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本編よりも面白い!? ライターの個人的おすすめ【外伝漫画】5選!

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常日頃私達を楽しませてくれる数々の物語達。日本は漫画大国と呼ばれるだけあって、他の国とは物語の数が一線を画しているというのは容易に想像できますね。

多種多様な物語がある中で、メインとなる部分とは別に物語の裏側を描いたものや各キャラクター達に焦点を当てて本編とは別に描かれた物語の事を外伝と呼びますが、日本に大量にある漫画作品においてもその数に比例するように数多くの外伝作品があります。

もちろん外伝作品といえばより本編を楽しむ為のスパイス的役割を担うモノもありますが、中には「本編より面白いのでは?」と感じてしまうモノや、元は外伝でありながら本編よりも人気が出た結果独立した作品となったものなど、外伝と一言でいっても中々に奥が深いと言えます。

そこで今回は数ある外伝漫画からライターの個人的おすすめ作品5選として外伝漫画を特集していきたいと思います。

上記画像やサムネで既に出落ち感満載ではありますがお楽しみくださいw

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バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-

まず最初にご紹介するのは「バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-」です。

原作はご存知週刊少年チャンピオンにて大人気連載中にして同誌の看板作品である「刃牙道」。

本作はバキシリーズにおいて屈指の人気を誇るヤクザ花山組二代目組長にして日本一の喧嘩師・花山薫を主人公にした物語となっています。

内容はというと本編では殆ど語られる事のないヤクザとしての花山薫が描かれていて、ヤクザ同士や秘密結社との抗争からオフの日の花山薫まで、花山ファンには堪らない作品となっていますよ。

途中休載もありましたが現在は別冊少年チャンピオンにて連載中で7巻まで刊行です。

ちなみに…

本編との具体的な時間軸が明記されていない為詳しくは不明なのですが、本作第12話以降、花山の頬に死刑囚・スペックから受けた傷跡(銃弾を口に入れられ、爆発させられた痕)があります。
 何とも芸が細かいと思うかもしれませんが、こういった細かい描写がキャラ愛なのですよw

DAYS外伝

出典:PR Times

続いてご紹介するのは、現在週刊少年マガジンで大人気連載中の高校サッカー漫画「DAYS」より「DAYS外伝」です。

バキ外伝がキャラクターの裏側にスポットを当てたモノならば、こちらはキャラクターの過去にスポットを当てた外伝作品になります。

現在2巻まで既刊となっていて、スポットが当たるキャラクターは1巻が作中でも人気の高いトップ下の君下。2巻が臼井、灰原、速瀬の3年生トリオとなっています。

DAYS初の公式スピンオフ作品というだけあって宣伝にもかなり力を入れている為何処かの広告で目にした事はあるかもしれませんが、内容は広告量を裏切らない秀逸の一言。

DAYSファンなら必読の作品ですよ!

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話

聖闘士星矢』と言えば日本の漫画界、アニメ界両方においてもはや伝説といっても過言ではない作品ですが、実は聖闘士星矢は派生作品がかなり多い作品としても知られています。

続いてご紹介するのはそんな多くの派生作品の中から「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」になります。

本作は聖闘士星矢本編の243年前に起こったとされ設定のみ存在していた冥王ハーデスとの前聖戦を描いた外伝作品になります。

243年も前の物語という事で本編から登場するのは天秤座の童虎に、本編では『サガの乱』で殺害された教皇で直接的に登場したのは最終ハーデス編からとなる牡羊座のシオンの二名。それ以外はアテナからペガサスに至るまで全て別キャラクター。

しかしこれがかなり面白い! 個人的には本編よりも好きかも知れないと感じるほど面白いの一言!

また、2009年より制作されたOVAが全26話ある為漫画だけではなくアニメの面からでも本作に入れるというのはかなり強い要素と言えますね♪

ちなみに…

リアルタイムで聖闘士星矢本編が流行っていた年代には12星座といえば各黄金聖闘士の姿が頭に浮かぶかと思いますが、中でも蟹座といえばかなり不評であったのは否めません。しかし、本作の蟹座は一味も二味も違いますので、是非とも蟹座の人は読んでみる事をおすすめします。
 本作の蟹座の格好良さは最高です♪

金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿

続きましては日本の推理漫画といえば必ずと言っていいほど名前があがる推理漫画の金字塔「金田一少年の事件簿」より「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」になります。

本作を読んでいの一番の感想は「そう来たか!」と誰もが思ってしまうような外伝作品。

内容はこれまでに金田一一が解決した事件を犯人視点で紐解いていく作品となっていて、主人公はなんと今までに登場した犯人達。これだけ聞くとそう大した印象がないかもしれませんが、

このように、原作を読んだ事がある人なら読み始めから爆笑必死の作品となっていますw

スマホアプリ『マガポケ』にて『オペラ座館殺人事件』『学園七不思議殺人事件』『蝋人形城殺人事件』『秘宝島殺人事件』を連載して1巻が刊行されたのですが、あまりの人気に現在もシーズン2として連載の続投が決定したという程の傑作…いや怪作ですw

ただし、原作を読んでいないと本作の面白さは半減どころの話ではない為、興味がある方はまずは本編を読んでからお読みください、と注意喚起をしておきますw

中間管理録トネガワ

最後にご紹介するのは実写映画にアニメにパチンコ・パチスロと幅広い展開をしている大人気タイトル「賭博黙示録カイジ」の登場人物の1人・利根川幸雄を主人公とした「中間管理録トネガワ」です。

本編ではその悪どさで主人公であるカイジ達追い詰めるボス的ポジションの一人にあたる利根川ですが、本作では帝愛グループ幹部であるために暴君・兵藤会長のご機嫌を最も身近で気にしなくてはならず、しかも大勢いる部下(黒服)達にも気を廻らせなければならない中間管理職である利根川の苦悩と葛藤が描かれています。

丁度一年前の12月に『このマンガがすごい!2017年』のオトコ編1位を受賞した面白さは伊達では無く、キャラものとしても、1つの作品としても、また本編を彩る外伝作品としても秀逸な珠玉のギャグ作品になっています。

ちなみに…

『中間管理録』とタイトルにあるように、作中では中間管理職ならではの問題が山ほど出てきます。ギャグなので「そんな事あるか」と思う部分もあるかもしれませんが、多くの部分では中間管理職で苦労している人ならば「分かる―w」とついついニヤけてしまう事もあると思います。
 これってそのまま本作の読者層でしょうか?

まとめ

例の如くランキングでは無いのでご紹介した順番に特に意味はありませんが如何でしたでしょうか?

  • バキ外伝 疵面 -スカーフェイス-
  • DAYS外伝
  • 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話
  • 金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿
  • 中間管理録トネガワ

こうして見るとチャンピオン勢とマガジン勢に二分されていますね。

今回ご紹介した作品以外にもチャンピオン・マガジンは外伝作品が比較的多い半面、実はジャンプ系列の作品は外伝作品が少ないという傾向があります。

出版社の意向も多分にあるとは思いますが、一ファンとしてはジャンプ勢の外伝作品をもっと読みたいとも感じますね。

皆さんが気になる作品はありましたか?

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