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【METAL GEAR SURVIVE】小島監督不在で炎上中の名作シリーズ最新作って実際のところどうなの?

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ゲーム選びにおいてどこの会社が制作したかというのはとても重要なポイントですが、それと同様、もしくはそれ以上に重要なのは制作の指揮を取っているのは誰かというのがありますね。

例えば有名な制作責任者として思い浮かべるのはマリオやゼルダの生みの親である任天堂の宮本 茂氏が上げられます。そしてメタルギアシリーズの生みの親であり熱狂的なファンがいる事で知られる小島秀夫氏(以下小島監督)もその一人であると言えます。

そんな小島監督の代表作であるメタルギアシリーズ最新作「METAL GEAR SURVIVE」が年明けの2月21日に発売が決定していますが、この最新作は2015年に小島監督がコナミを退社している為一切関わっていない作品である事も周知です。

元々熱狂的なファンの多いシリーズなだけに今作は賛否両論というより否の方が圧倒的に多く、発売前にも関わらず炎上とも言える状況に陥っています。

そこで今回はそんなある意味で話題の「METAL GEAR SURVIVE」についてご紹介していきたいと思います。

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メタルギアだけどメタルギアじゃない?

メタルギアシリーズといえば周知のイメージとして数々のミッションを隠密行動でクリアしていく『ステルスゲーム』という印象が強いと思います。

しかし、上記のティザーPVを見てみると今回の「METAL GEAR SURVIVE」は随分とステルスとは離れたゲームという印象を受けます。

しかしそれは当然とも言え、今作は正式なメタルギアシリーズのナンバリングタイトルという訳ではなく、5の設定等を使用したスピンオフ作品としての立ち位置となっている為ジャンルも『サバイバルアクション』とされています。

肝心のストーリーとしては『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』終了後から始まって、マザーベース崩壊時に巨大なワームホールが発生し、まるでバイオハザードに出てくるゾンビのようなクリーチャーが徘徊する異世界に転移した一般兵たちのサバイバルが描かれる、というもの。

出典:Game*Spark

各種情報をのぞいてみるとゲーム中の雰囲気は海外ゲームによくあるオープンワールド形式のアクションアドベンチャーの色が濃く、近いゲームとしては世界的に人気の高い『Falloutシリーズ』と日本の代表的なホラーアクションアドベンチャー『バイオハザードシリーズ』を足して2で割ったような印象を受けますね。

ちなみに…

シリーズのスピンオフ作自体は以前から数多く制作されてきました。PSPで発売された『メタルギアアシッド』などやモバイル版のゲームがこのポジションになっています。

批判や炎上が続いているのはどうして?

出典:IGN Japan

批判や炎上の理由はやはり2015年に小島監督がコナミを退社しているにも関わらずメタルギアの名を冠した作品を出した事が大きいでしょう。

一部では『小島教』と呼ばれてしまうほど熱狂的なファンがいる事でも知られる小島監督が抜けてしまった為小島監督が関わっていないメタルギアというだけで拒絶反応を起こす人もいると思います。

しかしそれはあくまで熱狂的なファンにおいてで、せめて作品としてしっかりとこれまでのシリーズの精神を受け継いでいればこれほど批判的な意見が出る事は無かったのかもしれませんが、出来上がってきた作品映像や開示される情報はシリーズのファンも納得できない出来となっているようです。

加えて、かねてよりコナミと同社に在籍するクリエイター達の確執も各所で報じられており、そういった企業に対する不満もファン感情に拍車を掛けている可能性も大いにありますね。

また、本作がオンライン専用タイトルであるというのも地味に低評価に繋がっていると考えられます。

ちなみに…

前項のティザーPVをもう一度見て頂くと良く分かるのですが、視聴回数は20万を超えている中、高評価は僅か300~400。対して低評価に目を移すと驚きの7000オーバー!
こうやって数字で見てみるとゲーマーの本作への評価というものが垣間見えます。

シリーズを抜きにして一つの作品としてはどうなの?

上記は公式のデモプレイ動画なのですが、メタルギアシリーズという事を抜きにして一歩引いた冷静な目で本作を見てみると、作品自体はそれ程悪くはないというのが個人的印象です。

例えば本作ではサバイヴの名に相応しく飢え、乾き、怪我、病気といったサバイバルにおいて重要な要素もしっかりと盛り込まれています。

またワームホールで異世界に跳んでしまうというぶっ飛んだ設定は一旦目をつぶってFalloutシリーズのような未来の世紀末世界や、未開の無人島といった舞台で考えるとわりとすんなりと受け入れられます。

加えて拠点設置や装備のクリエイトなどのやり込み要素もある為、海外のオープンワールド系アクションゲームが好きな層にはわりと受けるのではないかと考えられます。

……こうなると尚更メタルギアで出す必要が無かったとも言えますねw

ちなみに…

以前はオープンワールド系のゲームといえば海外のタイトルばかりに目が行ってしまいましたが、ここ最近は日本のタイトルでもオープンワールド形式を取るゲームが増えてきました。
 分かりやすい所で例を出すと今年のベストヒット作品としても上げる事のできる『ゼルダの伝説Bow』もオープンワールド形式のゲームとなっています。

最後に

出典:Twitter

炎上とも言える批判的な意見や評判は現状鎮静化する流れは全く見えません。

むしろ肝心の発売日は2018年2月21日ですのでまだ2ヵ月以上あるのですが、ゲームにおいて2ヵ月でどうこう出来る事などそれほど多く無い為これからますます増加していく可能性も大いにあります。

しかし前項でもお伝えしましたように、ゲームの出来としてはそこまで悪いものではない為、これまでのファン層とは違う層にある一定の需要があるのではないかと考えられます。

『METAL GEAR SURVIVE』貴方は買いますか? それとも買いませんか?

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