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【中華一番!】あの伝説の料理漫画が18年振りに帰ってくる! 今こそあの熱気を思い出してみよう!

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以前からかつて人気を博した漫画作品の続編が発表されるという事は多くありました。ここ最近でもそうした流れというものは途切れる気配が無く、むしろweb漫画やスマホ用の漫画アプリが普及するにつれてこれまでよりも一層流れが加速したとも感じます。

今回ご紹介する漫画作品もそんなかつて人気を博した作品の一つとなっていて、遡る事22年前の1995年から週刊少年マガジンで連載が始まり、掲載誌をマガジンSPECIALに変えて1999年まで連載していた筋肉系バトル料理漫画「中華一番!」がこの度18年振りに装いも新たに帰ってきます!

タイトルは「中華一番! 極(きわみ)」。

本作から数10年経って次世代へと移る続編作品もある中で、当時と同じくマオやメイリィにシロウとまた会う事が出来ます。

ただ、18年も前の作品なだけに当時見ていた人も記憶が薄れているでしょうし、もちろん当時生まれてもいなかった世代がいるかと思いますので、今回は新旧まとめて『中華一番!』という作品そのものをご紹介していきたいと思います。

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中華一番!って?

出典:eBookJapan

本作は1995年から週刊少年マガジンにて連載を開始した小川悦司氏の漫画作品となっています。

少年マガジンでの連載はそのままのタイトルですが、掲載誌をマガジンSPECIALに変えて連載終了するまでは『真・中華一番!』のタイトルで1999年まで連載を続けました。

基本的に無印と真で大きな変更点は無かったのですが、話しの流れ的には無印が中国料理界の最高位である特級厨師に焦点が絞られた物語となっているのに対して、真では特級厨師となったマオが中国料理界に暗躍する『裏料理界』と、千年前に隕鉄から作られたと伝わる伝説の厨具をめぐる冒険物語となっています。

当時の料理漫画と言えば1つのジャンルに限定しないでオールマイティなジャンルである事が多かったのですが、広大な中国大陸と多様な民族性からくる中華料理はジャンルを一つに絞っても十分に料理漫画が成立するものでした。

また、本作といえば実食の際の派手なリアクション奇抜な調理方法、そしてギャグ漫画に引けを取らないテンションの高さで当時の漫画ファンからすればある種伝説の料理漫画として捉えられています。

ちなみに…

本作が連載していた1995年~1999年というのはマガジン的には部数をライバル誌である少年ジャンプを抜き、看板作品である『金田一少年の事件簿』や『GTO』といった作品が次々とドラマ化を決めてヒットするなど、第2次黄金期とも言えるほどの充実した時代でした。

ここが凄いぞ中華一番!

出典:PROJECT6

本作が伝説的とも言われる所以が数多くあります。

  • 料理漫画でありながら筋肉ムキムキの漢臭いキャラクターが多く登場する
  • まるでファンタジーのようにアクロバットな調理方法やストーリー展開をする
  • 料理漫画でありながら料理以外でも普通に人死にが出る

といった特徴があり、ともすれば色ものとも取れてしまう作品ではあるのですが、これらの料理漫画としては異質とも言える展開や表現も非常に高いテンションによってなぜか引き込まれてしまうというある種不思議な作品とも言えます。

こんな常識では考えられない料理や、

妙に劇画調で力の入った場面も、本作からしてみれば実に当たり前の光景ですw

TVアニメもガッツリやってました!

出典:YouTube

本作は1997年から全52話でTVアニメも放送されています。

基本的には原作漫画の進行に沿った形式となっていて、放送終了時も連載が続いていた事から物語の全てをアニメ化したわけではないのですが、個人的にはアニメ版も原作に負けじ劣らず面白かったと記憶しています。

また、料理作品のアニメ化においてよくある現象として原作よりもリアクションが過剰になるというのは本作においても適用されていて、ただでさえテンションの高いリアクションをさらに強化したアニメ版はもはや料理アニメというよりもギャグアニメに近いものがありますw

ちなみに…

TVアニメも放送された本作ですが、2005年に中国で実写ドラマ化されています。実はあまり知られていない事なのですがこちらは中国国内だけではなく翌年2006年の秋には日本国内でもビデオ化されています。
見てみたいと思うのは怖いもの見たさでしょうかw

さらにパワーアップ!?な正統続編「中華一番! 極」

出典:MANTANWEB

11月より隔週で連載される事になった正統続編『中華一番! 極』。

こちらの作品が掲載されているのは週刊少年マガジンの無料漫画アプリ『マガジンポケット』になっています。丁度私自身もマガジンポケットをインストールしてあったので1話を見てみた感想としては、18年の時を超えてなお勢いが衰えていませんでした。

それどころか物語冒頭の筋肉シーンは電車の中で思わず吹き出してしまいそうになるほどインパクトがあり、衰えているどころかパワーアップしているとさえ感じました。

まだまだ連載が始まったばかりなのでこれからマオがどのような冒険や出会いをしていくのかは分かりませんが、当時の作品を読んでいた人はもちろんの事新規の人も楽しめる事請け合いだと感じます。

最後に

料理漫画としてはかなり異色な部類に入る本作ですが、その面白さは連載終了して18年経った今でも色褪せる事がありません。

最近では週刊少年ジャンプで大人気連載中の『食檄のソーマ』を筆頭とした新世代の料理漫画が数多く存在していますが、そんな中で往年の名作が復活して、なお且つ以前と変わらぬエネルギーを放っているというのは何処か嬉しく感じますね。

皆さんもこの機会にぜひ中華一番!を読んでみて下さい。

もしかしたら影響されて本日のご飯は中華になってしまうかも?

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