♪ティオもガッシュくんと仲良くね!きっとガッシュくんティオに気があるわよ。」

ティオ「えええ!?…//////」

チラッとガッシュを見る。

清麿と真剣に話をしているガッシュの横顔を見てさらに赤面するティオ

ティオ「/////そそそそ…そんなことないわよ////あいつブリのことしか頭にないんだから!」

恵「ふふ。今にわかるわ♪」

ティオ「//////////」

恵「ティオ。元気でね。」

ティオ「恵も。」

 

いざ、さらば。

 

つづくかも…?

次回、更新日:12月26日(火)

※次回、最終話です。

いつもSS記事を読んで頂いてる皆さんへ。

「あにZねす」が今年で3週年。そしてガッシュSSも1周年…。(ながっ!!)
今年でラストまで書き上げるぞー!
今後ともよろしくお願いします。

とりあえず、最終まで構成は完成しているので、あとは書くだけなんですけど…。毎回予定通り更新できず本当すみません…。

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