テレビアニメ

本当に女児向け?【プリティーリズム・レインボーライブ】とは

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puririzu

プリティーリズム・レインボーライブと出会ったのは、もはや運としか言いようがありません。

たまたまその時期にあまりアニメを見ていなかったので、暇つぶしに探してみたら見つかったという感じでした。

プリティーリズムはもともとシリーズ化していて、これはその3作目、もともとは女児向けの筐体ゲームです。

ゲームの販促として放送したものですが、その内容は、想像を絶するものがありました。

 

簡単なあらすじと初見時の感想

最初に見た感じでは、可愛いを売りにしているアニメなのかと思っていましたが、その感覚は、10話位で覆され、24話で砕け散りました。

そして、最終話には涙を禁じえませんでした

このアニメはきちんとストーリーを描いている

小さい女の子でも分かるように話が展開していくのは仕方がないにせよ、細やかな伏線や、キャラクターの心情描写、言葉選びのセンス、全てにおいて、並みの作品ではできないものばかりです。

これを女児アニメだから見ないというのは、あまりにもったいない

reivolive

本作では、主人公が、職業体験学習でプリズムストーンという店の店長になったところから始まります。

世界中でプリズムショー(フィギュアスケートに近い競技。スケートしながら歌って踊る。ダンスの傾向は人によって異なり、大きく分けて、ラブリー、ポップ、クール、セクシー、エスニック、フェミニンなどの属性がある。また、何にも属さないスターという属性もある。男子と女子とでは、ショーの傾向が全く異なっていて、男子よりも女子の方がメジャーである)というのが流行っていて、主人公はこのプリズムショーを通じて様々な人たちと出会い、成長していくという物語です。

puri

ただ、女児アニメだというのに、キャラクターを本気出して貶めたり、ライバルの方が主人公らしかったりするアニメなんてそうそうないと思います。

 

キャラクター

主要キャラクターを軽く紹介していきます。主人公チームとライバルチームが有る。※公式ガイドブック参照

?プリズムストーン編?

purizumu

彩瀬 なる

ayasenaru

本作の主人公。幸せな家庭で育った、ごく普通の中学二年生明るい性格で、ものごとを深く考えないことが多い

音楽の色を見ることができる。プリズムストーンでは店長も務める。

 

福原 あん

fukuharaan

彩瀬なるとはクラスメイト。成績優秀、運動も得意。プリズムショークラブで部長をしており、後輩からの信頼も厚い。特別な力として、

音楽の味を感じることができる。プリズムストーンではスイーツ作りを担当。

 

涼野 いと

kyonoito

綾瀬なるとはクラスメイトだが、人を寄せ付けないような態度を取るため、周りからは怖がられている。周りには自分のことを「クロス」と呼ばせている。特別な力として、音楽の熱を感じることができる。プリズムストーンではメイク担当。

 

りんね

rinne

プリズムワールド(様々な世界に広がっているプリズムの煌きの源となっている世界のこと)からやってきた謎の少女

この世界に来た時に記憶をなくしてしまい、感情表現が薄く、何事にも関心を表さない。逆に、プリズムショーでは一変して、生き生きとした表情で演技する。

 

エーデルローズ編

ro-deruroze

蓮城寺 べる

renjyoujiberu

エリートプリズムスター養成するアカデミー「エーデルローズ」でトップに君臨する少女。一通りの楽器が弾け、フランス語、ドイツ語、スペイン語も堪能。

完璧主義で、時には無理しすぎてしまうことも

 

小鳥遊 おとは

takanashiotoha

べると同じく、エーデルローズ所属。プリズムショーはあまり得意ではないが、べる達に教わりながら一緒にチームを組めるまでに上達した。「メルヘン」が口癖

 

森園 わかな

morizonowakana

エーデルローズではべるに次ぐナンバー2の実力の持ち主

会話では語尾に「にゃ」を付けた、軽口をたたいて相手を挑発することも多い。べるとは何かと退屈いないという理由で行動を共にしており、退屈しのぎに自らトラブルを起こすことも。

 

このアニメを通して見て

このアニメは、私のアニメ観を変えた作品と言っても過言ではないです。

もともとはストーリーの大筋だけを見て楽しむくらいだったのですが、ストーリーや伏線、構成なんかを見るようになったのは、このアニメを見てからだと思います。

同じアニメを何度も見るなんてことはほとんどない私でしたが、このアニメは、見るたびに新しい発見があって、飽きが来ず、何度も見返してしまいました。シリーズ最後というだけあって、ストーリーは練りに練ったらしく、シリーズ通して監督を務めた菱田監督は公式ガイドブックにて「これ以上を出せと言われても出せない」と語っていました。

このアニメは、きっとこれから始まる物語なんだなと思います。

主人公のなるがりんねに出会って、仲間と出会って、ライバルたちと出会って、最後に、普通の中学生から主人公になるための物語

puritelili

なぜこう思ったかというと、ライバルのべるの方がよっぽど主人公していますし、なによりストーリー自体が、なるというキャラクターが普通の中学生から主人公になるために用意された試練のような気がするのです。

最初と最後の対比も素晴らしい。なるというキャラクターが同成長したのか、ひと目で分かります。

一番面白いアニメはと聞かれたら、私はこのアニメを推すでしょう。このアニメを知らないのはもったいない。

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